見出し画像

ビール好きが、ビアボールとホッピーを飲んでみた。

八月。

子どもたちは夏休み。大人である私は、いつもと変わらずに日々働いている。ロングバケーションなど、私にはない。しかし季節は、夏。ビールがおいしい季節。毎日ビールを飲みたいという感情を抑えようと努力する日々。そうだ。今は夏ではないか。私の夏休みはわずかしかないが、夏にしかできないことをやってみよう。

ということで、全く脈絡なくビアボールとホッピーを買ってきた。

ビールテイスト飲料を飲むくらいなら、ビールを飲めばいいじゃないか、と正直思っている。しかし、飲料メーカーがわざわざビールに似せた飲料を作り売っているということは、きっと美味しさと自信あるのではないか、と私は思った。


ビールテイストな飲料 VS 私


夏の戦いが、ここに開幕する!



注)以下は個人の感想です


ビアボール VS 私


ビアボールはビールを濃縮したアルコール飲料。ビールそのものである。アルコール度数は16%。ビアボールの基本的な飲み方は、氷を入れて、炭酸水や他のドリンクで割って飲むというもの。イメージ的にはビールの原液を薄めて飲むといった感じだろうか。

カルピスだったら、原液を薄めて飲むよりペットボトルのカルピスの方が飲みやすいと思ってしまうタチだが、果たしてビールの原液はどうだろうか。

フォントがかわいい。デザインが好き。まずはポイント高し。冷蔵庫に入れておきたい。

サントリーの商品らしく、割り材にサントリーの飲料を勧めてくる。商売上手。もちもちのロンロンで、私はペプシとCCレモンも買った。

まずは、炭酸水で割ってみる。
どうも割る順番を間違えたようだ。イラストだと下にビアボールが沈んでいたので、先にビアボールを入れて炭酸水を入れて割った。泡立たない。ビアボールを後から入れると泡立つようだ。味は、あっさりとしたビールと言ったところだろうか。

クセがなくて飲みやすい。さっぱりとした印象。ビールっぽいけど、ビールではない。

ペプシと割ってみた。
ペプシゼロしかなかったので、ペプシゼロと割る。あっさりしたディーゼル(ビールのコーラ割)。

CCレモンと。
美味しい! ちょっと栄養ドリンクっぽい感じがする。CCレモンにコクが出た感じがする。なんか好き! ビールに飽きたら、合間に挟みたい!

次にレモンスカッシュ。ここでネットで割り方を確認して、ビアボールが後入れだと知る。しかし、後から入れたビアボールが混ざらない。そのため、グラデが美しい飲み物となった。


結論
炭酸水で割る時は、割合によって味が変わるのだろうが、ビールよりもあっさりしている印象を受けた。あっさりしているので、ビールがそこまで好きじゃないけど一口ぐらい飲みたいなぁという人には合うのかもしれない。私にはちょっと物足りなく感じた。割り材がジュースだと、ビールのカクテルの感じがして美味しい。一本あれば、色々試せるので、家に置いておいて損は無いかもしれないなぁと思った。割り材を色々試してみたい。


ホッピー VS 私


ホッピーとは、麦とホップと酵母で作られたビアテイスト飲料。アルコール度数は0.8%。こちらは一般的に焼酎と割って飲むのがスタンダードのようだ。低カロリー、低糖質、プリン体ゼロを謳った商品。

ネットで調べた情報によると、甲類焼酎で割ると良いと書かれてあった。オススメとされているキンミヤ焼酎もホッピーと併せて購入。グラスとホッピーと焼酎をキンキンに冷やすこと、とのことだったので、全てを冷蔵庫に入れ、しっかり冷やす。

昭和感のあるパッケージと、蓋が王冠なのがいい。王冠を開けるのが楽しい。

こちらは焼酎を入れてから、ホッピーを一気に注ぐというのが推奨されていたので、そのとおりに作る。

焼酎を入れてからホッピーを一気に注ぐと、キレイに泡立った。ビールっぽい見た目。完全にビールやろ、と思って飲む。ビールっぽいけど、ビールとは違う、こちらもさっぱりした印象。

その日の晩御飯であった豚バラのネギ塩炒めを食べてからぐいっとホッピーを飲む。

うっま!

なんだろう。邪魔しない感じ。めっちゃグビグビいけるぞこれ!

私は思わず首を傾げた。

再び豚バラを口に放り込み、ぐびりとホッピーを飲む。やっぱり合う。ホッピーは、ツマミと一緒に飲むのがいいのかもしれない。

今回はスタンダードっぽいホッピーを選んでみたが、黒いホッピーや他の種類もあるようだ。焼酎以外にもジンなどの他のお酒で割ることもオススメされていた。その日、私はホッピーを夫と私の各1瓶しか買っていなかった。1瓶で一杯しか作れなかったので、他の飲み方は試せず。



結論
カロリーや糖質を気にしつつも、ビールや食事を楽しみたい時に飲むと罪悪感が薄れる上に、グビグビ飲めてしまう。キンミヤ焼酎が推奨されているが、ジンなどでも美味しいらしい。キンミヤ焼酎を凍らせたものでホッピーを作るとうまいと読んだので、こちらは是非とも試してみたい。シャリシャリのホッピーってどんなやろう。


まとめ


個人的には、どちらもあっさりとした印象を受けた。あくまでもビールテイストということを前提に、飲み進めるべき飲み物だと個人的に思った。ビールの代替というより、別物として飲む、みたいな。

見た目がビールに近い(ほとんどビール)ので、どうしても口の中がビールをイメージして飲んでしまって、口の中でビールとの比較を始めてしまったのだが、それはビアボールやホッピーに失礼な気がする。ビールだと言っていないのに、ビールじゃないと否定するのは、明らかに論点がずれている気がした。

とはいえ、ビアボールもホッピーもキンキンに冷やして飲むことを推奨されている。おいしく飲むためには、冷たさが必須条件な商品であることは間違いないのだろう。それはやはり、ビールにあるようなコクや旨味が少ないのではないかという気がしている。

一口目のビールは冷たいものが好みだが、個人的にはぬるくなったビールを美味しくないと感じることはなく、最後まで美味しくいただくことができる。缶ビールや瓶ビールは、冷蔵庫から出してすぐ、そのまま美味しいものが飲めるのだが、ビアボールやホッピーは、美味しく飲むために色々冷やしたり、割るための飲み物を用意しなければならない。

この点を考えると、手間がかかるので、個人的には、ビールテイスト飲料をわざわざ飲むことはないかもしれない。

しかし、ビアボールにはビアボールの、ホッピーにはホッピーの良さがあることは想像に難くない。まだ私はこの二つの商品に手をつけたばかりなので、まだこれら商品を語れるほどの知識がないことが残念だ。今回はビールテイスト飲料の上澄みをすすったに過ぎないのだろう。これを読んだビールテイスト飲料通の方があれば、是非ともオススメの飲み方を教えていただきたい。


ビールテイスト飲料を制してこそ、ビールを制することができるのではないか。




何を言いたいのかはよく分からないが、名言を生み出せなかったことだけは、私にもわかる。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?