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新刊『全部でGIGAやろう』の内容を小出しで発信しています。
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#さるGIGA

Teams『課題』Classroom『授業』で課題をデジタル上で回収、評価、返却する。

Teams『課題』Classroom『授業』で課題をデジタル上で回収、評価、返却する。


教師の仕事を煩雑化させる仕事の一つが、提出物の管理ではないでしょうか。大量のノートを回収し、点数やABCを紙の補助簿に転記し、花丸やコメントを書く。そして子どもたちに返却・・・こうやって書き出すだけで目眩がしてきそうです。その仕事、全部デジタルでやってしまいましょう。

❶『課題』『授業』で個別提出

Teamsの『課題』、Classroomの『授業』を活用することで、デジタル上で子ども達の成果

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GIGA時代の乾きもの仕事

GIGA時代の乾きもの仕事

生もの仕事と乾きもの仕事とは
一年を通じて、仕事を『乾き物仕事』と『生もの仕事』とに分け、学期中に『生もの仕事』を、長期休み中に次学期の『乾きもの仕事』をするという仕事の回し方が重要です。

『生もの仕事』とは、タイムリーにしないと、質の保存ができない仕事のことを指します。評価や会計がその代表格です。

『乾きもの仕事』とは、事前にやっても質の保存ができる仕事のことを指します。一概には言えませんが

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トレードオフ〜殻を脱ぎ捨てる〜

トレードオフ〜殻を脱ぎ捨てる〜

トレードオフとは?
トレードオフと言う言葉をご存知でしょうか。

これは、こちらを立てればあちらが立たずといった状態を示すものです。どちらかを諦めることでどちらかを確実に勝ち得ていく、そういったトレードオフを前提とし選択と集中をしていくことがICT活用でも大切になってきます。しかし、このトレードオフと言う考えは学校が最も苦手とするものだと感じています。例えば新たなAという取り組みをしようと言う提案

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ICT×歌リコーダーテストのイノベーション

ICT×歌リコーダーテストのイノベーション

I

高学年でも恥ずかしくない同期録音式歌テスト

音楽の授業における歌テストって、特に思春期真っ只中の高学年の子どもにとって、ものすごくハードルの高いものだと感じます。大人だって人前で話すってものすごくプレッシャーですよね。そういった問題を解決するためのイノベーション「同期録音式歌テスト」を発見しました。

方法は極めてシンプルです

① 教室で伴奏を演奏、もしくはCDを流す

② 子ども達は自

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Padletでできること〜完全版〜

Padletでできること〜完全版〜

Padletとは?
最近静かなブームになりつつあるPadlet。みなさんもぜひ教室で使ってみてはいかかでしょうか? 使い勝手抜群のアプリなので強くお勧めします。

Padletとは教育用掲示板にカテゴライズされるアプリで、教育現場で活用することに特化されています。Google、Microsoft、Appleのいずれかのアカウントがあればログインすることができます。またアプリではなくブラウザでも遜色

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動く学級通信の作り方

動く学級通信の作り方

ここ2、3年、コロナの影響で参観等の機会が激減した学校が多いのではないでしょうか。

私の所属してきた学校も同様で、一年を通じてほとんど子どもたちの姿を見てもらう機会がない状態でした。学級通信を出すのですが、やはり白黒写真とテキストだけではなかなか伝わりづらいものです。

そこで昨年度末から『動く学級通信』を作り始めました。QRコードを活用し、家庭のスマホやタブレットで読み取ると教室での子どもたち

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発達段階に応じたiPadでの3つの文字入力の方法

発達段階に応じたiPadでの3つの文字入力の方法

タイピングはできるだけ早期にスタートを

これまで手書きが99%を占めていた学校において、一人一台のタブレットによりその在り方が大きく変わろうとしています。単純に手書きよりもスピードが速いこと、そして修正が容易なことから、タイピングの有用性は明らかです。手書き文化が大切という意見はもちろん尊重しますが、タイピングには計り知れないメリットがあるのでできるだけ早い段階で身につけさせることが大切だと考え

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Numbers×GIGA

Numbers×GIGA

Numbersとは

iPadで使うアプリの三種の神器、それはKeynote、Pages、Numbersです。

馴染みの深いMicrosoftでざっくりと表すなら
PowerPoint→Keynote
Word→Pages
Excel→Numbers
となります。

今回のnoteではおそらく最も使われていないであろうNumbersについて学校現場で実際にどう使っているかを紹介します。

所見シ

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