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愛を語る、色を語る

新作をつくる時、「定期的に使いたくなる天然石」というものがあります。

仕入れをする時にはいつも「前回と違った種類の天然石を」と思っているのですが、「この石、好きなんだよなあ」とついつい選んでしまうのです。

それはいくつかあるのですが、今回はその中から「フューシャピンクカルセドニー」について書いていこうと思います。

大好きな天然石に対する、私の熱い思いを読んでいただけたら、嬉しいです(笑)


「色の力」を感じる天然石

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フューシャピンクカルセドニーは、カルセドニーを染色してつくられている石です。

カルセドニー自体の持つ意味は「リラックス」。

不安や緊張に囚われそうな心を穏やかにしてくれることから、人間関係を良好にするとも言われています。

そんなフューシャピンクカルセドニーについて、私が最も魅力を感じるポイント。

それは、ハッとさせられるほど美しく、私の目を奪って離さない「色」です。

発色が本当に本当に美しく、見ているだけで思わずにやけてしまうほど(笑)

フューシャピンクカルセドニーについてブログを書くのなら、実物を見ながら書こう!と思って傍らに「Freedom」を置いているのですが…。

か、かわいい…!!!(やっぱりにやけちゃいます(笑))

ほんっとうに愛嬌のある、チャーミングな色をしているのです。

しかも「Freedom」や「HAPPY!」に使用したフューシャピンクカルセドニーには透明感もあって、それがほんのりセクシーな印象をも演出している。

私にとってフューシャピンクカルセドニーは、「女性らしさ」をギュギュッと結晶にしたような石なのです。

こんなにチャーミングで、セクシーさもある色を持っているのに、「リラックス」という意味が象徴しているように気取らず、気さくで、誰にでも笑顔で居てくれる。(※あくまでも私のイメージです(笑))

そんなフューシャピンクカルセドニーに私はいつでも虜になってしまうのでした(笑)


マゼンタに心を奪われる

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私は以前、定期的にオーラソーマに通っていたことがありました。

その頃に好きなったのが、「マゼンタ」という色です。

フューシャピンクカルセドニーの色も、この「マゼンタ」とほぼ同じ。

色には、様々な意味があります。

例えば黄色なら「自立」「自己主張」「好奇心」、赤なら「情熱」「行動力」「リーダー」など。

この「マゼンタ」の意味はというと、「無償の愛」「慈悲」「豊かな人間性」などがあります。

当時の私は普段ピンクを選ばないような人だったのですが、オーラソーマに行ったら無性に「マゼンタ」が気になって仕方なかった。

オーラソーマでは、まず直感でボトルを選ぶことから始まります。

棚にズラッと色とりどりのボトルが並んでいるのですが、その中には2色、または1色の色が付いたオイルが入っています。

ボトルの種類も豊富で、ホームページを拝見したところ、その数は118種類もあって。

その中から、パッと目に飛び込んでくる色の入ったボトルを選ぶのですが、当時の私の目を奪ったのが、「マゼンタ」だったのです。


「愛」の色

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「いつもの私なら、こんな主張の強い色、しかもこんな強いピンクなんて選ばないのに…」

その時、そんな感想を抱いたことを覚えています。

なぜ「マゼンタ」を選んだのか、自分でもよく分からなかったのです。

でも、今なら分かる気がします。

「やっと自分に愛を注げるようになったから」なんだって。

あの頃の私は「自分ではない誰かになろうとしていた人生」から、少しずつ「私らしさを大切に生きる人生」にシフトし始めていた時期に居ました。

私にとっての「自分ではない誰か」になろうとするということは、自分の心が「ああしたい」「こうしたい」と感じたことを抑え込むこと。

世間的に良さそうなこと、親が好んでくれそうなことを優先するということでした。

でも「マゼンタ」が気になりだした頃は、そんな考え方から抜け出して、自分の心の声に耳を傾け、行動に移してあげるようにしていた。

自分の外側の声ではなく、内側の声を大切にするようになっていたのです。

今まで無視していた「私」に、愛を注げるようになったということ。

私の思考と行動の変化が「マゼンタ」という色になって表れた。

今は、そんな風に理解しています。


色のご縁、石のご縁

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前述した通り、カルセドニーには「リラックス」という意味があります。

心を穏やかにして緊張から解き放ってくれたり、誰かと接する時に寛容な心で居られるようにしてくれたり。

そんなカルセドニーに色の力、つまり「無償の愛」「慈悲」「豊かな人間性」が加わって、「フューシャピンクカルセドニー」という存在が成り立っていると、私は考えています。

実は、私の本名も「愛」なのです。

だからこの色の持つ「愛」という意味が、本当に好きで。

私は今やっと、心穏やかに、自分に愛を注ぎながら、心地よく生きられるようになりました。

フューシャピンクカルセドニーは、そんな私の生き方、心の変化を表す天然石。

だからこそ、今日も心が強く惹かれる存在なのだと感じています。


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