いろどり

「いつも笑ってるいろどりさん」にこにこの裏で、実は適応障害を抱えている公務員。 こども…

いろどり

「いつも笑ってるいろどりさん」にこにこの裏で、実は適応障害を抱えている公務員。 こどもたちを支えるお仕事。「先生と遊ぶの大好き!」「先生待ってたよ!」 こどもたちに支えられてる、わたあめレベルのメンタルのセラピスト。

最近の記事

【適応障害入院日記】暇を謳歌する日曜日

24日目 何度か咳で目が覚めたものの、体調はかなりよくなってきた。 だるくないってすばらしい。 しかしまだ風邪症状がなくなったわけではないため、 デイルームには行けず、自室で過ごす。 土日は毎回思うが、とにかく暇だ。 午前はYouTubeで動画を見て、 午後は家から持ってきた、ちいかわの本を読み、星を50個折った。 入院してから折り始めたラッキースターは250個になった。 目標の500個まであと半分。 入院して変わったことは、テレビを見るようになった。 昔はテレビ

    • 【適応障害入院日記】開かれし扉

      23日目 体調は少しずつマシになりつつあるが、 一緒に気温がガンガン上昇していく。 「できるだけ部屋で過ごしてね」と言われ閉ざされた扉。 もはや熱中症になるつもりで過ごしていた。 バイタルチェックに来た看護師さんに「暑っ!」と言われる。 「ドア開けたくない気分かい?」と聞かれた。 はひ? こちらは風邪が落ち着くまでと言われ、従順に扉を閉めていたのだ。 「検査したんでしょ?これ暑くて逆に具合悪くなるよ。開けよう」と言ってくれた。 開けたい、今すぐ開けたい、全開でい

      • 【適応障害入院日記】しろくま、プーさんになる?

        22日目 昨日の夜は頭痛に、咳に、咽頭痛に、関節痛に散々で、 熱も38.1℃まで上がり、「こりゃ終わった」と思った。 朝は熱は37.0℃で微熱推移。 コロナ、インフルともに陰性だった。 夏風邪か、母襲来の疲労熱か…。 何より喉が痛くてご飯が食べられない。 水分ですら飲み込むのが痛い。 とりあえずコロナ、インフルではなかったから、 売店に行って飴ちゃんを買ってきた。 はちみつ100%のあめ。 5月に扁桃炎になったときに「喉にはちみつは効く」ことを実感したからね。 身

        • 【適応障害入院日記】入院して体調不良になるって?

          21日目 昨日の夜から突如体調不良。微熱に咳が止まらず、ゼーゼーヒューヒュー。 開放病棟にいるのに、ほぼ隔離状態。 外泊中はほぼ出かけてないし、多分疲れなんだよな。 今日はこれで。 今、私ができるのは「休む」こと。 できることを、一歩ずつ。 大丈夫だね。 ……………………………………………………………………………………………………… ◯今日のご飯 朝食 ・ご飯 ・みそ汁 ・小松菜の炒め物 ・納豆 ・牛乳 とても食べられる状態じゃない。みそ汁のみ。 昼食 ・和風ス

        【適応障害入院日記】暇を謳歌する日曜日

          【適応障害入院日記】おんぶにだっこの疲労感

          20日目 寝た。爆睡した。 朝まで起きなかった。 しかし、身体がだるい。動きたくない。何もしたくない。 朝ご飯の確認に看護師さんが来たけど、食べなかった。 ひたすら動きたくない。疲れた。 別に憂うつなわけでも、気分が落ちてるわけでもない。 ただ、疲れた。 けど、今日は午後からデイケア院内通所の日。 デイケアには行きたいが、そのためには午前のOT(作業療法)に出なければならない。 行きたいが、動きたくないという矛盾。 迷いに迷って……着替えと洗顔だけして、室内ウォークに

          【適応障害入院日記】おんぶにだっこの疲労感

          【適応障害入院日記】2日間の母との生活

          19日目(外泊戻り、家族面談) 久しぶりの自分のベッド。 あ〜〜とはなったけど、母が布団類を全部洗ったり、干したりしたから、 物の配置ができず落ち着かない。 ぬいぐるみも洗われて乾いていない。 日常使い用、外出用、安心用と分けているのに、 全部一緒くたにされて棚に突っ込まれている。 イライラしながらも仕分け直し、安心タオルを抱えて寝た。 しかし寝れない。 追加眠剤をもらってくるんだったと心底後悔した。 もったいないが頓服を飲んで寝落ちるのを待った。 母は朝の5時半からも

          【適応障害入院日記】2日間の母との生活

          【適応障害入院日記】初めての外泊

          18日目(外泊日) 残り数分のブラックペアンを名残惜しくテレビを消して、 ちゃんと消灯時間を守る従順な患者。 けど、気になるからか、朝は早く目が覚めた。 いつも通り朝ごはんを食べて、服薬して、 9時からの日勤引き継ぎが終わったら、一番目にバイタルチェックが来た。 「今はどんな気分?」と聞かれて、素直に「めんどくさい」と言った。 わざわざ母の送迎のための外泊って…。めんどいじゃん。 半月ぶりの自宅へ 電車を乗り継いで1時間半。 暑い。病院のあるところより、暑い。 タク

          【適応障害入院日記】初めての外泊

          【適応障害入院日記】読書は心の洗濯

          17日目 友人と会えてテンションが上がったからか、 はたまた火曜日に迎える家族面談への不安か。 日付が変わっても寝つくことができず、久しぶりの眠剤追加。 8:30に看護師さんに「いろどりさん〜、朝ごはんどうします〜?」と聞かれ、 「え!何時?!」と飛び起きた。まさか起こされるまで寝てたとは。 何にもない日にできたこと 午前中は眠くて眠くて眠くて… 結局、お昼までほとんど寝ていた。 前は追加した量を毎日飲んでも寝られなかったのに。 午後はどうしようかなと思ったが、 ふ

          【適応障害入院日記】読書は心の洗濯

          【適応障害入院日記】大切な人に会えるよろこび

          16日目 気になることがひとつ減ったからか、すごい寝た気がする。 7時に一回起きたけど、掛け布団をたたんでご飯まで二度寝した。 土曜だもん、いいもん。 友人が来てくれた! ネガティブの固まりのような私にも、友人がいる。 高校のときから一緒。進学でも一緒に都市部に出てきて、 そのまま進学した場所で就職した2人の友人。 学生のときはカラオケでオールしたり、 コスプレイベントに遊びに行ったり(私はカメラマンで) もちろんお泊まり会もしばしば。 社会人になってからは、さすが

          【適応障害入院日記】大切な人に会えるよろこび

          【適応障害入院日記】自分の言葉で伝えること

          15日目 ここ数日、目覚めは最悪だが、目が覚めるのは早い。 今日も7時には目が覚めた。 理由はわかってる。 気になることが解消されてないから。 安心の場所を失いたくない 一昨日、デイケアセンター長に呼ばれて、 「院内通所の目的を改めて先生と相談してほしい」と言われ、 院内通所ができなくなる危機に襲われた。 それが理由で昨日は一日中大荒れ。 朝早く目が覚めて、ふと思った。 「院内通所の利用計画を立てよう」 支援計画はこれまでアホほど書いてきた。 何を書いたらいいかは

          【適応障害入院日記】自分の言葉で伝えること

          【適応障害入院日記】泣いてぐるぐるして

          14日目 目が痛い。 消灯直後から小一時間泣いて、泣き疲れて寝たから。 朝ももちろん引きずってる。 朝ごはんは食べた。えらい。 看護師さんがバイタルチェックに回って来るまでのあいだに泣いてた。 気づいたらぽろぽろ。 看護師さんが来て、ひっくひっく。 作業療法は革工芸だったから行った。 工夫して作ったコースター完成。 しかし、レザーコートはあったけど、トコフィニッシュ(革の裏側や側面をツルツルにするやつ)がないとは…。 次はくまさんカードケースを作る。 あるものを駆使

          【適応障害入院日記】泣いてぐるぐるして

          【適応障害入院日記】逃げちゃだめ…逃げちゃだめ…

          13日目 昨日、午前中頭痛で寝ちゃったから、夜寝れないかなーと思ったけど、 昼寝(朝寝?)は私には関係ないことだった。 いくら日中に寝てても、夜もしっかり寝れます。 寝れないときはメンタルやられてるときです。 揺らぐ安心 午前は体操して、室内ウォークして、もはや日課のラッキースターを作って。 お昼に冷やし中華を食べてしあわせになって。 午後はデイケアとカウンセリング。安心。 デイケアでは時間いっぱいかけて、プラ板でイルカのモビールを作った。 浮き輪とシーグラスっぽいの

          【適応障害入院日記】逃げちゃだめ…逃げちゃだめ…

          【適応障害入院日記】過去の栄光は忘れよう

          12日目 頭痛い… ちゃんと寝られたのに…。 う〜…となりながら朝食後薬と頭痛時のイミグランを飲んで、 午前中はアイスノンに頭をめり込ませてひたすら寝てた。 お昼になり、ちょっと頭を上げたら「あ、起きれるわ」 やはりイミグランとアイスノン(できれば冷えピタもほしいが)最強。 体温調節がバグってるから、気温差で片頭痛を起こしやすい。 入院中に持ってきたイミグランがなくならないかが心配なところ。 初めてのチャレンジ… 午後からは作業療法。 何をするか迷ったけど、あらかじめ

          【適応障害入院日記】過去の栄光は忘れよう

          【適応障害入院日記】「いつもの」が落ち着くこと

          11日目 夜中にハッと目が覚めた。 心臓がバクバクしている。 夢を見ていた記憶はない。 「怖い」 何かはわからないけど「怖い」 しばらくアリクイのぬいぐるみを抱いて、タオルを握って耐えていたが、 ぽろぽろ泣けてきた。 時間を見ると2時だった。 この時間にコールされるのは嫌だろうと思ったが、 「ごめんなさい」と思いながらナースコールを押した。 頓服をもらって、布団をかけ直してくれて、それからは朝まで寝られたのだが…。 行きたい場所があるから 朝の目覚めは最悪。朝食の放送で

          【適応障害入院日記】「いつもの」が落ち着くこと

          【適応障害入院日記】母と向き合うこと

          10日目 昨日の夜は、パンのおかげか、冷蔵庫にチョコが入っている喜びか、 電気を消した瞬間に寝た気がする。 しあわせって大事。 母襲来に備える 土曜日に母がこちらに来ることが決まった。 しかし、その日は診察に間に合わなさそうなため、 祝日明けの火曜日に母への病状説明がされる予定。 それにあわせて、月曜の祝日に一度家に帰ることになった。 なぜなら、翌日、母一人で病院まで辿り着けないから。 実家は車移動がベースだから切符を買うことも、Suicaをタッチすることもできない。

          【適応障害入院日記】母と向き合うこと

          【適応障害入院日記】レーズンパンは人を救う

          9日目 昨日は寝る前に大泣きして頓服飲んだのもあって、 8時半ちょっと前まで起きられなかった。 これは今までの7:15起きのリズムが崩れていってるぞ…。 どこかで修正せねばと思いつつ、今日と明日は休みなので好きなだけ寝ることとする。 厚意も度を越すと人を傷つける 私には「同期」となる人が1人いる。(Aさんとする) といっても、その人は社会人採用で、ずっと違うところで公務員をしていた人。 親の介護の都合で公→公に転職した、生粋の公務員。 年齢は10歳以上年上。趣味はお節介

          【適応障害入院日記】レーズンパンは人を救う