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【適応障害入院日記】大切な人に会えるよろこび

16日目

気になることがひとつ減ったからか、すごい寝た気がする。
7時に一回起きたけど、掛け布団をたたんでご飯まで二度寝した。
土曜だもん、いいもん。

友人が来てくれた!

ネガティブの固まりのような私にも、友人がいる。
高校のときから一緒。進学でも一緒に都市部に出てきて、
そのまま進学した場所で就職した2人の友人。

学生のときはカラオケでオールしたり、
コスプレイベントに遊びに行ったり(私はカメラマンで)
もちろんお泊まり会もしばしば。

社会人になってからは、さすがに学生のときほど遊ぶ機会は減ったが、
その分、休みを合わせてディズニーに行ったり、温泉に行ったり。

友人には前職のときから精神科にかかっていることは伝えている。
それを知っても変わらずに接してくれる。
高校のときのバカ話をして爆笑できる。

気を使わず過ごせる、大切な友人たち。

友人①が入院(内科系)したときは、友人には同棲している彼氏がいたけど、
頼みにくいもの(女性用品や下着とか)を買ってきてほしいと頼ってくれた。
うちから地下鉄とバスで1時間以上かかる場所だったが、もちろん届けに行った。
何より「暇だろうな」と思って持っていったマンガは、とても喜んでくれた。

友人②は年末年始にかけてまさかのコロナ感染。
まだ5類になる前だったから、隔離期間も長かった。
私は公務員になる前の無職期間だったから、帰省の予定もなく、
年末には、おかゆ、野菜のポタージュ、りんごのコンポートを作り、
元日には、和柄のお弁当箱におせちとお煮しめ、ちらし寿司、お雑煮を作って届けた。
「今年はおせちは食べれないと思ってたからうれしい」と言ってくれた。

友人にLINEで入院することになったと伝えると、
「行くから!お見舞い行くから!ほしいもの何でも頼んで!」と言ってくれた。
何の迷いもなく、日程まで提案してきた。
その辺の総合病院とかじゃないよ。精神科病院だよ。
いくら開放のストレスケア病棟って言っても、外来も閉鎖病棟もあるんだよ。
躊躇しないの?と思ったが、来てくれた友人を見たらそれは杞憂だった。

いつものように「わー!」ってまずわちゃわちゃする。
普通に病院のカフェで「かき氷にしようか…アイスにしようか…」と悩んでる。
「ここの病院すごいきれいだね!カフェ充実しすぎじゃん!」
「うまー!アイスうまー!」と、病院にいることを忘れるくらい。

あっという間に面会時間は終わり、外まで友人を見送った。
いつものように星形にならない、3人のピース写真を撮って。
「じゃ、またねー!」って。

「楽しかった」
「うれしい」
「今度はお泊まり会したいな」

前向きな気持ちしかない。

しあわせな日になったよ。ありがとう。

今、私ができるのは「休む」こと。
できることを、一歩ずつ。
大丈夫だね。


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◯今日のご飯
朝食
・ご飯
・みそ汁
・ミートボール
・高野豆腐の煮物(だから高野豆腐率高いって!統計とったろか!)
・牛乳

昼食
・ご飯
・コンソメスープ
・鶏肉のパン粉焼き(謎のバジル味のパスタ添え)
・じゃがいものマヨあえ(これは…ポテトサラダじゃないのか?)
・ライチ


夕食
・ご飯
・みそ汁
・しゃけのムニエル
・大根のコンソメ煮

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