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【適応障害入院日記】母と向き合うこと

10日目

昨日の夜は、パンのおかげか、冷蔵庫にチョコが入っている喜びか、
電気を消した瞬間に寝た気がする。
しあわせって大事。

母襲来に備える

土曜日に母がこちらに来ることが決まった。
しかし、その日は診察に間に合わなさそうなため、
祝日明けの火曜日に母への病状説明がされる予定。

それにあわせて、月曜の祝日に一度家に帰ることになった。
なぜなら、翌日、母一人で病院まで辿り着けないから。
実家は車移動がベースだから切符を買うことも、Suicaをタッチすることもできない。
なので私が迎えに行かなければならないのである。

ちなみに実家から私の家までは、彼氏が送迎してくれるのだと。
まあ、それはご自由にどうぞって感じで。

幼少期からの母との関係と、前職の休職・退職の反応についてはこちらをどうぞ↑

うちの母は話を聞くことがとてつもなく下手。
右から左に受け流すというか、勝手に抜けていっている。
よくそれで20年近く介護の仕事ができてるなと思うくらい。

頭はカッチカチの頑固頭。
自分が理解できないものは永遠に理解できない。理解しようともしない。
挙句には逆ギレする。
けど仕事では利用者さんや患者さんから人気で頼られるタイプなんだと。謎だ。

入院前、母とのバトル

そもそもなぜ母が来ることになったのか。
入院の3日前に突然母から「7/13に遊びに行くから!」とLINEが来た。
母は人の予定関係なく勝手に自分の都合でやってくる。

遊びに行くと言われても私はそのころは入院中。
本当は入院のことは母に言わないつもりだった。
また休んでいることを言ったら、母が騒ぐのはわかりきっていたから。

しかし突然来るという母に、土日祝休みの公務員ができる言い訳もなく、
嫌だったが入院していることを伝えた。

母はさすがに「入院」と聞いて驚いたようではあったが、
やはり「じゃあまた仕事休んでんのか!」と言い出した。

ほら、やっぱり。
思ったとおりの反応。

あまりに想像していたとおりすぎて、
私も「かなり」めずらしく感情的に言い返した。

「具合悪いから休んでるんでしょ!」
 「なんで具合悪くなんのよ!」
「パワハラのターゲットになったんだよ!」
 「パワハラ…?」

母のトーンが少し下がった。
『パワハラ』→『体調不良』は母の中で繋がっていることだったようだ。

そこから2時間近く、またヒートアップしたりトーンダウンしたりしながら話したが、「この電話で理解させるのは無理だ」と思い、「病院行くから!」と電話を切った。

病院に行ってからは、母との関係性を知っているリワークスタッフさんに、
数時間前のことをマシンガンのように話した。とにかく聞いてほしかった。
スタッフさんはいつものように「うん、うん」と聞いてくれた。
休職、退職したときのことも知ってるから、
「無理してお母さんと向き合う必要はないと思う。それより心の休息が大事」
と言ってくれた。

だから、保証人もなしで入院させてもらった。
それから入院まで、母から連絡が来ることはなかった。

「聞く気がないわけじゃない」

入院した翌日のお昼に、母から電話が来た。

「暇でしょ」

よくあれだけ言い合いしたくせに、電話してくる母の方が暇だろと思ったが、
そこは口にしないでおいた。

何気ない雑談をしつつ、母の方から、
「入院って、家族に説明とか同意はしないのかい」と言ってきた。

「今までの母の対応から揉めるのは分かりきっていたから」と言い返した。

でも、母の中で「娘がパワハラで体調を崩して入院した」ことは
けっこう大きなことだったらしい。

「先生の話を聞く気はあるのか」と尋ねた。

「聞く気がないわけじゃない」

これは母のいつもの言葉使いから訳すと「聞く」ということだ。

遊びに来る予定だった13日に合わせて予定を組み、
祝日明けに病状説明を聞くこととなった。

母がどこまで理解するかは未知数だ。
だが、今回は母が「聞く」選択をした。

そのためには、私も母に話す準備をしなければならない。
私には助けてくれる人がいる。
デイケアセンター長も、リワークスタッフさんもいる。
だから、頑張れる。

今、私ができるのは「休む」こと。
できることを、一歩ずつ。
大丈夫だね。

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◯今日のご飯
・ご飯
・みそ汁
・納豆(できれば極小粒が好きなんだけど…)
・いんげんの炒め物
・牛乳

昼食
・ご飯
・スープ(宿敵キクラゲ登場。スープだけすする)
・鶏肉のオーロラソース(ほうれん草のソテーつき)
・コールスローサラダ(ひったひたのドレッシング。もうちょっと少なくても…)

夕食
・ご飯
・みそ汁
・豚肉のはちみつ照り焼き
・ミートボールのカレー煮

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