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自己流SNSとの付き合い方

多分私は、親がスマホを持っていなかった頃を知っている最後の世代なんじゃないかと思います。

小学生の頃、半分に折れる携帯を持っている友達はあんまりいなくて、まだ音楽聴くならiPodに入れるのが普通な時代を覚えています。

だから、フェイスブックやインスタが爆発的に広まっていった頃、高校ではスマホ中毒やサイバーいじめの問題が明るみに出てきていました。私はフェイスブックは友達と仲良くなるために使い始めたけれど、ツイッターは冬眠状態、インスタやスナップチャットはあんまり興味がありませんでした。

今になって思うと、本当に無頓着でよかったなと思います(汗

SNSは使い方によっては自分の可能性を広げてくれたり、逆に自分を追い詰めてしまうこともありますよね。色々考えたことを書いてみます。

長所その1:知らない人に見つけてもらえる
自分の作品やスケッチを投稿すると、いろんな人に見てもらえるきっかけになるし、新しく応援してくれる人が増えたりする。

長所その2:他の人の作品やイベントなどの情報が入ってくる
世界中のいろんな人の作品や新しい催し物など、気になる情報を手に入れやすい。色々勉強できるところや興味のあることを探しやすい。

長所その3:自分のクリエイターとしてのブランディングができる
SNSやウェブサイトなどで自分らしさを発信できる。仕事や他のチャンスにつながる。

長所その4:なかなか会えない人と近況を共有できる
高校の先生やお世話になった人、友達がいいね!とかコメントしてくれるとやる気が出る。励ましてもらえる。その人たちの近況を知れて嬉しくなったりする。

短所その1:他人と自分を比べてしまいがち
基本的にSNSの投稿は個々人のハイライトなので、その人たちのベストVS 平凡な自分で当たり前のように気分が落ち込む。同じ学年の生徒の作品だと、「自分はその人ほどいいデザインができない」と自信がなくなる。

短所その2:永遠に見てしまう
スクロールするうちに時間をどんどん浪費してしまう。気づけば何もしていない自分がいる。結局何か学べたわけでもない。。。

短所その3:ネットの嫌な部分が見えてしまう
面と向かっていえないことを匿名で言っている人がいると心が痛む。そんなものを書き込んだり読んだりするためにSNSを使っていなくても、目に入っちゃう時がある。

短所その4:定期的に何か投稿しないといけない観念にとらわれがち
周りがほぼ毎日投稿しているのを見ると、自分もそうしないといけない気がしてくる。

これらの短所は、基本的には他人のことを考えすぎなところから発生しているんじゃないかと思います。周りに合わせようとせずに「他人は他人」と割り切ると、SNSの世界を俯瞰的にみられるようになる気がしませんか?


結局は自分にあった使い方を見つけるのがいいんだと思うのですが、個人的にはキャリア形成のツールとしてインスタ&フェイスブックを使うことにしています。
自分が思いつく長所はどれも自分が将来したいデザインの仕事に関係しているので、自分の作品やプロセスを紹介するためにSNSを活用してます。
基本的に、自分のセルフィーはなし。自分の見た目よりも、作品に興味を持ってもらうことの方が何倍も嬉しいですしね。

フェイスブックの個人アカウントでは、興味がある人だけをフォローして、自分が求めていない情報しか載せない人のフォローを解除しています。

SNS自体はすごく便利なツールなので、一度SNSとの付き合い方について考えてみてはいかがでしょうか。


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