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駐在妻スイス国内1人旅③「宝石」と呼ばれる湖カウム湖とハイジ村

Grüezi!(スイスドイツ語でこんにちは)
わたしは夫のスイスのチューリッヒ駐在についてきており、現在ひとときのニートなスイス生活を送っています


チューリッヒに来て早3ヶ月
いまだにスイスの物価は高すぎると感じる

それでもせっかくスイスにいるからスイスらしいアルプスや自然を満喫したい


私はコスパが悪いと感じるものにお金を使うとメンタルにダメージを凄い食らう。
例えばスイスのマックでセットに3000円払うとかそういうのは私の精神衛生上良くない。


そしてスイスの鉄道や登山鉄道は特に高額でメンタルへのダメージがある。

そういえば昔付き合ってたスイス人が(何気に偶然にもスイスとの繋がり)

「スイス人は登山鉄道なんて高いもの滅多に使わないし、観光地なんて行かない」

と言っていたのを思い出した

そうか!現地に住んでる人が行くような
お金もかからず、the 観光地ではない場所に行けばいいんだ

そこで見つけたのがCaumaser(カウマゼー)という湖で、2016年にスイスで最も美しい湖に選ばれたらしい

森の中にあって、湖のすぐそばまで歩けてエメラルドグリーンの美しい湖

公式サイトはこちら
公式サイトの写真だけ見ても「行くしかない」と思った
お金もかからないのが嬉しい。

でも確かにスイスに日本から旅行にきていたら、アクセスがちょっと悪いし、行くのがハードかも


湖へはChur駅乗り換えでバスに乗る。
Chur駅から電車10分ほどでMaienfeldというハイジのふるさとで有名な村が近いので
そちらにも寄れそうなら寄ろう

今回のルートは

行き:
チューリッヒからChur まで1時間40分の電車
Churでバスに乗り換えて40分でFlims Waldhaus, Caumaseeで乗車
帰り:
Churまで戻ったら、Maienfeldまで電車で10分
Maienfeldのハイジ村までは往復1時間のハイキングで行けそう
Maienfeldからチューリッヒまでは電車で1時間ちょっとで帰れる


メテオスイスというスイスでよく使われる天気アプリを参考に晴れの日っぽい日の交通機関乗り放題チケットの早割をSBBのアプリで購入

1週間以上早く買うと安く買えます

詳しくは別の記事で書いてるので気になる方はそちらをご参照ください

ハイキング用に葡萄(500g500円とスイスではコスパがいい食材)とチョコレート、チーズやパン、白湯をいれた魔法瓶を用意。


ハイキングや遠出するときは葡萄とチョコレートはマストにしている

葡萄は水分も取れるし甘くてなんか元気になるし、チョコレートは高山病に効くらしい

さて当日
チューリッヒ湖を抜けるまで霧や曇りが立ち込めててハラハラしたが湖を抜けると

14日ぶりの晴天が広がっていた

スイスの冬は都市部では曇りや雨でも
標高の高い山間部では晴れてるという。

途中のwalen湖と晴天と雪をかぶった真っ白のアルプスのコントラストが美しかった


たったこの一瞬で曇りと雨の14日間が吹き飛んだ。むしろ久しぶりの晴天だからこそ、こんなにも美しいと感じるのかも

Chur駅からバスに乗り換えると、そこは予想以上に冬のリゾートだった

バスの車窓からの景色


地球の歩き方とかのガイドブックとかには載ってないけど、ここ絶対スイス在住者のスキーリゾートだ。

Flims Waldhaus, Caumaseeでバスを降りると、スキーリゾートの中の拠点みたいな村だった


標識に従って5分歩くと森に着いた
拠点の村から下に降ると森があり、さらに降ると湖があるようです

森と雪の組み合わせ、本当にたまらない
途中までは除雪されてた
さすがスイス


人はあんまりいなくて、老夫婦とファミリーの2組に遭遇しただけだった

湖見えてきた!
すぐそばまで行けるらしいので行ってみる


リフトで一気に湖のそばに降りれるみたいだけど、今日はやっていなかった
冬はやっていないのかも?


道はずっと下り
段々雪が見えてきた

最終的に30〜40センチくらいの深さになってきた
湖に足を踏み外したらやばそうだ!

一応、防水の靴と雪避けのズボンみたいなもの(取り外しできるタイプ)を履いてきた


そして着きました
美しくて静かな湖。

綺麗すぎるエメラルドグリーン
雪に音が吸い込まれて無音の世界
一部凍っていたのも美しい
誰もいないのがまた良い


美しすぎてこわいくらい。
湖までの道も湖もほぼ自分しかいなくて湖もしかして雪で入れないのか?と心配だったけど
こんな独り占めできて本当に良かった

無音を楽しみました

雪は深かったけどちょっと固まってたので
なんとか歩けました

30分ぐらいぼーっとして
戻りは別の道にしたら雪が凄くて、もっと歩きたくなったけど装備が貧弱だったから我慢

アルプスも見えた

急な上り道だったから、寒いはずなのにめっちゃ汗かいた
スノーハイキング、体温調節難しい

途中に馬小屋があったり、バイクや車の乗り入れはだめだけど馬はいいよ!みたいな看板を見つけた
乗馬できたのかも?トライしたらよかったけどチキりました
次回見つけたら必ず乗ります。

バス停まで戻り、chur駅に戻りました 
そこから電車でマイエンフェルトまで10分

着いたら早速あんまり可愛くないスイスのハイジがお出迎え!


ハイジ村は事前になんにも調べてなくて
歩けたらいいなあのスタンスで来たけど
ちゃんと来れたから良かった

ハイジ村はこっちという看板が駅にあった
ハイジショップ
店、15時前でもう閉まってた
冬は休みなのかな…嫌な予感しかしないけど突き進みます


このマイエンフェルトの駅周辺はちょっとしたレストランとキオスクと小さいスーパーしかなかったです
私は大丈夫だったけど、トイレはレストランで借りるしかないかも
大体のスイスの電車にはトイレがついてるので
私はそこで済ましました

heididorfまたはheidiwayという看板を手がかりに歩く。
片道40分くらい。

アルプスを背後に小さな村を抜ける
葡萄畑(冬は枯れてる)と丘の中、やはりアルプスを見ながら歩く
ハイジ感ある!!!
15時なのにもう夕暮れ感
葡萄畑は冬なので枯れてる
なんで夏来なかったのかもったいないぃ

葡萄畑は緑の方が絶対綺麗なので
ハイジ村は春から秋までに来た方がいい

別の場所だけど、こちらが夏の葡萄畑
緑に葡萄が可愛いんだ
雑なハイジの木製の人形
顔は全然可愛くなかった笑
ハイジ村の入り口のwelkome ボード


ハイジ村の入り口まではマイエンフェルトの駅から片道徒歩40分くらいでした
春から秋はハイキングがめっっちゃ気持ち良さそう

ハイジの家とか学校などがあり、中を見学できるみたい
冬でもハイジっぽい風景が広がる
アルプスが右にある村の中の小道
ペーターの家だったかな
うろ覚えですごめんなさい


残念ながらハイジ村は11月から3月の間は土日のみなど決まったら日しか営業していないようで、建物の中は見学できませんでした

行く前に下記のウェブサイトで営業しているか確認してから行きましょう

ちなみにハイジ村の建物を見学するには、大人13.90 フランで、2380円でした
ちょっと張りぼて感強いのに、思ったより高い。

営業していないこともあり、人は全くおらず、かなり寂しい感じでした

もう一段階、上り道をハイキングするハイジのアルプというエリアもありましたが、日の入りが近いので帰路につきました

まあスイスは冬になると登山鉄道とかけっこう色んなとアトラクションが休みになるので
やはりお前もかと割と想定内でした

ハイジ村はスイスにいる間に来ておきたかった場所なので満足です

もう一度言いますが
ハイジ村は春〜秋に訪れるのが絶対おすすめです


駅に帰る時に見えた、アルプスが燃えてるかのような夕焼け



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