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御教え

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金光大神(こんこうだいじん、金光教の教祖)の御教えを,毎日頂きます。
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2021年3月の記事一覧

天地の神様がお守りくださるのであることを悟るが人間

天地の神様がお守りくださるのであることを悟るが人間

お前は百姓なら牛を飼うておられよう。牛は人間とは違い、寒い時でも寒い用意もせず、毛があるだけで、冬の寒中、かぜもせず。なにほど寒い時、子を産んでも、かぜもせず。

これは飼うておる人間の力におよばん。鶏も山の鳥類、獣も、同様である。

みな、天地の神様がお守りくださるのであることを悟るが人間である。

 
 金光教教典
 364頁
 山本定次郎の伝え
 4
 
おはようございます。

当たり前のこ

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今月今日で一心に頼むがよろしい

今月今日で一心に頼むがよろしい。

 金光教教典
 363頁
 山本定次郎の伝え
 3

おはようございます。

昨日頂いた御教えの一番最後にあったお言葉です。
天地書附にも「今月今日でたのめい」とあります。

「今月今日で」とは、昨日頼んだから今日は頼まなくていいということではなく、おかげを頂くまで毎日々々ということです。

信心は昨日したからいいというものでもないし、明日するものでもありませ

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天地の親神様が息のさし引きまでお守りくださる

天地の親神様がお守りくだされてあるを一番早く知るには、夏、土用、暑さをしのぎて生きて家業ができるが、その時自分の腹をおさえてみよ。腹は冷たい。

このようにお守りくだされてある。

また、冬の寒中に外の冷たい寒い時、天地の親神より体の内へご陽気をお与えくださるので生きておられるぞ。

四季に応じて昼夜の別なく、天地の親神様が息のさし引きまでお守りくださるのであるぞ。

今月今日で一心に頼むがよろし

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何事にも信心をしなさい

万事を心がけて、何事にも信心をしなさい。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

どんなことが起こっても、今こそ信心する時と心にかけて、何事も信心になっていくように。

わたしはこのように頂きます。

身の上身の回りに色んなことが起こります。どんなことも神様が必要があって今のわたしに差し向けられたことです。
どんなことでも信心をさせていただく中身です。「あり

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話をすれば、きりはない

話をすれば、きりはない

話をすれば、きりはない。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

教祖様はこのことについて、佐藤範雄先生にも語っておられます。

「此方の話は、学者の話や講義と違って、ここが続き、ここが切れ目ということがない。天地のある間は、天地の話が尽きるということはない。此方は天地の道理を説くのである」

山本定次郎さんが伝えるこの第2項だけでも、話題は多岐にわたってい

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横着になり慢心すれば、おかげも少し落ちる

横着になり慢心すれば、おかげも少し落ちる

この裏(反対)で、心が横着になり慢心すれば、おかげも少し落ちる。

たとえば一反歩の田をひく(耕す)人も、心が緩めば七畝で日が暮れる。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

「この裏」とおっしゃるのは、「信心に進めば神徳もおかげも一日まさりである」の反対ということです。

信心に進めば神徳を頂いておかげを受ける。
横着と慢心が出れば、おかげは落ちる。

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信心も仕事も同じこと

信心も仕事も同じこと

信心も仕事も同じことで、信心に進めば神徳もおかげも一日まさりである。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

信心は特別な人がするもの。
信心(信仰儀礼)は、お正月や結婚式、あるいは亡くなった時とかの特別な場合にすること。

教祖様はこのような考え方とははっきりと一線を画しておられます。

家事であれ会社の経営や自営であれ、また雇用されて働く場合であれ、ど

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人間は小天地

人間は小天地

人間は小天地で、自分の頭をいつも天地の神様がお守りくだされてあるゆえに、自分の体を思うように使われるのである。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

天地とは何であるかと言うと、それは色々に表現できます。




神様

祈り

これは神前拝詞にあることでもあり、わたしの頂く所でもあります。

小天地とは、ここに記したことが皆、人にある、人に備わっ

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直(すぐ)におかげを受けねば間に合わん

直(すぐ)におかげを受けねば間に合わん

まめな時に参りておかげを受けておき、病苦災難のある時は、山、野、海、川、道、どこでも、天地の神様、金光様頼む、と願え。直におかげを受けねば間に合わん。

遠方と思うのは、ただ、この広前ばかりである。天地金乃神様は、けっして遠きも近きもない。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

「直に」は、「すぐに」「じかに」「じきに」などと読むことができますが、ここでは

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自分に頼んでおかげを受けねば間に合わん

自分に頼んでおかげを受けねば間に合わん

お前も人間、私も人間。同じ天地の神から同じ御霊をいただきておる万物の霊長であるから、信心してご神徳を受けよ。此方へ参って来んでも、稲木の天地も違いはせん。自分に頼んでおかげを受けねば間に合わん。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

教祖様もお参りを始めたばかりの青年、山本定次郎さんも同じ人間だとおっしゃいます。
同じというのは、同じ天地の神様から同じ御霊

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肉眼をおいて、心眼を開きて見なさい

肉眼をおいて、心眼を開きて見なさい

天地の神様は、世界中、天地一般に見て、お守りくださるのであるから、合わせ鏡の間に住んでおるようなものじゃ。

目をつぶってお願いしておると、願う氏子の宅地建物が見えるように思う。そのままを伝えれば、少しも違わぬことを言われたと言う人がある。

肉眼をおいて、心眼を開きて見なさい。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

山定次郎さんが子どもの頃に父親に付い

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何日に参拝せんと思えば、仕事をくり合わせて都合をつけ

たびたび参るのはよろしいが、親に安心を与えておき、信心せねばならん。何日に参拝せんと思えば、仕事をくり合わせて都合をつけて、親に弁当の世話をさせんがよろしい。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
 2

おはようございます。

元治元年9月にに父親の徳治郎さんがお参りし、それから12年後の明治9年、息子の定次郎さんがお参りするようになりました。

御教えを頂いて日増しに信心が進み、度々

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今より金神頼むと心を改め

今より金神頼むと心を改め

その方の家にはご無礼しておる。家は南向き、戌亥(いぬ・い)に蔵、西に長屋、東に立ち上がり(がけ)があり、家の上に折れ回りになっておる。この折れ回り角に大便所あり、この陰で不浄の洗い物をしておる。この方角へ、この度、後産(あとざん)を三か所へ埋めかえておる。

とにかく、暦を見て明き方という金神の留守をねろうておるが、例えにも、隣三軒は京都におる子にかえなという。一の隣でも、留守をねろうておると、つ

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神は向こう倍力の徳を授ける

神は向こう倍力の徳を授ける

神は向こう倍力の徳を授ける。

 金光教教典
 361頁
 松岡金次郎
 2

おはようございます。

10の徳をもって神様に向かったら20の徳を授けるとおっしゃいます。

自分の力に余るようなことをお願いすると思っても、神様が倍力の徳を授けてくだされば、おかげを頂くことが出来ます。

ですから、なにごとも無理と思わずにお願いすればよいということになります。

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今年結婚41年を迎えます。家

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