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何日に参拝せんと思えば、仕事をくり合わせて都合をつけ

たびたび参るのはよろしいが、親に安心を与えておき、信心せねばならん。何日に参拝せんと思えば、仕事をくり合わせて都合をつけて、親に弁当の世話をさせんがよろしい。

 金光教教典
 362頁
 山本定次郎の伝え
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おはようございます。

元治元年9月にに父親の徳治郎さんがお参りし、それから12年後の明治9年、息子の定次郎さんがお参りするようになりました。

御教えを頂いて日増しに信心が進み、度々お参りするようになりました。
その時の教祖様のお言葉です。

この御教えを頂かれてから定次郎さんは、弁当を持たずに参拝するようになったとのことです。

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お参りすることで家の人に心配をかけたり、弁当を作ってもらうなど煩わしてはいけないというのは、現代でも同じです。

日頃から家の人を敬い、大切にし、助かりをご祈念して、その日は快く出してもらう。仕事の都合がつくように段取りを重ね、体調・経済のことも併せてお参りのご都合お繰り合わせを日々願う。これがあってお参りができます。

お参りも信心の稽古です。

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