さおりおりおり

この春から、小さな小さな地方出版会社で仕事をしています。

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最近の記事

自分を受け入れるって???

今年2月から月一回受けてきたオンラインでの「半年間継続ライティングコーチ」。書くことをもっと好きになりたいと願って、自らお金を出して受講した。だが、明日が最終回というにも関わらず、私は仕事の忙しさを言い訳にして、課題のどれひとつもやっていなかった。 課題は3つある。 ・前回の原稿の直し(できていない) ・新しい原稿作成(していない) ・自分のこれまでを棚卸しするための「自己分析ノート」に書きみながら自己を見つめる(見つめていない) 三方ダメの崖ぷちである。 最後の最後までダメ

    • 人の温もりが魅力の黒川温泉・旅館山河

      大分県阿蘇山の裾野の谷間にひっそり小さく佇ずむ黒川温泉・旅館山河。旅館の主人が1本ずつ手で植えた美しい林の奥に見え隠れするそのお宿に、世界中からお客さんが足を運んでいると聞いたのは、通勤途中の車で聞いていたラジオでだった。いつか行ってみたい。ふわっと抱いていた願いが、子供たちの春休みを利用した家族旅行で、思いがけず叶えられた。 桜がほころび始めた山々を見ながら、渓谷に沿った細い道を車で向かう。看板ひとつなく、本当にここでよかったのかなと、少し不安になるような林道である。する

      • 薪割りに見る人生の味わい方

            我が家に薪ストーブがある。  薪ストーブの燃料である薪は、1シーズンで実は何トンというかなりの量が必要になる。ホームセンターや森林組合などで購入している方もいるかもしれない。でもうちは、ありがたいことに、近所の方から山の間伐材をもらうことでなんとか回すことができている。薪割りは自分たち夫婦で。この作業がわたしは大好き。体は酷使するが、ついつい没頭してしまう趣味のようなもの。語り出すと止まらなくなってもしまう。そして先日、この薪割りから、私は人生の教訓を得た。  我

        • オーバーワークで思うこと

          仕事がどうもなかなか進まない。 仕事の仕方が悪いのか。 もっと要領よくできればいいんだろうけど、どーも三歩進んで二歩下がる的な。 でも、私の仕事はほんづくり。相手がいて初めて成り立つ。そもそもそんな仕事が自分の思うようにすすむわけがあるまい。 相手の気持ちに寄り添って進めなければ、結果やり直しになってそれこそ後ろに下がる一方だ。かと言って、相手の言うことばかりを聞くばかりのイエスマンでは、きっと仕事は来ない。そんなんでは人間としても魅力的ではあるまい。相手に寄り添いつつも、ち

        自分を受け入れるって???

          イノベーションを考える

          ここ数日、対峙しているテーマです。 新しい会社に異動して、2ヶ月。 会社から新たな指示が与えられました。 「新たなイノベーションを生み出す事業を提案せよ。」 あまりの唐突な指示、 戸惑わずにいられません。 でもやるっきゃない。 社長命令だから。 ビジネスモデルとして成立するものであることは当然のこととして、 社会の抱える課題の解消につながることでないといけないし、 そしてなんといっても、せっかくイチから始めるんだから、 自分がやってて面白くワクワクできるものじゃないと。

          イノベーションを考える

          仕事を楽しんでいる自分に気づく。

          髪を切ってきましたー。さっぱりー。 白髪も見違えるほどつやつやに。やっと美容室に行けて、気持ちも軽やか! 今日は、髪をいじってくれながら美容師さんが言ってくれた言葉が嬉しかったので、書き記しておきたい。 新しい仕事のことについて話していたら、 「それはよかった!楽しそう!!」って。 4月から転職した私。 この道選んでしまって大丈夫だったんだろうかとちょっぴり不安だった4月の気持ちや、社長に突然、環境問題についての意見を求められて、情報を持ち合わせておらず自分の思い

          仕事を楽しんでいる自分に気づく。

          鬼は鬼。

          「福島県の田村市で、江戸時代に作られたとされる、鬼の形相をした巨大な魔除けの神様の衣がえが行われました。」通勤する車の中で流れてきた朝のラジオ。一般的にいう衣替えとは1ヶ月も早いタイミング。え!鬼の神様も衣替えしたんだ。そう思って親近感が湧く。ちょうど同じ頃、我が家でも子どもたちの衣替えをしていたから。  うちの子は、着る服のこだわりが強くて困る。  小5になる上の子は、極力シンプルなデザインで、数少ない服を着回す。服で冒険しようなんてことは絶対考えない。ちょっと柄が入ってい

          人生のたからもの

           毎週末が嫌いだ。あーまた始まったー。娘たちのケンカ。  平日も学校や保育所に行く前から、そして帰ってきてからも、もちろんやってるんだけど、週末ともなれば朝から始まりそれが一日中続くわけで。だから、土曜日がくるともう、うんざり。これが週末のまるまる2日間続くわけだから、週末が嫌になるわけだ。  今日も早速。  「ひどぉーい!妹が叩いた」  「ねえねがビンタしだぁ」  「ほっぺたさわっただけですぅ。一回死ねばいいのに」  「ねえねのバぁぁぁーカッ!ぺッペッ!!(唾を吐く音)」

          人生のたからもの

          書くことから逃げない

           正直に申し上げます。実は、書くことが苦手で、心から苦手すぎて、書くとなると手が震えて、思考が止まってフリーズしてしまう。そんなことだから、書く行為そのもから逃げてしまっている自分がいました。でも、仕事だから、書かないといけない。書けないといけない。そんなところに今います。しかし、この苦しみの場所に身を置こうと決めたのは、他の誰でもない自分です。  そもそも自分は、そんなに書くことが嫌いではなかったはずなんです。国語の成績も悪くなかったし、作文だって嫌いじゃなかった。小論文

          書くことから逃げない