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エッセイ集

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日々書きとめたエッセイをまとめています。
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記事一覧

心の内の垂れ流し

ここ最近嫌な自分になってることを自覚している。 もともとそういう人間だったって言われてしまえばそれまでだけど。そうじゃないって思いたいけど。 忙しいから、を理由にして優しさを保てなくなってるいまの自分が本当に嫌だ。 忙しくて余裕がないから、を心のどこかで言い訳の手段にしてる自分が本当に嫌だ。 だって本当に優しい人はそんなことで冷たくなったりしないから。冷たい人間になったりしないから。結局そういう人間だったんだわたしは、ってわかってしまうからこそ、余計に自分で自分のことが嫌い

そしてまた、春がきて。

気がつけば3月ももう後半で、時の流れは本当に早いものだなあと実感しております。 外に出ると空気がぽかぽかしている日もちょっとずつ増えてきて、その陽気に身体が感動してるのかなんだか涙も出てきて、ついでに鼻水も出てきて(……?)、より一層春の訪れを感じております。……くしゅんっっ。 …なんてすこしだけネタに走ってしまいました。 でも3月ももう終わるのが本当にあっという間すぎて、わたしはこのままでいいのかな…?って気持ちになってきてしまいます。 …でもいいのかな、いやよくはな

一周回って自分に腹が立ってきちゃった話

お久しぶりのnoteのタイトルが少々過激になってしまいましたが、この思いはどこかにぶちまけないと気が済まないと思ったので、今回はなにも考えず思ったことそのままを書き殴りたいと思います。ちなみにいつもより多少というかかなり荒々しい文章になっていますが、あしからず。そしてお気になさらず。 とはいいつつも、どう書こうかまったく決めてないのですが。正確には、タイトルのとおり自分に腹が立ってきちゃったよってことだけをただただ書いていきたいだけなのですが。 まずなんで急に自分に腹が立

たくさんのやさしさをくれた、あなたへ。

#やさしさに救われて。 いまのわたしがまさに一番書きたかったテーマ。なぜなら今日までたくさんの、両手では抱えきれないくらいのやさしさをいただいてきたから。そしていままでいただいてきたやさしさのありがたさに、最近になってようやく気がついたから。だから今日は、わたしにたくさんのやさしさを与えてくれたひとたちに向けて、感謝の気持ちを書いていこうと思います。 ✽ そもそも振り返ってみると、わたし自身本当の意味で感謝の気持ちを持てない人間でした。もちろんなにかしてもらったときには

【宣言】note、再始動します

こんばんは、rinです。 いきなりですが、今回はある種“宣言note”になると思います。というのも、じつは挑戦してみたいことがありまして…。 それは、『曜日を決めてnoteを毎週投稿すること』です。 いままでは特に、「週に1回は投稿するぞ!」とか、「毎週金曜日は絶対更新するぞ!」とかそういうふうに決めたことはありませんでした。書きたくなったら書く。書く気持ちが起きないときは一切書かない。そんなゆるゆるな心持ちだったので(それも全然ありだけれど…!!!)、最終更新が1年前

大風邪を2回も引いたので久しぶりにnote書きました(?)

お久しぶりです、rinです。 1年ほどnoteを書かない時期が続いていたのですが、すこし文章を書きたい気持ちになったのでいまこうして文字を打っております。 というのも、ここ数日体調を派手に崩しておりまして、一時は38度のお熱と関節痛、頭痛、吐き気、だるさ、そして飲み物も飲めないくらいの喉の激痛と戦ってました。 ここまで症状をコンプリートされるともうインフルエンザかコロナしかないじゃん…!!!泣 って感じなのですが、病院に行った結果どちらも陰性でした。そして風邪でしょう、

ゆるゆる日記

お久しぶりのnoteです。(この言葉もお久しぶりだ…笑) 前回のめちゃめちゃ気持ちが沈んでたときのnote以来です…笑 あのときはほんとに色々しんどくて、ついバーっと書いてどうにでもなれ精神で投稿してしまいました…。いまもしんどい気持ちにあまり変わりはないけど、あのときに比べたらだいぶ大丈夫かな…たぶん。 で、そこから全然なにも書かずにいたのですが、またnote書きたいな〜とおもったのでいま書いています。…とはいってもちゃんとしたエッセイみたいなものは書けないので、最近の

旅する日本語「寧静な時間のなかで」

東京の夜景は静かだ。 どんなに人々があわただしい状況下にあっても、それはなにひとつ変わらず、毎晩ただ静かに光を灯しつづけている。そんな光景を見ているとじぶんの心も穏やかになっていくのはきっと気のせいではなくて、どこか不安定だった心も次第に落ち着きをとりもどしていく。ただただ夜景を眺めているその時間は自分を静かに保つことができる気がして、わたしにとってなくてはならないひとときだ。 夜になると無数の光が灯ること。夜景を見ながらひとり穏やかな時間を過ごせること。大切なひととおなじ

夜明け前の月とともに

久しぶりに朝はやくに家を出ると空はまだほんのりと薄暗くて、ふと昔のことを思い出した。高校生のときとか夜が明けるタイミングで家を出ることが何回かあったので、なんだかそのときの記憶が蘇ったかんじ。 この空の色をみるのも久しぶりだなあ。 夜明けまであともうすこし。 10分ほど歩いているうちに辺りも明るくなってきて、それに比例するように月がほんのすこしずつ青い空に溶けていって。 そんな夜明けの空に浮かぶ月をみていると、まるで自分だけがそれをひとりじめしているように感じるのはわた

孤独感にさいなまれたときほど、ちょっとした言葉に救われる

久しぶりに書いたnote。未完成のまま下書き保存を押したあとに出てきた『また書きにきてくださいね』のそのひとことに、ここにはわたしの居場所はあるんだな、とほっとしてしまう。 決してわたしだけに向けられた言葉ではない。でも、すべての言葉を出しきるまで静かに待っていてくれる場所が与えられていること、そして戻りたくなったらいつでも戻ってこられる場所があることは、大げさではなく、いまのわたしにとって救いだ。 ♢♦♢ 文章とは到底呼べない、空白のなかにぽつんと浮かぶ2,3行の言葉

梅雨が明けるころ

去年の今ごろはもう梅雨明けしていたっけ。 ビルの間からのぞく何日かぶりの青空を見上げながら、そんなことを考えた。 去年だったかな、たしか梅雨入りしたのにもかかわらず全然雨が降らなくて、梅雨ってなんなんだっけ、とみんながつぶやいていたときがあった。梅雨の時期にあれだけ雨が降らなかったのはあの年くらいじゃないだろうか。 だから今年もそうなるかな、なんてすこし期待していたけれど、今年の梅雨はちゃんとお仕事をしているみたいだ。毎日せっせと雲を集めては雨を降らしている。だから、天

感情にも居場所が必要なのかもしれない

昨日の夜久しぶりに全部の感情が押し寄せてきて、涙がずっとずっと止まらなかった。でも誰かに相談できるほどの勇気もなくて、だからnoteをひらいて思うがまま感情任せにそのときの思いを書きなぐった。なにも考えず、自分の感情に主導権を握らせて、一心不乱にたくさん書いていった。時間にしたら20分くらいだろうか、短時間であれだけの文章を手を休めることもなく書いたのは本当に久しぶりだった。 書き終えたあと、このまま投稿ボタンを押してしまいたい、そう思った。投稿したら誰かがハートを押してわ

正解のない夜だってあるから

時計の針につられるように、夜はいつだって時間通りにやってくる。まるで地球が今日もちゃんとまわっていることを示すように、休むこともなく毎晩毎晩。 別に毎日懸命に働いてくれなくてもいいのにな、なんて嘆きたくなる日もあれば、今日もお疲れさま、なんてことばをかけたくなる日もある。じぶんでもどっちが本心なのかはわからない。ただ、こんなじぶんも守らなきゃいけない地球もたいへんだな、と他人事のように同情したくなる夜がたまにある。 最近、いろいろ疲れたなあなんて思いながら夜を過ごすことに

また傘をひらく日がくるまで

 ずっと、雨が苦手だった。雨が降っているだけで気分はどんよりするし、なんとなく、その日一日に希望が持てなくなるから。ずっと晴れが続いたらいいのにな、なんて考えていた日が、すこし前まではたしかに存在していた。    でも、なんでだろう。  ふと、いつも使っている傘が玄関のすみっこにそっと立てかけられているのを目にしたとき。なんだか急に雨が、傘が、恋しく思えた。そして、胸がきゅっとなった。ことばにするとしたらそれは、行き場のない申し訳なさや、さみしさ。そしてほんのすこしの絶望