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フロランタン失敗談
フロランタンというお菓子をご存知ですか?
焼き菓子の詰め合わせには必ず入ってるんだよね。みんな一度は食べたことがあるのよ。
アーモンドのスライスがのってて、キャラメルみたいな味もして、、サクサクしてるけど食べ応えもあって、めっちゃおいしいんだけど、、
あれ、なんだっけ?あれ?あれだよあれー!
それは、フロランタンです! (誰だよ)
フロランタンって?
フロランタンは、サブレ生地の上に、キャラメルコーティングしたナッツをたっぷり乗せて焼き上げたフランスのお菓子。
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見た目からしてカロリーの塊って感じですね。
あまり家庭で作るお菓子というイメージはないかもしれませんが、レシピを見ると、意外と簡単に作れそうです。
まずはサブレ生地を作ります
柔らかくしたバターに、粉砂糖、卵、牛乳、薄力粉と順々に加えて混ぜていきます。ボウルの側面に擦り付けるように混ぜます。
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2枚分の生地を作るので、結構大量。
完全にボウルの大きさを間違えました。
手にくっつかなくなって、生地離れがよくなってきたら、仕上がりのサイン。ラップで包んで冷蔵庫で冷やします。
生地を焼きます
1時間以上冷やしたら、打ち粉をして綿棒で伸ばしていきます。
綿棒は苦手ですが、100均で買った細い綿棒を、
ちゃんとした製菓用品店のものに替えたら、伸ばしやすくなった気がします!
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フォークでピケをして、180度のオーブンでこんがり色づくまで焼きます。
焼けたものをこちらにご用意しております。↓
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上がけ生地を作ります
生地が焼けたのを確認して、上がけ生地の調理に移ります。生クリーム、バター、砂糖、はちみつという高カロリーラインナップを鍋に入れ、弱火でバターを溶かしていきます。
バターが溶けたら、フツフツと煮立つぐらいの火加減で、混ぜながら加熱していきます。
色が白っぽくなるくらいまで煮詰まったら、火を止め、アーモンドスライスを入れて素早くまぜます。
このとき、アーモンドをケチって、レシピより30g少なくしてしまいました。
このことが、出来栄えを大きく左右することに
なるなんて・・・!!!
アーモンドスライスを混ぜたら、サブレ生地にまんべんなくかけていきます。
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ちょっとたれてますけど・・・
焼けた〜♪、、からの絶叫。
待つこと25分。台所には香ばしい香りが漂っています。期待に胸膨らませ、オーブンを開けると、そこには予想外の状況が広がっていました。
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上がけ生地が決壊してる!!!笑
上がけ生地がサブレ生地からでろんとはみ出て、オーブンシートさえも乗り越えています。まさに、
ダムの決壊さながらの様相。
やっちまったー!!
焦る心を必死に心を落ち着かせ、
とりあえず粗熱がとれるのを待ちます。
少し冷めたので、カットして、恐る恐る一つつまんでみると、、、サブレ生地の部分はフロランタンと呼んでも問題ない出来栄え。美味しいです。
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で、上がけ生地だけの部分も、カラメルのチュイルのようになっていて、これも結構美味しい。
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むしろ、サブレ生地のサクサクした食感とカラメルのカリカリした食感、両方楽しめるなんて一石二鳥なのではないか??
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まさに、羽根付き餃子ならぬ羽根付きフロランタン!
これが売り物なら大失敗ですが、おうちで食べるお菓子だから、全然平気なのです。
こういう、トラブルも楽しめるところが手作りのよい所よね、と悦に浸ります。
もちろん失敗の原因は検証せねばなりません。
おそらくアーモンドが30g少なかったからだろう、、と思います。(温度を測りながら煮詰めたので、煮詰め足りないということはないと思います。)
また挑戦しましょう。
ホームメイドは自由だ!
失敗談と言いつつ、あまり反省してない話になってしまいました。
「私、失敗しないので」という米倉涼子さんの台詞は、私は一生かかっても言えそうにありませんが、失敗すら楽しめるホームメイドって素晴らしい、という話でした。
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