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最後だとわかっていたなら

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。
   
    
わたしはいつも誰かと会うとき
どなたかのご縁をいただくとき
この人と話すのがもしかしたら
今日で最後かもしれない・・・
と思って接するようにしています。
   
    
そう思うだけで
もっとこの人のこと知りたい
こんなこと話したって覚えておこう
笑顔になって貰いたいななど
目の前の人を大切にしようって
思えるようになりました。
  
   
そう思えたきっかけは
8年前にこの詩に巡りあえたからです。
   
    
今回はこの詩をご紹介します!!
   
    
「最後だとわかっていたなら」
   
作・ノーマ コーネット マレック
訳・佐川 睦
      
あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは
もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように
祈っただろう
   
    
あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて
キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて
抱きしめただろう
   
    
あなたが喜びに満ちた
声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは
その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう
   
   
あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい・・・
「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう
   
   
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは
今日
どんなにあなたを愛しているか
伝えたい
   
    
そして わたしたちは
忘れないようにしたい
   
   
若い人にも
年老いた人にも
明日は誰にも
約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
   
   
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
   
    
微笑みや
抱擁や
キスをするための
ほんのちょっとの時間を
どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いと
なってしまったことを
どうして
してあげられなかったのかと
   
   
だから
今日
あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめよう
そして
その人を愛していること
いつでも
いつまでも
大切な存在だということを
そっと伝えよう
   
   
「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
   
   
   
読んでみてどう感じましたか。
わたしは毎回泣いてしまうくらい
心が震えます。
ああ、今生きているのは
あたりまえじゃないんだな
生かされているんだなって
実感します。
   
   
今、目の前にある幸せは
決して永遠ではありません。
   
   
明日が来ない可能性もある。
伝えたくても伝えられない
触れたくても触れられない
そんなときが来るかもしれません。
   
   
だからこそ、精一杯の感謝を
今日も伝えたいと思うのです。
   
   
いつも読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。
  
  

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