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「趣味」を意識して日常に取り入れる重要性

自分の好きなもの、心地の良いものに日々触れるって幸福度を高めてくれる。

……言葉にすると当たり前なのだけど。実は、思っている以上に実現できていないのかもしれない。

ワクワクとテンションが上がるもの。

静かに心がときめく瞬間。自然と、鼻歌交じりになってしまうこと。

最近、あなたにはそんな風にポジティブに心が動く瞬間はありましたか?

もし最近少なくなっている、またはネガティブなほうに心が反応しているなと感じたら、少し「自分の好きな瞬間」を思い出してみるといいかもしれません。

単純に心が元気になる。不思議と笑顔になって、「明日もまたがんばろうかな」と前向きになれます。

パッと浮かばなければ「過去に長く時間を使っていたこと」にヒントがあるかもしれません。または、子どもの頃をふりかえることがおすすめです。

毎日我が子を見ていると、純粋な「楽しい」「おもしろそう!」「やったみたい!」が毎日溢れているよなぁと感じます。

大人になると、知っていることも「いつもと同じ」も増えて、日常から心が動く感動が少なくなりがち。だからこそ、意識的に探したり、取り入れたりすることが日々を楽しむコツなのだなぁと思います。

自分の機嫌を取るのがうまい人は、多分「自分の好きな瞬間をしっかり自覚できている人」だ。



昨日は、所属している吹奏楽団のコンサートでした。夫が出演するので、家族で観に行ったのです。

リハーサルの様子。初めて、楽器吹く夫を見て不思議そうな次男。

私には、中学校から今も続けている趣味として、吹奏楽があります。フルート、オーボエ、ファゴット奏者の経験があります。

中学校のとき、スパルタな顧問との出会いや思い出は以下の記事で書いています。

今は、オーボエ奏者として吹奏楽団に籍を置いていますが、ここ数年は休団中のため、楽器からは遠ざかっていました。

飽き性の私が、今も唯一続いているのが「吹奏楽」と「文章を書くこと」。

でも今は、楽器を奏でるよりも、パソコンのキーボードを叩く時間のほうが長くなっていました。

なくても特段困らないし、成り立つ。それは趣味だからです。だからつい、後回しになる。

意識しないと大人は、何年も趣味を忘れたり取り組んだりしないのかもしれません。埃をかぶったかのように、わたしの記憶からも「吹奏楽」がここ数年ぼんやりしていました。

でも昨日、数年ぶりに目の前で演奏する仲間を見たり、吹奏楽の生演奏を聴いたりしていると、心がホワーっと温かくなるのを感じました。

(わぁー、やっぱり音楽好きだなぁ)

主人や楽団の仲間が楽しそうに演奏している。それを見つめる観客も笑顔でした。

(いいなぁ、このみんなが楽しんでいる空間)

頭の中に、自分がステージに立っている姿や、演奏しているイメージをすると、気分が高揚しました。

子守りしながらなのでゆっくりは観られなかったけど、さまざまなな楽器の音色は、日常で少しお疲れモードだった私の心をワクワクを引き出してくれたのです。

週末の2日間、ひとりで男児2人を観ていたのですごく疲れているはずだけど、帰宅後も心地よいポジティブな気持ちで眠れました。

好きなもののパワーは偉大かもしれないな、と昨日あらためて体感しました。

「なぜ、吹奏楽が好きなんだろう?」を少し考えてみました。

なんとなく、今後の人生にヒントがありそうな気がして。

・吹奏楽は補欠がない。みんながプレーヤーになれる
・大変でもある分、達成感がある
・新しい曲にチャレンジするワクワクがある
・仲間と一緒だから、倍に楽しさを感じる
・観客が楽しそうにしているのを見るのが嬉しい
・奏者も観客も全員で空間を作り出す一体感がある

……などなど。

曲を作る際は、たった1フレーズに何時間もかけることもあります。

これって、ライティングとも似ているよなぁと気づきました。

たとえば、たった一文のために、試行錯誤して言葉を考えたり、リサーチしたりします。

この文章は仕事ではないので、普段よりもラフに書いているけど、一応考えて言語化しております。

わたしにとっての吹奏楽とnoteなどのライティングの共通点を考えると、人に楽しさや明るい気持ちになること共有するのが好きなのかもしれないなぁと、気づきました。

何かに迷ったとき、活動を選ぶときの今後のヒントになりそうです。

自分の好きな趣味の時間をつくると、ポジティブな気持ちが無理せずがんばらずとも復活します。

さらにそれらを「なぜ好きなのか?」を深掘りすると、自分にとって大切な指標が見えたり、今後の活動のヒントになったりするかもしれません。

さっそく、「吹奏楽の曲を聴く」を日常に加えてみることにしました。

日々の心地よさを増やす習慣づくり。

自分のために「なんだかいい感じ」な瞬間を毎日にたくさん作ろう。

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