あなたの行動の源は?
自分の長所や才能は「子どもの頃を振り返ると見えてくる」
と様々な自己啓発本によく書いてある。
よく分からないなぁ…覚えてないし。
と思いながらも振り返ると、「あ、よくわたしの日記を見て笑顔になっている人がいたなぁ…」と思い出す。
*
子どもの頃から好きだったこと。
その一つは「日記を書くこと」だった。
小学生には毎日書く日記帳たるものがあった。
毎日、自分の身の周りの出来事を書く。
ありのままに。
その日に友達と遊んだことや、授業のこと、家族のことなど。
そして本を読むのが好きだったので、沢山読んでいた。登場人物の心の移り変わりがおもしろい。
読書感想文も、苦なく書けて得意だった。ただし、自分が本当におもしろいと思う本しか書けない。ウソを書くのは嫌なので。
自分的にはただ真面目に思ったことをそのまま日記を書いていた。
「さおりちゃんの書く文章は素直でおもしろいねー」
「おもしろくて、いつも楽しみに見てます」
と先生や友達から言われていた。
そして、クラスのプリントに掲載されていたりしたので、同じクラスの同級生のお母さん方にも母はよく言われていたらしい。
わたしの母も、夜中にこっそりわたしのランドセル内の日記を取り出して見ては、
クスクス笑っていたのを、寝ぼけ眼で何度か目撃したことがある。
「何かおもしろいこと書いていたっけ…?」
いつも不思議に思っていた。
今振り返ると
今のように頭をたくさん使わず、
ただ思ったことを素直にそのまま書いているから自分はもちろん、読んだ人も楽しかったのかもしれない。
だって人の本音って気になるし、おもしろいから。
*
本当はそう思っているのに
空気を読んで大人は基本「言わない」ことがデフォルト。
だから、子どもの素直な言葉はとても新鮮でおもしろいのかもしれない。
3才の息子の何気ない無邪気な発言や態度が
強烈におもしろいのは、
いつも本心で素直だからだろう。
*
あとは、オリジナルキャラクターを作ってギャグマンガを書いていたり、占いや心理テストなどの本をよく読んでいた。
マンガはわたしを中心に、友達とわいわいはしゃぎながらストーリーを作った。
「もっとこうしようよ!」
「こうしたら楽しくなるよー!」
「これ、とてもおもしろいねぇー」
って友達に声をかけながらストーリーを作り上げていった。
文章やストーリーを書くことが単純に好きだったんだろうなと思う。
そして、ストーリーのおもしろさを皆と共有したかった気持ちもある。
今はマンガは書けないけど、あの頃は今の自分では考えられないくらい、発想が豊かで毎日アイデアが浮かんでいた。
それを文字や絵にしていくのが楽しかった。
また、占いや心理テストなどの本を読んでは、自分や周りの人間を分析するのが好きだった。
自分を知る。
周りを知る。
特徴が分かると楽しい。
なんで違うの?
どうしたら仲良くなれるの?
なんでそう考えるの?
好奇心が刺激される瞬間が楽しい。
違う特徴があって同じ人間なのにおもしろい。
自分やその人のことが、色々な視点で深く知れると楽しい。
*
好奇心
ワクワク
楽しい
おもしろい
昔から今も、わたしの元気や行動の源な気がする。
色々と興味がわき、同時に飽きっぽいわたしは、昔から色々やってみる。
だけど長く続くこともあれば、続かないこともある。
最近気づいたのは、長く続くものは
好奇心
楽しい
おもしろい
の要素があるかないか?が大きいと最近思う。
長く続けたことのひとつに吹奏楽がある。
楽器は難しいし、けして上手ではなかったけど、毎度変わる五線譜を奏でると違う発見がある。
一つの楽器から違う表情が見れるのが楽しい。
皆で協力して一つの音楽を作り上げる楽しさ。
なかなか上手くいかないから、何度も繰り返して練習して、まとまった時は嬉しい。
仲間として連帯感も生まれて、曲を奏でるたびに絆が深まる。
曲を聞いてくれるお客さんの楽しそうな顔が嬉しい。
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数秘術でいうと、わたしは「3」
創造と破壊
素直
喜怒哀楽
ハーモニー
好奇心
楽しい
おもしろい
そして飽きっぽい笑
そんな無邪気な子ども心が大切な気質なのだ。
割と当たっているなーと思う統計学の一つ。
毎度変わるテーマに対して
「なるほど!」
「なぜ?」
「どうして?」
そして、一通り分かると
「どうやったら人に伝わる?」
「どうしたらなるべく見た人が楽しく興味を持って読んでくれる?」
それが今のWebライターのお仕事にも繋がっている。
このnoteも、特に構えたりせず、頭の中に流れてくる文字たちを、リラックスしながら赴くまま、曲を奏でるように言葉を紡いでいる。
本音と建前が入り混じる大人社会だけど、
noteをはじめたことで、素直に心をオープンにして自分を振り返ったりできる。
自分と繋がって「ただいまー」と戻っていく感じがして嬉しい。
「自分には何も得意なことや好きなことはない」
と思う人は、子どもの頃を思い出してはいかがだろうか?
そして、文字でアウトプットするとより良いと思う。
振り返ると、あなたにもフッと笑顔になるような思い出とともに、自然に得意なことや好きなことに気付くだろう。
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