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【694球目】TikTok

今日のお題はTikTokですが、ちょっと真面目なお話です。
先日、三陽工業の役員からこの動画が面白いとLINEが来ました。
とても面白く、興味深い内容でしたので今日はそのお話をしていきます。


自己効力感

その動画の中に自己効力感という言葉が出てきました。
あまり聞きなれない言葉なので調べてみました。

自己効力感とは、心理学の概念で、個人が特定の状況やタスクを効果的に遂行できるという信念の度合いを表します。この概念は、アルバート・バンデューラによって提唱され、彼の社会学習理論の一部として発展しました。

自己効力感は、個人の行動、モチベーション、感情的な反応に大きな影響を与えます。例えば、自己効力感が高い人は、困難な課題に直面しても諦めずに取り組む傾向があり、挑戦的な目標を設定しやすいとされています。一方で、自己効力感が低い人は、新たな挑戦を避けたり、困難な状況に対して早く諦めたりすることが多いです。
自己効力感は以下のような経験によって形成されるとされています。

成功体験(成就体験):過去に成功した経験が自信を構築し、自己効力感を高めます。
代理体験(モデリング):他人が成功するのを見ることで、自分も成功できるという信念が強まります。
言語的説得:他者からの励ましやポジティブなフィードバックが自己効力感を強化します。
感情的・生理的状態:ストレスや不安が低い状態は自己効力感を高めます。

自己効力感は、学業の成績、スポーツのパフォーマンス、職業上の成功、健康行動の維持など、さまざまな分野において重要です。自己効力感を高めることは、ポジティブな成果をもたらし、個人の幸福感や達成感に寄与するとされています。

CHATGPTに聞いてみました

要は、少し困難な状況になった際に、よしできる!やってやろう!と思える気持ちの度合のことです。そして自己肯定感と共に組織肯定感についても言及がありました。上記の内容を個人のみならず組織、チームにも当てはめて考えてみることです。

それは無理、この言葉が全ての思考を止めてしまうということはこのnoteに何回か書いたことがあります。もし、それは無理と言ってしまっていたら、今の三陽工業は存在しません。

やる方法を考える
プロ野球選手になってくださいという課題は降りてきません。やる方法が必ずある様な課題しか出てきません。やる方法を考えるからこそ、難しいと思われるような状況であってもそこを乗り越えることができるのです。

まさに成功体験が自己効力感と組織効力感を高める訳ですね。

自己肯定感との違い

自己肯定感という言葉はよく耳にします。自己肯定感と自己効力感、似ているようで異なります。

自己肯定感は自分自身の全体の評価、大きな括りでの感情であることに対して、自己効力感は特定のタスクやプロジェクトに対して自身の能力の認知や信念を指しています。自己肯定感は高いが自己効力感は低い、そんな人も結構存在しています。

想うようにしかならない

結果はその人が想うようにしかなりません
(敢えて想うと使っています。思うより想うは強い信念を持っていると解釈しています)このプロジェクトが上手くいくと想っていないのに上手くいくことはほとんどありません。たまにラッキーはあるかもしれませんが。上手く行くと想っているからこそ、出てくる課題に対して思考して行動することが出来ます。

売上高を1000億にする!経営者がそう想わずに1000億の売上になる会社はないでしょう。成長したい!と想わずに成長はできません。突き詰めていくと、考え方に辿り着いていきますね。そして、考え方は心から生まれてきます。心と言うと、稲盛和夫さんを思い出します。京セラ、KDDIの創業者でJALを復活させた経営者です。

稲盛和夫さんの考え方の1つに私も大好きな考え方があります。

仕事の成果=考え方×熱意×能力

その通りですね。三陽工業の言うシンカもそこに当てはまると考えています。

今日もシンカをしていきます。
本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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