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【380球目】福利厚生プロジェクト

三陽工業では仲間を増やす為の施策を常に考えています。

そして、常に何かが動いています。九州で行われている34DAYトライアルもそのうちの1つですし、先日第2回が開催された福利厚生プロジェクトでも、次の施策が動き出そうとしています。今日はそんなお話です。

仲間を増やす為に

仲間を増やす為に、これをド真剣に考えて、本気で何かをやろうとすると様々なアイデアが出てきます。

もちろん全てを実行することが出来れば良いのですが、もちろん制約された条件下にはなります。具体的に言うと、費用や管理という制約がかかります。よく、国の施策でも、〇億円の補助金支給というものがありますが、〇億円の支給をする為の事務管理コストはとても大きなものになります。仲間を増やす為にはできる限りのことを全てやっていきたい。そして、それを実行する為には多くの課題や壁にぶつかります。ぶつかった時にどうするのか、その時の思考と行動がとても大切です。

ぶつかった時に必要なもの

福利厚生プロジェクトは私を除いて5名のメンバーから構成されています。

昨日の第2回では『あるべき姿、ありたい姿』を設定して、その為に何をするのかを決めてもらいました。メンバーの討論中、私は席を外しました。私がいると、どうしても私の意見を中心に物事が進んでしまうからです。私の意見を中心に進めると、どうしてもやらされ感が出てきます。やらされ感というと少しネガティブですが、社長に任せばいい的な空気はこのプロジェクトには必要ありません。多様な意見が出て当然ですし、福利厚生を充実させるということは費用がかかることなので、その費用を他に振り分けた方が良いという意見はあって当然だと考えています。

大切なのは熱量

0から1を創る時、最も大切なことは当事者の熱量です。

私が経験したことで言うと、リーマンショック前の川重の大増産、溶接道場の開設から始まり、高砂事業所の新設、県外拠点の新設、生産推進グループの発足、新工場の設立、採用活動グループ・広報グループの新設、M&A、IPO準備における管理部門の新設等々。

全てにおいて当事者です。

プレーヤーなのかマネージャーなのか、プレイングマネージャーなのか、立場は様々ですが、常に当事者ではあります。もちろん、今でも全てのことの当事者ではありますが、こういったプロジェクトにおいて、最も大切なことはまずはプロジェクトメンバーの熱量です。あるべき姿・ありたい姿に対して当事者がどこまで熱量を持って向かうことができるか。プロジェクトでは、100%で何かを進める必要はありません。そんなことをしていたら進みません。70%程度でドンドン進めていく、改善が必要な時は立ち止まり、時には後退する。最終的にはプロジェクトを解散することも前提です。そういう考えの下で、仲間を増やす為にどうすればいいかを1人1人がド真剣に考えることができれば、自然と会社は良くなっていきます。

熱量がないと

熱量がないなら辞めた方がいい。

なんでもそうです。例えば、三陽工業には野球部があります。
2つも。ある視点から見ると年間で数百万のコストがかかっています。
これも同じで、大切なのは当事者の熱量です。私も当事者の1人ですが。私以外にも、福岡の野球部の監督やキャプテンの熱量。もちろんメンバーも。それに伴う三陽工業という会社の認知。野球があるからという理由で三陽工業を選んでくれること。そういった理由を考えた時に、三陽工業の野球部はとても重要な存在です。野球もバイクも当事者の熱量や想いから始まっていますし、今も継続しています。

元々、両方とも三陽工業にはなかったのですからね。
想いと熱量でできたものです。

全ては同じ

1つの事業やプロジェクト、部活動やスポンサー、全てに共通する考え方は、想いと熱量です。

想いと熱量を持って、片方で理を併せ持つと必ず成功します。三陽工業は売上が7億の会社だったんです。足元の進行期はきっとコロナ前の70億を超えて来ます。全国各地で想いと熱量を持って、今日もシンカしてくれている人達から勇気をもらっています。そして、そんな仲間を増やしていく為に、今日も三陽工業はシンカをしていきます。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!