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【790球目】うまくいかない時

仕事をしていると、順調に行くとき、そうでない時、様々だと思います。
三陽工業に入社して19年。社会人になって24年。振り返ってみると、うまくいっていると実感している時はほとんどありません。うまくいかない時の私の思考と行動を今日はお話していきます。


行動しながら考える時と・・・

先日のnoteに行動しながら考えるということを書きました。
1日や短期で見ると、まさにそうです。1日単位で見ても、うまくいく事、そうでない事があります。行動しながら考える事、とても大切です。

ここでは、行動しながら考えること、ではなくまずは考えることを紹介します。まずは考える、これは課題が大きい時に行うことです。ひたすら考えます。まずは考え始める。答えが見つかっていなくてもまずは考える。休みの日も思考が止まることはありません。これは経営者としては当然のことだと思っています。考え続けると、様々な所からヒントが出てきたりします。
休みの日は、普段と精神状態も異なるので、良いアイデアや知恵が出てくる場合もあります。

トコトンまで考える。課題が大きい時はそうします。

人の意見を参考にする

トコトンまで考えることと同時に、人の意見を聴くようにします。自分ではない人ならば、どういう思考をするのか。とても近い人、ちょっと距離のある人、様々な立ち位置の人の意見を参考にすることによって、その意見からヒントを得ることもあります。

自分でこうすると決めてからの相談はあまり意味がありません。
背中を押して欲しいだけですからね。結論が出る前に、人の意見を参考に聴くこと、とても大切にしています。

覚悟をする

その次は、やり抜く覚悟、です。
自分で考え抜きながら人の意見も聴いて出した結論。それを実行する時に、反発がある場合もあります。覚悟をすることはとても大切です。ハレーションが起きる事もあるでしょう。そもそも、100%同意されることはありません。その中で自分が正しいと考えた事を次は行動に移していきます。

ただ、世の中は動いています。
今日決めたことが、明日陳腐化している可能性もあります。
常に変われる柔軟性はとても大切です。そこも含めての覚悟です。

楽しむ

最初、大きな壁だなと感じていても途中から楽しくなることがあります。
現実はとても厳しいのに、妙にテンションが上がっていくことがあります。
考えて考え抜くとそうなる傾向があります。

もっと厳しい環境の時、もっとリソースが無い時もありました。
リーマンショックの時は、1人で何とかしなければと考えていました。
そこから19年。随分と変わった気がします。あの時は、楽しむ余裕は全く無かったですからね。1つの課題に立ち向かうと、誰かが成長してくれます。
その成長が三陽工業の宝になります。もちろん、本人も代えがたい経験になるでしょう。

約15年前と比べると、見えている幅と奥行きが変わって来たと思っています。

正しい事

三陽工業は良くも悪くも強制をしない会社です。
能動的、自発的な行動が求められます。自分で考えて行動するから面白い。
私はそう考えています。もちろん、やるべき最低限のルールはありますが、自分で考えて行動することができる環境です。

一般的な新卒社員を受け入れ始めたのが2022年。ということは、ほとんどの社員が中途社員で他の職歴を持っています。三陽工業に入って、人生が良くなった、そしてもっとそれを良くしたい、そんな想いを持ってくれる仲間を増やしていきます。今気づけなくても、どこかで自分で気づく。人は育つ。それを私は社員から教えてもらいました。

1人でも多くの人が仲間を増やす為に、能動的に自発的に考えて行動していく事を望んでいます。失敗は経験ですからね。考えて動かないと失敗もしません。まだまだ試行錯誤、発展途上の三陽工業です。これからのシンカを私も楽しみにしています。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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