【38球目】考える力
突拍子もない表題ですが、普段からよく使う言葉なので、今日は少し詳しく書いてみますね。
元々は
そもそも自分に考える力が備わっていたかというと、NOです。
人生において最初に決断したことと言えば、
野球をすること。
なんとなく始めたので、そこまで考えてやり出した訳ではありません。
周りも、多くの人が野球をやっていた時代ですからね。
今は少年野球や高校野球で人が集まらなくて大変みたいですが、その話題はまたどこかで。
どこの高校にいくか。
これも考えて決断すべきところです。
ここでは少し考えたかもしれません。
A高校と星陵高校との比較でした。
A高校の方が、入るのが難しい。
当時行っていた塾の先生には、A高校受けろと言われました。
学校の担任は、星陵ですら難しいかもと言われました。
(中学校2年生までの成績が良くないので、内申点がないからです)
ちょっとだけ考えた結果、星陵高校を受けます。
中学校1年生の私の成績では到底届かない高校でしたから、それでも満足してましたね。
大学行くとき。
考えてませんね。
センター試験で、自分としてはミラクルな結果でした。
その為、佐賀大学へ行くこととなります。
熟考した訳ではありません。担任の先生の勧めも大きかったですね。
新卒での会社選び。
ここは考えるべきでしょう。
が、たまたまやってきたDMをきっかけに会社説明会へ行き、そのままの流れで入社します。
名古屋の会社。
これは指示に近いです。
業界を知ることも大切だと思いましたので、行きました。
こう振り返ると、あんまり考えてない気がしてきました。
今の学生や生産推進グループ社員の方が、よく考えていると思います。
私の人生はリーマンショックで完全に変わったと、しみじみ思います。
こうやって振り返ると、本当にそう思います。
文字にしていくことは大切だと実感しています。
リーマンショックの時は、めちゃめちゃ考えました。
長いトンネルに突入して、その後の環境が、その後の自社がどうなっていくのか。色んなパターンを想定して考えたあげくに、とった行動は、
勇気をもって、やったことがないことをやってみること
でした。
考える力。
人が成長していく為に、必要不可欠なことだと思います。
考えるから、周りを応援する。
考えるから、自分の置かれた環境に感謝できる。
考えるから、ありがとうとごめんなさいが素直に言える。
私はそう考えています。
考える力がもたらすこと
どんな環境下においても、考えることをやめない限り、人はシンカしていきます。そして、考える力と同じくらい、いやそれ以上大切なことは考え方ですね。
その昔、稲盛和夫さんの塾、盛和塾に行っていた時がありました。
その当時はそこまで響いてこなかったですが、今になると多くの気づきがあります。
人生や仕事の結果=考え方×熱意×能力
熱意・能力は0~100点。
考え方はマイナス100点~100点。
それぞれを掛け算ですので、考え方がマイナスだと、全ての結果がマイナスになる。熱意と能力のある天才的な詐欺師なんかは、その例ですね。
10年くらい前に聞いていた言葉が、この数年で色々と蘇ってきます。
成功する人とは
成功する人ってどんな人だと思う?
ある人に聞かれました。
素直な人、成功するまでやり続ける人、感謝する人、努力を継続する人、色々と答えました。その人の答えは、
成功する人=応援する人
でした。
応援する人って、誰かから応援されるでしょ。
成功している人で、応援されていない人はいませんよね。
必ず誰かに応援してもらっている。
でもね、目の前の人を応援したら、その人が自分を応援してくれる訳ではなくて、誰かを応援する気持ちを持ち続けたら、誰かから応援される。
そんな気持ちを持つことが大切だと思います。
その時の腹落ち感は、半端なかったですね。
それ以来、この言葉はずっと私の心の中にあります。
成功する人は応援する人。
だと思いますし、そんな会社になるように行動しています。
感謝
盛和塾に行っていた時、会社の売上は10数億でした。
まだまだ未熟だった私には、稲盛和夫さんの話は早すぎたのかもしれません。
あれから10年。多くの環境が変わり、三陽工業も変わりました。
今もたまに稲盛さんの本を読んだりしますが、まあ落ちてくる。
自分としてはすさまじい変化です。
そんな環境に辿り着けたことに感謝ですし、学べる場を提供してくれたことに感謝です。
三陽工業の存在意義
⇩ ⇩ ⇩
製造派遣業、中小零細製造業で真面目に一生懸命働く人が
報われる世界を創る
知人にカンボジア人がいます。
カンボジアにも行ったことがあります。
カンボジアという国が好きです。
しかし、カンボジアで真面目に一生懸命働いたとして報われるでしょうか。
どこかでフェアトレードの話もしたいですね。
報われないことに気づいたり、自分に自信がない人たちは違った道に進んでいく可能性があります。結果、治安の悪化を招く。
今の日本は、ある日突然できた訳ではありません。
何もない所からスタートして、1人1人の頑張りでできたものです。
それを引き継いでいる私たちは、その下の世代にもっと良い世の中にして渡していく義務があると考えています。
日本全体を動かすには大変な労力が必要ですが、日本の製造現場を元気にすることならば、私たちでできます。
そこから全体が良くなればいい。
まずは、昨日の自分を超えること。
そして、みんなを応援していくこと。
明日も頑張ります。
本日もありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!