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【764球目】2024ゴールデンウイーク

明日からゴールデンウイークに入りますね。
三陽工業の本社は30日、1日、2日と出勤なので暦通りですが、自動車系の工場では、30日~2日もお休みの所が多く、拠点によっては明日から10連休の所もあります。ゴールデンウイークを直前に迎えて感じていることを今日は書いていきます。


製造派遣では

一般的な製造派遣という形態で働く人にとってはゴールデンウイークやお盆休みの様な長期休暇は良くもあり、悪くもあります。休みが長くて嬉しいという気持ちの一方で時間給の給与形態であれば5月や8月は稼働日が少ないので給与が下がります

三陽工業の生産推進グループは月給ですのでそんな心配はありません。
生産推進グループを始めた時には、それも1つのリスクだと言われたことがありますが、通常の事業会社では稼働日が変動するリスクはあって当たり前です。そのリスクを取って事業を行っています。製造派遣の常識と他業界の常識の違いですね。

ゴールデンウイークの思い出

何年前でしょうね。約10年くらい前のお話です。
ひょんなことから、新しいお仕事の話を頂きました。研磨の仕事です。

ただし、完全なるやったことがないことをやってみよう、そんな仕事でした。当時の三陽工業の持っている研磨技術は、オートバイの部品とガスタービンのブレードの研磨のみ。目の前に製品を見た私は、やったことがないけど三陽工業ならできると判断して、スタートしました。不安いっぱいでしたが、当時の研磨メンバーが前向きに考えてくれると確信していましたし、案の定前向きに捉えてやってくれました。

ゴールデンウイーク全て潰してやりきった結果、1つの評価を頂き、そして、それが今の汎用性のある研磨の仕事へと繋がっています。大昔の様な話ですが、そんなに大昔でもないですね。1つあたり2時間程度と予測していた製品の仕上がりは当初は4時間超。納期に大きな不安を抱えましたが、問題無く2時間程度に収めてくれた彼らは流石の一言です。

そして、今では磨けないものがない研磨工場へとシンカしてくれています。

思考、行動と成果

書きながら、当時の感覚を思い出していました。
どんな思考と行動をしていたのか。私自身は研磨作業を行う訳ではありません。ただ、研磨の仕事を理解しており、工場長や主となる研磨職人の感性も理解しているつもりです。

私が1人で営業で研磨の話をしていた時は、この話を持って帰ったら、彼らはどんな反応をするか、それを常に考えていました。タービンブレードの研磨に初めて携わる時には、全く相談せずに決めましたが、それでも彼らの反応を頭の中に思い浮かべながら、商談を行っていました。

彼らならできる。彼らならやれると言ってくれるはず。
そんな確信もありながら営業できる。こんなに心強いことはありません。
そして、その確信は間違っていないかったと改めてこれを書きながら強く感じている次第です。

いつの間にか

気付けばゴールデンウイークもしっかりと休むことができるようになりました。ただ、いつまでたっても休みの日に1人で本社で考え事をする時間は自身には必要だと思っています。その時間はとても好きな時間でもありますし、そこから出てきた知恵やアイデアは色々と役立つこともあります。

多くの人が色んな場所へ行って楽しむこのゴールデンウイーク
安全で健康で過ごして欲しいと思うのは当然ではありますが、そういった楽しみを支えているという実感と責任を持ちながら、この長期連休明けも前に進んでいきたいと考えています。

今日のお昼ごろに、KawasakiがWSBK(スーパーバイク選手権)を今年限りで撤退のニュースを見ました。とても残念なニュースです。これについてはまた改めてどこかで書こうと思います。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


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