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【677球目】兵庫県立大学講義レポート

先日の兵庫県立大学での講義のレポートが私の手元に届きました。
総勢123枚ありました。大学2年生、3年生からの生の声です。
今日はそのお話です。


講義内容


講義の表紙
講義のAGENDA

講義の表紙はTikTokの画面とさよりんです。正確に言うとさよりんの擬人化バージョンです。前回は、この大学に落ちた経営者の話というタイトルで三陽工業についてお話をさせて頂きました。その時点ではまだTikTokはやっていません。SNSの話を一部させて頂きましたが、その大半は三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社であり、その為にやっていることについての内容でした。

日本の製造現場を元気にするという言葉は今回の講義でも連発しています。
それだけ覚えて帰ってください、そんなテンションで連発しました。前回の反省は、こちらが考えていることを一方的に話したこと。前回は3年前です。まだ新卒採用も始まっていません。新卒採用を通じて、大学生に対して伝えたい事、その伝え方を試行錯誤していましたので、今回の様な話の内容になっています。

レポートからの学び

レポートを確認させて頂いての気付き、学びがありました。
まずは、大学生がどこに関心を寄せてくれたのか。もちろん、TikTokやボカロ社歌については表題にもなっていますので、関心を持ってくれた人は多かったです。

その他に関心を持ってくれた人が多かった項目は
・製造業×製造派遣業の相乗効果
・M&Aを通じての社会問題解決
・障がい者雇用
・生産推進グループ

です。

地域経営論という授業になりますので、経営学の理論に当てはまる点という項目があったのも非常に興味深かったです。人の役に立つことや、社会・地域への貢献という視点での見方も多数ありました。これだけの数のレポートを見ることができるのは大きなメリットだと考えています。

15社のうち

今回、この講座に参加している企業は15社です。
有名どころで言うと、サンテレビやみなと銀行。上場企業もあれば、設立100年を超える老舗企業もあります。

もし、これが10年前だと私達三陽工業はこの講座に呼ばれていません。そして、他の14社は10年前でも呼ばれているでしょう。それが、この10年間の三陽工業の成長の証です。こういった所でお話をすることが目的ではありませんが、無いよりはあった方が良い。1人でも多くの人に三陽工業を知ってもらうことができます。

前回と比較して

前回と比較すると、三陽工業が目指す方向性がより明確になっていると考えています。日本の製造現場を元気にするという事は当然のことですが、その為にどのような具体的行動を取っているのか、それを多くの人にどう知ってもらうのか、そして、三陽工業で働く1人1人がどの様に豊かになっていくのか、前回よりもより明確にお伝えが出来たと思います。

もちろん、改善点は多数ありますので、それは次回の機会にお話出来ればと思いますし、2024年には日経トップリーダー大学の講義が待っています。
その講義では、経営者や経営者候補が聴いてくれます。今回とは、全く異なる切り口でお話をさせて頂く予定です。約7ヶ月後にはなりますが、今から楽しみです。

最後に

講義の中でもお話したのですが、三陽工業を除く14社は歴史もあり知名度
や技術力がある兵庫県を代表する企業です。きっと、有料で一般公開しても人が集まります。そういった取組をしている兵庫県立大学は素晴らしいと感じていますし、そのチャンスを活かしている学生も素晴らしいですね。

準備段階から段取りを行って頂いた、みなと銀行の関係者の方々、兵庫県立大学の関係者の方々、そして、私がこういう動きを出来るように、日々支えて頂いている三陽工業の社員のみなさんに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!