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夫婦は同じ職場で働いた方が円満になるんじゃないかと思う

経営者という職業柄、他の会社の経営者の方々とお話する機会が多いのですが、その時気がついたのが、家庭がうまく行っていない経営者が多いなということです。(自分のことはさておき)

もちろん経営者という仕事は、家族だけでなく従業員の生活も守っている責任の重いものです。

そして、かなりの経営者が、金融機関から多額の融資などをしてもらっており、失敗=会社の倒産=身の破滅みたいな方程式になってしまっているのも、ある意味事実です。

ですのでサラリーマン経営者はともかく、だいたいの経営者は、ある意味命張っているようなものなので、仕事優先・家庭軽視の傾向はまぁ仕方ないことだとは言えますが・・・。

ただ、それにしたって家庭がおかしくなっている人が多いなと。


そんな中でもう一つの気付きが、「ご夫婦・ご家族で経営している会社」は、家庭円満なケースが多いことです。

旦那さんが社長、奥様が副社長、ご子息が役員、みたいなのは典型的な同族企業でしょうし、一般的には一族で利益を独占してるぜ的な感じで、あまり好意的に見られていない気がしますが、「家庭が破綻している」って人は前述の一人で経営している方に比べて明らかに少ない印象です。

仲いい人多いです。感覚ですが。


よくよく考えてみたら、現在の夫婦が別の職場で働くというスタイルになったのは、ごく近年になってからのことです。

戦後は大企業というものがそもそも少なく、だいたいは農家や個人商店でした。みんな自営業で、家族経営が基本の形です。

もっと振り返ってみれば、江戸時代までは農家が80%。夫と妻が別々に働いているのなんて、お城づとめしている武士くらいのもので、全体的には夫婦で一緒に仕事があたりまえ。

つまり、夫婦は四六時中一緒にいたことになります。


ちなみに自営業はこの近年も減少し続けています。

面白いデータが内閣府にありました。

平成23年のデータによると、日本の自営業率はこの20年で10%(90年22.3%→2010年12.3%)も減少しています。

もう自営業は全体の1割くらいしかいないのです。

これは社会の変化によってもたらされたものですが、これまで夫婦で一緒に働くというのが当たり前だった世の中から、別々に働くことが当たり前の時代になったといえるでしょう。


夫婦が同じ職場で働くとどうなるかというと、「会話のネタが尽きない」ということが大きいような気がします。

職場恋愛された方はなんとなくおわかりかもしれませんが、仕事や職場という共通の話題がありつづけると、会話に困らないんですよね。

だいたいの人間関係は、コミュニケーションによってある程度円滑になることは間違いないでしょうし、夫婦が同じ職場なら少なくとも会話に困りません。


とはいっても旦那さん・奥さんと同じ職場で働くのなんて今更無理だわ、って人も多いと思いますが・・・・。

そういう人は共通の趣味とかを持つと、良いような気がしますね・・・。



★こんな会社経営してます。
(株)トライエッジ(http://www.triedge.co.jp)
<事業内容>
データベースマーケティング支援
・顧客データ分析
・マーケティング施策立案と実務代行





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