冷たい空気が肺に入る朝。
いつもより早い目覚めだ。
窓に目線を向けると、昨日の夜の濃い紺色とは違って、空が薄い青色になってきていた。
少しだけ窓が開いてて、昨日の夜、締め忘れたのを思い出した。
体を起こして、窓に近づくと、体感で寒さを感じた。
あれだけ、気象予報士さんたちが秋の準備をしておいて!って、言っていたのに、寝床から出てきた私の服装は半袖のTシャツにサラサラ素材の揺れるステテコみたいなパンツ。
腕に鳥肌がぶわっとあらわれる。
う〜、寒いな。。
急いでカーディガンを引っ張り出して、肩からかけてみる。
1枚、羽織るだけで、こんなにもあったかいとは!
ひとまず、ふわふわ靴下はいて、まだ完全に朝になってない空を見るためにベランダに出てみた。
やっぱり寒いけど、なんだか頭が気持ちいい。
目を閉じて、腕を横に大きく広げて、息を口から少しずつ出す。
そこから時間をかけて、ゆっくり鼻から空気を吸うと、冷たい秋の空気が気道を通って、私の肺に染み込んでくる。肺が膨らんだ。
そして、もう一度、口から細く息を吐く。
肩の緊張が解けたように、少し楽になった。
部屋に戻り、時計を見ると、まだ動き出すには早い時間ということがわかった。
今度は窓をきちんと閉めて、タオルケットではなく、掛け布団を持ってきて、お布団に戻る。
体は少し冷えたけど、その分、布団が温かくて、気持ちいい。しかも、二度寝できるなんて、幸せだ。
体温と気温差で、眠気もあっという間にやってきた。
もう一回、携帯の時計で、二度寝できる時間を確認。
あとは、暗闇の中に落ちていくだけ。まぶたの外が少しずつ明るくなってたけど。気にせず、この世界に潜ってしまおう。。
目を覚まし、時計の針の位置がいつもと違うような…と、目をこする…
目を閉じて、ギュッとつむって、もう一度、時計にピントを合わせてみた。
はっきり見えた私は、悟った。
……この状況で、急いで、慌ててもいいことないから、落ち着いて行動しよう…。安全第一が何より大事だと思う。うん。そうだな…
人間にも冬眠があればいいのに、と心のなかで期待したモニカであった。
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今回はsawa/ note inc.さんのLightbox実装記念というタイトルの写真を使わせて頂きました😄✋
まだ目が覚めていない、まどろむ朝の雰囲気がとても綺麗だなと思いました!
空の色って、一色ではないし、いつも同じではないし、天気によっても雰囲気が変わるのが不思議。
明日はどんな1日になるのか、どんなことやどんな思いを伝えられるのか考えながら、今日も眠りにつきます笑
みんなも早く寝ると、いいことあるかもよ〜💃
二度寝してもいいけど…慌てないように、ゆる旅気分でいきましょ〜!!
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