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ゲームコレクター酒缶のトリビアガーデン

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1万本以上のソフトを所有するゲームコレクター・酒缶が、ゲームソフトの細かすぎる豆知識をご紹介! あなたの知らないゲームの世界がここにある!
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#ファミコン

ゲームトリビア045 ゲーム内容からバグまでそっくりなファミコンゲーム

ゲームトリビア045 ゲーム内容からバグまでそっくりなファミコンゲーム

同じプログラムを使いまわして別のゲームにしてしまうのはよくあること。でも、バグまで同じなのはちょっと困ります!

「プログラムの都合」は直してください!ファミコンゲームをプレイしていると、たまにデジャヴを感じることがあります。違うソフトのはずなのに、遊んだことがあると感じるアレ。

1990年発売の『キャデラック』はトランプカードを並べて消していくパズルゲームなのですが、1991年の『グレートディ

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ゲームトリビア044 両手で1つずつコントローラを持って遊ぶファミコンゲームがあった!

ゲームトリビア044 両手で1つずつコントローラを持って遊ぶファミコンゲームがあった!

WiiリモコンやPS Move、Switchなどなど、両手で2つのコントローラーをもってプレイするゲームが増えてきました。しかしこの「両手にコントローラー」は、ファミコン時代からあったのです。

左手に1コン、右手に2コンWiiリモコンやPS Moveのように、両手に1つずつ持ってプレイするコントローラがありますが、これらの入力機器は最初から両手に持つように設計されています。

しかしファミコンの

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ゲームトリビア043 「人」を4人揃えて消す落ちゲーが存在した!

ゲームトリビア043 「人」を4人揃えて消す落ちゲーが存在した!

落ち物パズルゲームは定番となり、様々なものが落ちてきては消えていくことになりました。その中でも異色なのが、ファミコン版『ぷよぷよ』のオプションモードなんです。

あの落ちゲーに謎オプションが!ファミコン版『ぷよぷよ』(1993年/徳間書店インターメディア、通称『旧ぷよ』)は、後のぷよぷよシリーズとはちょっと違った作品でした。中でも、「ぷよ」を人型の「ヒューマン」に変更する機能はちょっと異様。

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このミスがすごい!【3】 ファミコン版『イースⅢ』最後の謎!?

このミスがすごい!【3】 ファミコン版『イースⅢ』最後の謎!?

ゲームのパッケージや取扱説明書を読み込んでいくと、ときどきアリエナイ間違いに遭遇します。そんな「すごいミス」を集めていきましょう! これもまた、ゲーム業界の歴史の一部!

ビクターおと楽……!?ファミコン版『イースⅢ』(ビクター音楽産業/1991年)は、攻略に詰まった人への対応として、メーカーに応募券を送って質問できるシステムを採用していました。

低年齢層のユーザーに配慮した、素晴らしい対応です

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ゲームトリビア039 写メのない時代に5秒で消える画面を撮影させる無茶なゲームがあった!

ゲームトリビア039 写メのない時代に5秒で消える画面を撮影させる無茶なゲームがあった!

ファミコン時代、クリアしたりハイスコアを出したりで認定書などが貰えるゲームがいくつもありました。中でもやたら難しいのが、この『スーパーピットフォール』なのです。

クリア後の画面撮影が最難関!?海外の人気シリーズ『ピットフォール』のアレンジで、期待も高かったファミコン版『スーパーピットフォール』(ファミコン/ポニーキャニオン/1986年)。

このファミコンソフトは、キツい難易度もさることながら、

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ゲームトリビア038 『赤川次郎の幽霊列車』はビッグネームが関わり過ぎ!

ゲームトリビア038 『赤川次郎の幽霊列車』はビッグネームが関わり過ぎ!

超大物作家原作のファミコンゲーム。でも、よく見ると他にも超大物が何人も関わってる!?

巨匠たちのスーパーセッション『赤川次郎の幽霊列車』(ファミコン/キングレコード/1991年)は、当時売れっ子だった小説家・赤川次郎の処女作「幽霊列車」を原作とするアドベンチャー。

しかし原画は「ハートカクテル」のわたせせいぞう、作曲に「ドラゴンクエスト」のすぎやまこういちとビッグネームを起用したためか、目や耳

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ゲームトリビア037 「原作者書き下ろし」なのに迷走しまくりなファミコンゲーム

ゲームトリビア037 「原作者書き下ろし」なのに迷走しまくりなファミコンゲーム

今回のお題は、あの国民的グルメマンガのファミコン版。実は、巨匠書き下ろしをウリにしていたんです!

これが雁屋先生書き下し!?パッケージに「原作者・雁屋先生書き下しのオリジナルストーリーで、大満足!!」とあるものの、いざ遊んでみると、食材を粗末にしたり奇行のすえに警察に逮捕されるなど、ファンならずとも仰天展開のオンパレード。

この『美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負』(ファミコン/バンダイ/19

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ゲームトリビア036 ゲーム機本体がなくても遊べるファミコンソフトがあった!?

ゲームトリビア036 ゲーム機本体がなくても遊べるファミコンソフトがあった!?

ファミコン時代は、まだまだセオリーが固まっておらずいろいろと試行錯誤がありました。そんな中でも、『うっでいぽこ』のパケ裏は特徴的。ファミコン本体や電源が無くてもゲームで遊べちゃうんです。

前代未聞の紙相撲付きゲームソフト!ソフトのパッケージ裏側は、ゲーム内容をアピールする大事なスペース。しかし実は、ファミコン初期のタイトルには、このセオリーを無視したものもけっこうあったのです。

中でも印象的な

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ゲームトリビア035 ファミコン時代特有の“謎ペンネーム”が大量に記載された取扱説明書

ゲームトリビア035 ファミコン時代特有の“謎ペンネーム”が大量に記載された取扱説明書

ファイターおとみ&メタルゆうきかつて、ゲームのスタッフロールにはペンネームが使われるのが一般的でした。中でも『キャプテン翼II スーパーストライカー』(ファミコン/テクモ/1990年)は、特にその業界慣習の異様さが際立つ作品といえます。

後にコナミで“ときめく”ことになる「メタルゆうき」など奇妙な名前が続く中に、一人だけ「オリジナル…たかはしよういち」と原作者が本名なのが気の毒です。

ゲームトリビア034 FC時代の競馬予想ソフトは「予想が外れたユーザー」が怒ることを予想していた!?

ゲームトリビア034 FC時代の競馬予想ソフトは「予想が外れたユーザー」が怒ることを予想していた!?

ファミコン時代には、競馬予想ソフトがかなりの本数出ていました。でも、これらで万馬券ウハウハになって人って、居たんでしょうかね?

競馬予想ソフトの“言い訳”まとめファミコン時代には、数々の競馬予想ソフトが登場しました。

『黒鉄ヒロシの予想大好き! 勝馬伝説』(ファミコン/日本物産/1990年)は「ゲームじゃない」と実用性をほのめかしておきながら、そこには「予想結果には責任を負わない」との注意書き

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ゲームトリビア033 男たちによる本当の「力と力の勝負」を体感できる野球ゲーム

ゲームトリビア033 男たちによる本当の「力と力の勝負」を体感できる野球ゲーム

いろいろ闇の面に注目が集まるプロ野球。ここは『がんばれペナントレース!』に学び、漢らしくシンプルに、力と力で勝負するルールを取り入れても良いのでは!?

これぞ本当のガチンコ勝負!野球賭博・覚せい剤・声出し問題など、球界ではいろんな事件がありました。

そこで改めて注目したいのが、『がんばれペナントレース!』(ファミコン、1989年)。このゲームでは、5回以降の2アウトのときに奇数打順のバッターに

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このミスがすごい!【3】 解説がミスジャッジだらけのプロレスゲーム!

このミスがすごい!【3】 解説がミスジャッジだらけのプロレスゲーム!

取扱説明書を読み込んでいくと、なんだかビミョーな表記や、ありえない誤植に遭遇することがある。そんな、「このミス」を紹介していこう!

ダイニング・ニードロップって!?プロレスゲームの醍醐味といえば、華麗なワザの数々。でも、そんな期待を胸に『スーパースタープロレスリング』(ファミコン、1989年)で遊ぶと妙な“コレジャナイ感”が。

取説にあるワザの解説イラストを見ると、「ダイニング・ニードロップ」

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ゲームトリビア032 コナミのスポーツゲームは、遊べる種目が違うことがある!?

ゲームトリビア032 コナミのスポーツゲームは、遊べる種目が違うことがある!?

1万本以上のソフトを所有するゲームコレクター・酒缶が送る、細かすぎるゲーム豆知識! 「つり輪」ファンには残念なゲーム!?

遊べる種目がちょっと違うぞ!パッケージに15種目の競技を描いた『コナミックスポーツ イン ソウル』(ファミコン、1988年)。なのに遊べるのは14種目しかありません。どういうこと?

そこで実際にゲームで遊んでみると、パッケージ記載の「つり輪」と「ライフル射撃」が見当たらない

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ゲームトリビア026 任天堂とソニーは、ツートンカラーのファミコンカセットを出していた!

ゲームトリビア026 任天堂とソニーは、ツートンカラーのファミコンカセットを出していた!

2色ツートーンカラーに分かれたファミカセは、後に任天堂とソニーが対立することを暗示していた!? 細かすぎるゲームのトリビアをご覧あれ!

2色カセットは2社しか出していなかったファミコンのカセットカラーは多彩。だから、ロム基板を挟み込むプラスチックケースの色を変えれば、ツートンカラーにだってできたんですね。

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