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再び光徳小屋問題(2005年)①

学習院大学山岳部 昭和34年卒 右川清夫
(光徳小屋問題委員会)

 ちょうど10年前の暮れから冬の間、光徳小屋は閉鎖されたことがあります。 利用者の減少に伴う学校側のリストラ策の1つでした。 最盛期に比べ、利用者は4分の1にまで減少しながら、経費が増え続けると言う中で、光徳小屋の存続に関わる状況となりました。

 当然ながら、学習院山桜会にとっても由々しき問題であり、今園国建先輩を委員長とする「光徳小屋対策委員会」ができ、学習院山桜会として光徳小屋をどう考えるか、管理のあり方などを検討し、学校当局と折衝し、助言、サポートを行いました。

 その結果、学習院山桜会が学校当局に紹介した市川陸雄氏と言う良き管理人を得て、現在のような管理がなされて今日に至りました。 しかし、市川陸雄氏も相応な年となり、冬季の常駐は体力的にきつく、当局との契約問題(1年間契約の臨時雇用)もあり、そろそろ引退したいとの意向を表明されました。

 一方、学校当局においては利用者減少による校外施設全体のあり方(経費問題も含めて)を検討することとなり、一部施設(岩手県松尾校舎)については廃止を決定しています。

 運営委員会はすぐ動き、小屋問題委員会(右川清夫委員長以下、練木、熊野、木戸、檜垣、秦野の各委員)を立ち上げ、すぐに学校当局(施設部長並びに施設課長)と話し合いを持ちました。

山桜通信23号 (2005年5月)

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