なかなか。May 27, 2018
こんにちは!3度のメシよりグラフィティが好きなサノ☆ユタカです。
サンパウロはグラフィティも盛んな都市っす。
ブラジルでいちばん有名なグラフィティ・アーティストと言えばEduardo Kobraっす。スーパーリアリズムとカラフルな分割色彩でニーマイヤーを描いて一気にメジャーになった男っす。
2年くらい前に日本でも個展をやって池袋のビルの壁にでっかいキリストを描いてたよね。
それからOs Gemeos。彼らは珍しい双子のアーティストっす。そっくりだよな、この2人。
彼らも日本で個展やってたね。
サンパウロでグラフィティの名所と言えばBeco do Batman。もはやここは有名観光スポットになってるけどこのまわりにはストリートアーティストを扱ってるギャラリーもいくつかあるからサンパウロ行くなら行ってみるべし。
俺が行った時にもアーティストが新しい壁を描いてたりファッションシューティングしているカメラマンがいたりいい感じだったす。
オススメのギャラリーはA7MA。
サノ☆も観光気分でここのキャップを購入したっす。
サンパウロのレコード屋ではけっこうボラれちゃったんだけどA7MAではたまたま飾ってあったレコードを安く売ってくれたり感じよかったす。
もう一軒、Galeria Alma da Ruaはギャリーっていうより昔の裏宿のショップみたいな感じだけどサンパウロの若いグラフィティアーティストの小さい作品やグッズやTシャツが気軽に買えて土産にはいいっす。
そう言えば、このブラジルのヒップホップのレコジャケにもなってる凧。サンパウロでは子供達が凧あげで戦ってお互いの凧の糸を切ったら相手の凧をいただくって勝負をするんだけど糸にガラスの粉をつけて相手の糸を切れやすくするから凧が落ちてくる時にバイカーの首に引っかかってマッドマックス並みの危険な事故が多発。今じゃバイカーがバイクに保護用の鉄棒をつけてるんだって。こえーっす。
サンパウロにはいい感じの美術館も多いっす。ニーマイヤーが建てた数々の美術館の他にも大竹富江が建てたまるでコブラのグラフィティのような色彩のTomie Ootake Instituto。
隈研吾のジャパンセンターとか。
建築だけでなく中身の展示の仕方がいいのはやはりサンパウロ美術館っす。
仕切りのない広い室内にガラスに入れられた作品が並び表側には脚注もなく純粋に作品だけを楽しめる展示方法はフランスのランスにSANAAが建てたルーブル別館のおそらく元ネタになっているのではないかと思われる素晴らしいレイアウトっす。これは一度は行っておくべき美術館っす。
サッカー以外にも楽しみがあるサンパウロ、いいよ、なかなか。まじで。
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