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何もしたくないです。

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何もしたくないです。

最近の記事

2013年のこと⑤

何とえずき感を身体的努力によって抑えていたのに、えずいてしまった。もう嘔吐反射が限界だったのだと思う。 一度えずき出すともう止まらない。とにかく原因は分からない。えずいた瞬間は楽になるが、ものの10分ぐらいでえずき感をもよおし、えずくの繰り返し。1日に何度となく打ち寄せる波のように繰り返される。 えずくと体力を使う。分かりやすく体力が奪われて何もできない。 このえずきが原因で初めて体調不良で会社を休んだ。新卒として社会人になって9年目、有休以外で会社を休んだのは初めてだっ

    • 2013年のこと④

      前回までにメンタルの不調とともに不眠が出始め、また胃のムカつきではなく原因がはっきりしないえずき感に悩まされだしているといことを書いた。 祝日を利用した社員研修から帰宅し、えずき感が強いので夕食も食べられず早々に就寝した。 翌日は更にひどくなっていた。 この日から新しい作業に入る重責感と億劫さが心理的な負担となり、抑うつ感は増し、えずき感もえずく寸前までの感覚に陥っている。 それでも何とか席を外したり普段より休憩を多くとってその日を乗り越えた。当然その日は朝昼晩と全く食

      • 2013年のこと③

        えずき感があらわれるようになったこの年の9月、この体調不良の原因もおそらく鬱からきているのだろうなとは思っていた。何となく元気がでないし目標をもって何か努力しようという気もわいてこない。6月に受けた資格試験に再挑戦しようという気にもならない。 加えていろんなことに対する興味がなくなってきて、それまでの前のめりに沢山のことを知ろうとか、興味のあったものをもっと深く掘り下げようとかいう探求心みたいなものもなくただただ仕事をしてそれ以外の時間はだらだら昔のお笑いの動画をiPadで

        • 無気力

          とにかく何もしたくない。 多くのことに興味がわかない。昔関心があったこともどうでもいい。 何一つ楽しくない。「楽しくなりたい」とも思わない。一人部屋でこもっていたい。徹底的にネガティブな思考に浸りたい。 全てが億劫。お風呂にも入れない時がある。毎日入りたくないがさすがに仕事にも行っているので這うようにして浴室へ行く。 何をしたらいいか分からない。 どんな風に過ごせばいいか分からない。 ずっと横になっていたい。 健常者の仮面を被るのも疲れた。とにかく疲れた。 し

        2013年のこと⑤

        マガジン

        • 西澤さん
          1本

        記事

          2013年のこと②

          6月に資格試験が終わり合否が分かるまでの間はとにかくオーバーワークで疲れていた身体を休めるため、仕事以外のことで何か目標を掲げ努力しないといけないようなことは何もやらないようにした。仕事さえきっちりしておけばいいと思っていたしまたそうすべきとも思っていたので、仕事だけに専念することは余計な何かに気を取られず身体を休める上では丁度よい回復の仕方だった。 資格試験前は平日は講義、休日は自習室にこもって自習をするという生活だったが、それがなくなって平日は仕事終わりに飲み屋へ、休日

          2013年のこと②

          2013年のこと①

          2012年の暮れは本業と副業で多忙を極めつつ、年末のあれやこれやも相まって慌ただしく過ぎていった。しかし生活はとても充実していて、とにかく楽しかった。大晦日は10年ぶりに実家で年越し蕎麦を食べ、紅白を見ながらダラダラと酒を飲んでへらへらしていた。物心ついた時からの大晦日に過ごし方で、大人になって変わったことはそこに酒が加わっただけだ。子供の頃も何となくワクワクしていたが、酒とともに過ごす大晦日も楽しかった。こういう時間が欲しかった。 元旦も親戚が集まっての宴会で、ハレの日の

          2013年のこと①

          2012年のこと③

          仕事終わりに飲み屋に寄って帰るということを毎晩のようにしていたけれど、それは束の間の解放感が与えてくれた安らぎに安住しているだけだという感覚に襲われるようになった。 襲われるという表現は大げさかもしれない。でもだんだんと「このままではいけない、何でもいいから結果を残すように動き出さねば」と思い始めたるようになる。 2011年の暮れにうつ病と診断されたけど、処方された抗うつ剤がよく効いて見違えるように活動的になった。抑うつ状態に陥る以前よりも。 特に何か嬉しいことや楽しいこと

          2012年のこと③

          2012年のこと②

          立ち飲みの酒場で解放感にひたりながら、嫌な気分ごと飲み干すという生活を続けていたが、そこはなかなかの値段がするので懐が寂しくなっていった。酒場で知り合った飲み仲間もいたし、マスターと話すのも楽しかったけど、少しずつ足が遠のいていく。 しかし、帰宅する前に飲んでワンクッション置かないとどうにもこうにも、嫌な気分を紛らわすことができないので、次に探したのはとにかく安くて酔える酒場。 探したらありました。相合橋商店街の出口辺りにある大衆居酒屋。とにかく安い。大瓶1本とお酒冷やで

          2012年のこと②

          連休明けの溜息

          4連休が終わって今日から仕事だった。 会社に行きたくなさ過ぎてなかなか朝の用意ができず、ため息ばかりつき、いざ出勤となると胃が痛みだし吐き気までしてくる。 うつになる前は仕事楽しくて、死ぬまで働いていたいとか思ってたけど、それが嘘のように出社すら拒否する体になってしまった。 いろんな耐えがたいことを耐えた結果、限界に達してうつになってしまったんだろうけど、もう嫌なことや理不尽なことには耐えられない心身が形成されてしまったよう。 明日からも会社は続く。 一体いつまで自分が

          連休明けの溜息

          2012年のこと①

          2012年。今から8年前。 この年の4月に生活ががらっと変わった。 変わったというか、変えた。自ら。 まず、とある酒場へ足繁く行くようになった。 昼間は酒屋で夕方5時を過ぎると立ち飲み屋になる店に毎晩のように通った。帰り道の逆方向にあるのに、わざわざ通った。 マスター選りすぐりの日本酒目当てに常連客で毎夜賑わっていた。 そのお店は2004年に父に初めて連れて行ってもらったところで、その時は父の上司も一緒で、これから社会人になるにあたってのあれこれをアドバイスではなく、半分怒

          2012年のこと①

          不眠と無常

          9月に入って調子が良くない。 どう調子が良くないかと言うと眠れない。 入眠剤を飲んでいるので、寝付きはまだスムーズ。しかし2時間ほどで目が覚め、そのまま朝を迎える。更にひどいことに2週間前ぐらいから入眠もできなくなり、一睡もできないまま夜が明けることもしばしば。 こんな状態なので当然体にも影響し、寝不足感特有の目の痛み、頭重感、怠さで日中まいっている。それでも眠気は全く来ず、ただただしんどさを抱えて仕事をしている。不思議な体。 不眠症とは7年の付き合いだけど、全然仲良く

          不眠と無常

          努力と苦労

          大学を出てからこれまでの人生を振り返ってみて、20代後半ぐらいからはしんどい日が多かったなあと思う。いろんな出来れば出くわしたくないものと出くわし、どう接しようか、どう切り抜けようかと頭をひねり脳が疲れ、それに伴って体もつかれクタクタになり気づけばボロボロになっていた。 だからこれまで歩んできた道が正しかったのか間違っていたのかは別として、何とか生き抜くためには頑張っていた。その結果何が残ったか。何を得たか。多くのものを失った。得たものは憎悪の感情。 遅すぎるけどやっと気

          努力と苦労

          不惑の歳

          不惑の歳は40才を指します。40才を迎えてこれからの人生、方向性が定まってもう迷うことはないという意味です。 僕の現実は全くそんなことはなく、40才になっても本当は何がしたいかも分からず、寝食を忘れて打ち込むものなく、ただ毎日漫然と暮らしています。しかし何がしたいのか分からないから何もしないのではなく、食べていかないといけないので仕事はしています。その仕事もやりがいを感じることもなく、ただただ量も多くなく質も高くない単調な業務をこなす毎日です。これでお給料がもらえるのだから

          不惑の歳