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④宇宙からのお試し【中学生部活問題低身長】

前回に引き続き、長男の小学校卒業付近のことを書きたいと思います。
(題名とちょっとズレていたらお許しください)

小学校を卒業する頃になると周りは
『部活、何に入る?』という話題で持ちきりになります。

長男はやはりサッカーに未練があったようで、
その時点では中学でサッカー部に入るつもりだったと思います。
祖父母にもらった入学祝いで本人がどうしても買いたいと言うのでサッカーゴールのちょっとすごいヤツを買いました。

届いてすぐから公園で家族でサッカーをするようになりました。
下に弟妹3人居るので、お兄ちゃんが楽しそうにすることには興味津々で放っておいてはくれません。
最初は一緒に遊んでくれてましたが、
春休みになるとその近所の公園が、卒業した子たちのたまり場のようになり、弟妹は絶対来るな!と言われるようになりました。

春休み、そのサッカーゴールを携えて長男は毎日公園に行ってました。
最初はサッカーを習っていた時の友人たちも『すごいね~』なんて言いながら、一緒にサッカーをしてくれた様子でした。

それが日に日に帰ってくる時間が早くなり、
顔つきが暗くなり、
いよいよ遊びに行かなくなりました。

何があったかはわかりません。

ずっとクラブチームでやってきた友達との差を感じたのかもしれません。
意地悪を言われたり、されたりしたのかもしれません。

長男の中に、中学の部活の選択肢のサッカー部が消えた事だけは確かでした。

数万円したサッカーゴール…
その後どうしたか記憶がありません(^^;

長男は5年生のクリスマスにサンタさんに
『イナズマイレブンの技をください』とお願いするような子でした。

6年生になり周りの影響でサンタさんの存在を疑っていたものの、まだ全然信じていてクラスの子と【いる派・いない派】で対立したりしているとも話していました。

きっと今年こそは!と『イナズマイレブンの技』をお願いする気持ちでいたのかもしれません。

あまりにも夢を見ている長男を不憫に思った祖父がサンタさんはお父さんとお母さんだよ。と話したようで、
6年生のクリスマスの数日前に、1日号泣していました。
嬉しい気持ちや、悲しい気持ち、色んな気持ちが出てきたと言ってました。
クラスでの置かれた状況を今、思うと親にも責任がありますね…
周りの状況をちゃんと見れてなかったですね。

なんとも純粋な子でした。

春休みそのまま友達とは遊ばないままで
入学式での写真は家の前で撮ったものしかありません。

帰りの門をくぐったのも恐らく一番でした。
親すらも置いて帰る程で、後ろを追いながら長男の背中を見ていると

あの場所に僕の居場所はない。
一刻も早く帰りたい。

そんな心の声が聞こえてくるようでした。


中学も入学式早々から
波乱の幕開けのようなスタートでした。
今、思えば…(;^_^A ですが。

その時は、この時より最悪も最高もどちらも想像できなくて、どちらかというとやはり不安しかなかったので、結局どんどんぬかるみにはまっていったかもしれないですね。


その後も色んな事が起きますが…
今現在、大学生になった長男はサークルでサッカーをしていて、人生一楽しく過ごしているそうです(^-^)
ミラクルは起きますね☆

また、続きは次回をお楽しみに。

私の捉え方はありますが
ノンフィクション実話です(^-^)

最後まで読んでくださり
ありがとうございました(*^^*)



未熟な母親でしたが、子育てでたくさんの学びがあったことに気が付きました。これからは子どもたちと一緒に私の人生の楽園も追及したいと思います(*^^*)