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移住して1年半。
バンクーバーで迎えるお正月も2回目となりました。

7歳・4歳の子どもたちを連れて
どこに出かけるか?
直感で突発的に決めることの多い我が家ですが、去年、今年とともに、結果的にそれぞれの形で最高の過ごし方ができたので、ご紹介します!

遡ること1年前の2023年のお正月。

前日からフェリーで「バンクーバーアイランド」に車ごと移動。
個人的には、9年ぶりのTofinoを再訪したい!という夢を叶えました。

眠い目を擦りながら早朝に向かった港。
おかげさまで、車ごと乗り込む巨大フェリーに子どもたちも大興奮!
船内でのショップや軽食なども充実していて、甲板からはダウンタウンも、アイランドの対岸も眺められたり、とこの道中自体がアトラクションに。

着いたNanaimo(ナナイモ)という港から、目指すTofino(トフィーノ)までのドライブは3時間。

壁のように雪が積もっている場所があったり、湖畔を滑らかになぞるルートがあったり、霧の中を進んだかと思ったら、森の中や街の中を走り抜けたり、と表情がくるくると変わって飽きる暇もありません。

バンクーバーアイランドの大きさを見せたくての縮尺。Google mapより

Tofinoは、サーファーの聖地でもあり、泊まったホテルもサーファーが自分の部屋から直接ビーチに行ける仕様! 

街中も、年末年始とあって営業しているお店は限られているものの、カナダに来て3本指に入るほど、美味しくてハイセンスなレストランがいくつもあったのが印象的でした。

旅のテーマが、「行き当たりばったり!(直感に従う)」だったので、思わぬ形で人生最高のレモンチェッロに出会えたり、その製造元の蒸溜所に行けたり、オンラインでしかお会いしてなかった方に急遽お会いすることができたり!とセレンディピティ満載でした!

新年の瞬間、ホテルのテラスから、目の前のビーチで上がる花火でお祝いできたり。元旦に散歩をした遠浅の海岸は、鏡のように空を映して輝いていたり。文字通り「最高」のお正月となりました。

(直感にGO!サインを許すと、ここまで豊かな時間やご縁を味わえるのか、と家族みんなで体感する機会となりました。)

思わず、リールを作ってしまうほどの感動体験✨

↑Instagramに、その他のリールも残っています。

そして今年のお正月。2024年1月1日。


昨年の体験があまりに良かった!というのもあって、前日にバンクーバーアイランドへのフェリーを予約しようと試みるも、タッチの差でSold outにw!

直前まで決められない事情だったからしょうがないよね、と気分を変えて次の案へ。

そこで今年は、日帰りが条件だったこともあり、発想を変えて『カナダでの初詣』に行くことに。

"神社"はアメリカに渡らないとないのですが、お寺であればいくつかあるバンクーバー。
車で30分もかからないCoquitlam(コキットラム)の東漸寺に元旦、向かいました。

大晦日に撞く「除夜の鐘」の梵鐘。これを正月早々鳴らしてもいい!というのに、子どもたちは大興奮!(毎回、大興奮w)一人では重たくて、という"橦木(しゅもく)"を力いっぱい全身で引く体験。全身が震えるほどの音に包まれる体験。などなど、思わぬ形で楽しみました。

おみくじやお守り、お堂の煌びやかな装飾や、仏様の像や絵。浄土宗ということもあって、南無阿弥陀仏のお経。それらを総じて、新年思い新たに細胞に刻むような時間がもてたことも幸せでした。しかもカナダで!

その後、Surrey(サリー)へ。
20%もの人がPunjabi(パンジャブ語)というインドの言葉を母国語にしているとあって、ここに来たからこそ!のインドカリーのお店へ。40年以上の人生を通じて、食べたことないレベルの美味しさで、子どもたちも完食&おかわり!

さらに南下して、観光スポットでもある港街White Rock(ホワイトロック)というアメリカとの国境間際の街へ。

見どころはあちこちにありますが、何よりカナダ最長の桟橋(約470m)を先端まで歩いていくルートがお気に入りなのと、なんと桟橋から振り返った景色が、まるで「魔女の宅急便」の世界!

White Rock自体は、2度目でしたが、夕陽を眺められる海沿いの道が、陽が落ちたあと、こんなにもイルミネーションでデートスポットになるのか!?と発見でしたし、お正月にcloseするお店が多い中で、賑わう街まで足を伸ばせたな、と。いつもと違う一日を通じて、2024年の始まりを刻みました。


とはいえ、日本での地震のニュース、続報に心が痛みすぎて、見渡す海や夕陽そのものが「祈り」を注ぐ場所でもありました。

↓ この日、"祈り"があまりにも、私の中で大きくなってこの記事よりも前に書き残したのがこちら。

と、去年・今年のお正月についてシェアでした。

来年の直感で、どこに向かうのか楽しみです。

p.s. バンクーバー近郊にお住まいの方には、おすすめスポット紹介でもありました^^ こういう振り返りをすると、レストランリストとか作りたくなってしまいます笑。 


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