家族でカナダ・バンクーバーに移住しました!
バンクーバー海外移住のワケ
今年一番のチャレンジ。
それは、家族で初めての海外移住を決めたことです。
(海外赴任などと違って、すべてが誰かではない自分たちの選択の連続)
今度小学生になる娘もいる我が家が移住先に選んだのは、カナダ・バンクーバー。
いくつかの理由があるものの、半分の目論みは"教育移住"でした。
この記事や元になったインスタライブでも触れましたが、いわゆる「英語教育」「バイリンガル教育」は二の次。正解のない世界を生きるためにも、
これからの時代は「多様性(への感性)教育」が外せない、という私たち夫婦が共に持つ価値観・危機感からの選択でした。
教育移住の側面以外にも、私がいま全人生を懸けて推し進めている人や組織・事業の変革アプローチ(バイタリティ・アプローチ)においても、「違いを活かし合う」という項目が基盤となることも大きな決断背景に。
今後、学術的にも実践的にも、このアプローチをアップデート&推進していくために、日本の外、特に多様性大国に身を置くことはプラスになるはずと確信しています。
今度、よりリアルなレポートもお届けしていきますが、入国直後からカルチャーショックだらけの「多様性」感覚。数日の経験で何かを悟ったわけではないですが、少なくとも日本での生活がどれだけ、「同質性を前提にした特殊環境」だったか思い知らされています。
移住にあたってのあれこれ
留学経験がなく、バックパッカー旅行など数ヶ月の旅行経験のみの私にとって、初めての海外移住。
今回の移住にあたってのあれこれは、以前、3年ほどシンガポールに住んで、現地で起業していた夫・秋間信人(←毎日Twitterしてます)がリードしてくれました。
彼のイニシアチブで、リサーチからビザ申請、入出国にあたっての各種手続きなど、あれよあれよと進んでいくので、「やっぱりこの人は、サバイバル能力ハンパない!!」と惚れ直しているところ笑。彼曰く、私の順応力もハンパない、とのことなので、自分の正反対だと思っていた彼とも「似たもの夫婦」だったのかもしれません。
おかげさまで、移住してからの1週間で、無事に希望する地域での住まいも決まり、次の生活イメージがついてきました。ここで、これまでの移住への動きを少し紹介したいと思います。
結婚当初から「いつか海外移住を」と話し合い。
シンガポール、マレーシア、タイ、台湾、ケニア、南アフリカ、ざっくりヨーロッパ(オランダ中心)、アメリカ(西海岸・東海岸)などなど、現地視察含めて、リサーチと移住シミュレーション、家族会議を繰り返してきました。
2021年夏 カナダ移住の提案 by夫
カナダに一度も行ったこともない夫が、プレゼンしてきたのがカナダ・バンクーバー移住の提案。9年前に行ったきりの私と現地生活のイメージ共有するのに、YouTubeで街のVlogを観たり、物件検索をしてみたり。
この頃から、仕事のスタイルも"世界のどこからでもできること"を改めて目標に据えました。
2022年1月 VISA申請
VISA申請自体は、カナダのエージェンシーに相談しながら、これまた夫主導で進めました。カナダでは子供の学校送迎が義務付けられていることから、(以前持ってたけど、あまりの苦手意識から失効させていた)運転免許再取得が新しいミッションに。
ただ、それ以外には、VISAが通るまでは、「"移住するする詐欺"になるかもね」なんて話題にするだけで、格段準備は進まず。。
2022年4月 VISA審査通過!
移住が正式に決定!ということで、クライアントの方々や関係者の方々へ、移住意図や今後のワークスタイルについて本格的に理解を仰ぎ始めました。
オンラインでのワークショップなどで実感値があったからか、思ったより好意的・発展的に受け止めていただいたのは嬉しい驚きでした。
2022年4月 出張三昧!
日本にいるうちに、と依頼されたりセッティングした出張に東西奔走。
そんな中、北米を中心とした大学との連携準備に、単身アメリカ西海岸へ弾丸出張。ちょうどバンクーバーと同じタイムゾーンだったこともあって、移住後の日本とのミーティング・スタイルを試すこともできました。
2022年5月 SNSでの移住発表!&ラストスパート!
たくさんの応援メッセージをいただいて、いくつも送別会・壮行会など開いていただきました。実際には、2週間ごとに医療処置(視力矯正ICLや鼻腔手術ESS)をするチャレンジが続き、すべてのお声がけに応えられず・・
その間にも運転免許も無事再取得。「締切効果」もあって、よくぞここまで!というほど、各種手続きをこなしました。(怒涛の4-7月は改めて振り返りたいところ)
2022年7月 家族で移住
出国にあたっての最大難関は、日本→カナダの国際配達の手配。3度も業者が変わった上に、最後の最後1箱しか配達できず、というオチ。
その分、出国直前に追加のスーツケースを調達した判断が評価されました。(※国内外の出張が多い中で見つけた「銀座カレン」。国産でよく考え抜かれた機能のスーツケースが、5,500円(税別)!!〜で買えます。)
生後1ヶ月でシンガポール、その他何度もアフリカを渡っている長女(5)にとっては、シアトル経由の12時間フライトは通常運転範囲で頼もしかったのですが、お腹の中で6カ国も周っていながら、生後初めての海外渡航だった長男(2)が地上以上に暴れん坊発揮!彼を抱いてなだめる長時間フライトに白目を剥きました。。
入国直後、空港内の移民局でVISAをアクティベーション(所要3時間)。
これで晴れて移住スタート!
入国直後からのカルチャーショック
この空港に到着した瞬間から、"多様性"なるものへのカルチャーショックの嵐。
移民局に働いている方々本人が各国からの先輩移民だからか、ちょっと戸惑っている人を見たら、「大丈夫?」と積極的に声をかけたり、英語が通じなければ、「誰か通訳お願い〜」って他の客も巻き込んだり。「お役所仕事」と揶揄される、手続き主義が漫然とイメージにあったからか、その対極なシーンの数々に目を見張るばかり。
街を歩くだけで、聞こえてくるさまざまな言語の会話とすれ違い、ちょっとした場面に、「助け合ってナンボ」、「何とかし合ってナンボ」な助け合い精神に触れて、「違っていることが当たり前」という新しい当たり前のリアリティに、度肝を抜かれる日々です。
「多様性」って言葉一つにも解像度がぐぐんと上がったので、引き続き「現実に活かせる」洞察を深めていきたいと思います。
入国後のあれこれ
以下、入国してから1週間ちょっとで揃えてきた生活基盤のあれこれ。
ちょっとマニアックなので、興味ある方に覗いてもらえると!
日本を離れてみて
まだ移住したと言っても、まだスーツケースを収納代わりに使うノマド生活。
毎日、違う場所で、違うスケジュール。あまりにも日が長くて、夜21時過ぎても明るい!というのもあって、体内時間ともにまだ生活サイクルが整っていないのが現状です。
とはいえ、日本にいるとき同様かそれ以上に家族が結束。
ファミリーテーマが「チャレンジ」の我が家ならでは、の濃い日々を送っています。
・・と3ヶ月前に書いたのですが、これらは変わらず続行中。
まずは備忘録兼ねて、ここまで書きましたが、結局のところ
「意志あるところに道は開ける/Where there is a will, there's a way.」を信じて進むのみ。
自ら結果を引き受けて、自力で「何とかする」主体性はもちろん、大きな流れや他力にも信頼を置いて「何とかなる」と信じる大らかさの両立。
没入と俯瞰を両輪にするような、独特のモードが大事だな、と。
この具体的に、正解のない世界の中で現実を動かしていくアプローチの一つ一つを、今後もトライ&エラーしながら、アップデートしていきたいと思います。
またレポートします!
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