高尾山2022/04/17〜定番を変えるのは難しい
畑仕事に行くために軽自動車を購入。仕事用だけど山に行くのにも使うわなぁ。すると電車とバスで行ってた筑波山がぐっと便利になる。
これまでだと電車乗り継いで行くの高尾山が時間も交通費も一番お得で、だからこそ、この山が「定番」だった。
その条件が変わった。
筑波山にはさっそく行った。車でのアクセスは抜群で、新定番の予感を感じさせるものだった。だがそれでは、長らく我が家の定番に君臨し続けた高尾山に礼を欠くと思えたので、高尾山へも足を運ばなければなるまいて。
イーアス高尾の駐車場に車を停めてウォーミングアップがてら歩きで高尾山に突入。年間登山者世界一の山はダテではなく、ケーブルカー待ちの長い行列だけども、あっしには関係ねぇことで。
いつか滝行したいとは思ってはいるものの未だ果たせず今日も見学。ここから山頂への最短コース「裏1号路」という選択肢もあるにはある。
高尾山の良いのはコースが縦横無尽なところ。とはいえ今回は「定番」のおさらいだけに、特にド定番の6号路で登る。
6号路は沢沿いの道で、時々沢に降りて登りでほてった身体をクールダウンさせるのも良い。
一昨年あたりに出来た階段場。昔はザレてて特に下るときは滑りやすかった。高尾山はコース整備抜群。台風などからの登山道回復も他の山と比較にならないくらい早い。安心安全の高尾山!
ケーブルカーが行列ならば、山頂は推して知るべし。2年前の今頃は日曜日でも人はいないし店も閉まってるし、山頂の猫のご飯を届けに足繁く通ったものだが、とりあえず来た証拠写真だけ撮ってスルー。
もみじ台は右の巻き道使って完全スルーして、一丁平でトイレ休憩。ここまでくれば人はぐっと減る。
植樹した木の芽を動物が食べないようにネットが張ってありました。
本日の目的地。ここでお昼食べて、花畑を見る。
老朽化で居なくなっていた天狗さんが復活してた!場所はちょっと変わった。
葉桜がまだ残ってました。名物のかき氷は4/29〜だそうです。この日は肌寒くてお汁粉¥300
遅咲きの八重桜が満開!なんだか得した気分。
ツツジの見頃はもうちょっと後かなぁと思ってたら、ムラサキは早いんだ!なんだか得した気分。
6万年前に亡くなったネアンデルタール人の墓からも出てきたというムスカリ。その頃から埋葬の時に花を入れるという感覚が「定番」になったんだなぁと思いを馳せる。
人類初のバブル経済を生み出したチューリップ。最近戦争している国について思いを馳せる。
余計な知識でモノの真価が見えなくなるパターン。
散る桜残るさくらも散る桜。諸行無常を感じる。
身体がカロリーと塩分を欲しているため、とにかく美味しい。贅沢って結局何なんだろうなと、ここでこれを食べる度に考える。
そしてカレー味は定番。
おいおい!高尾山頂から、6号路の分岐まで緩やかな階段が出来てる!ここ雨の後はぬかるんでるでて靴がドロドロになるポイントだったのに。やっぱり高尾山スゲー!
分岐から先はそのままでした。しかし、ぶっ壊れた東家は新しくなってるかも!と期待でワクワク!
まあ、そんなもんです。
こんな表示はなかったぞ。多分ここが稲荷山山頂とは思っていたけど、やっぱりそうだよね。と改めて納得。
いや〜満喫です。次はイーアス高尾に車停めて、高尾からバスで陣馬高原下まで行って、陣馬山から縦走しようかなぁ。
この分だと定番変わらないなぁ。筑波山が便利なのは間違いないのだけど。
ひと駅だけ。そのまま新宿まで電車に乗ってたい。中央道混みそうだし運転ダルいなぁ。
ガラケーがスマホにチェンジしたみたく、ガソリン車がEVに置き換わらないのは、充電やそのインフラ、あるいは産業構造など様々な理由があるのだけど、例えば原油を精製する過程でガソリンは出来ちゃうモノだから、船舶輸送に使う重油とか航空機燃料とか、更にはプラスチック樹脂とか作ればガソリンは自然に発生してしまう。それを効率よく消費する手段として、ガソリンエンジン良いのよね。
様々なバランスの上で定番というのは成り立っていて、なかなかどうしてそのバランスは強固だ。
帰り道、運転しながらそんなことを考えた。