写真展「その夜の踊り子」
真白希実さんが新しいお名前になられてどうやらまだダンサー活動をされるようなので、嬉しい記念になにかストリップ応援記事書きたいと思ったのですが
見に行けてないので過去にインスタに載せたものを再編して載せます。
※去年2023年10月に書いたものです。
撮ったものをネットにあげていいのかよくわからなかったけどSNS見てると何名かあげてる方がいらっしゃるので、展示最終日になってしまったけどあげてしまう。
大阪のキヤノンギャラリーで今日までやっている写真展「その夜の踊り子」に先日行ってきました。
実際に劇場に行ったのは2回くらいですが実は私はストリップが好きです。
4年前くらい、知人の方に東京に呼ばれて
「ここで大きく邁進するぞ!」と意気込んでたフリーランスの広告・メディア系の制作の仕事があったんですが
続くトラブルに、全くもって業界の経験がなかった私の耐性の無さもあり、あまりにも上手くいかず、心身がついていかなくなり(本当に情けない話ですが)最終的に飛んでしまい
心から自分に失望して自尊心がボロボロで死にそうになってました。
なんでもいいから綺麗なものが見たいと思い、以前から好きなバンドのPVなどで気になっていたストリップ小屋、浅草ロック座にふとした思いつきで辿り着きました。
1景の明るいアイドル風のステージで、あまりにも堂々としている綺麗な姿の裸の女の子を見て、思わず号泣したのを覚えています。
(ステージと客席は近くてお互い視認できるので、踊り子さんはたぶんちょっと「?!」となっていた。桜庭うれあさん。)
女性であることで傷ついたり悔しい思いをした経験のある方のほうがかえって、裸の女性の美しさやたくましさに励まされるんじゃないかと思います。
踊り子さんたちは、ほんとに女神みたいに圧倒的に強くて輝いてる。ウズメちゃんも天岩戸の前で踊ったときは裸やったらしいし。
でも、彼女らが恵まれたものがある故にそう見せられる人種なのだとは全く思わなくて、同じ苦しみのある人間、同じ辛酸を舐めてきたであろう女性として、人前で肌を晒した姿がここまで力強いから胸に迫るものがあるんだろうな、と思っています。
写真展は踊り子さんというより閉館した広島第一劇場に焦点を当てたものなんですけど映画「彼女は夢で踊る」を見た時の苦しさがブワーとフラッシュバックしました。
大切な時間を過ごした劇場、というか場所(私にとっては精華大明窓館や元立誠小)がなくなった経験のある人には分かると思います。
今日までなのでほんとにタイミングとして遅いんですけど、ぜひぜひ。
超余談ですが、最初にみたステージはあやみ旬果さんという有名なAV女優の引退ステージだったみたい。
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