なぜ、日本人の多くは留学をしないのか

この記事では、

日本人の市場は海外にあること

日本人クオリティは世界トップレベルであること

を伝えたい。

留学状況

・留学者数

近年、学生の留学者数はかなり増えて来ている。

独立行政法人日本学生支援機構による調査
2018（平成30）年度で、115,146人（対前年度比9,845人増）

増えて来ている理由として
一つは、"留学をしやすい環境"があること。
もう一つは、"グローバル化"の影響だと思う。

留学しやすい環境

留学しやすい環境とは、留学エージェントがあること。

留学エージェントには4つの種類がある

手数料0円エージェント
老舗エージェント
割引エージェント
半額エージェント

それぞれ、メリットデメリットあるが
それとは別に一番オススメしたいのが

現地に支店があるエージェントである

現地に支店があることで

・語学習得での悩み相談ができる
・現地での仕事の見つけ方を教えてくれる
・家の探し方を手伝ってくれる etc...

生活レベルからのサポートを受けることができる。

もう一つは、SNSで留学者に直接確認を取れること。

英語圏であれば100%日本人がいるし
今はSNSで簡単にコンタクトを取ることができる。

つまり、リアルタイムの情報を聞くことが容易にできるので
留学することが簡単になっている。

グローバル化

現在日本で就業している外国人の数

厚生労働省がこのほど発表した「外国人雇用状況」
令和元年１０月末、外国人労働者数は１６５万８８０４人（同13.6％増）

グローバル化とよく耳にするが
肌で感じることができるのはやはり首都圏である。

外国人労働者を雇用している事業所数は２４万２６０８ヵ所の内
「東京」が２６．６％を占めている。

これに限らずとも、外国人観光客なども見ることが多分にある。

数年前までは"観光"で来日をしていたが
近年では"仕事"で来日していることが分かる。

これにより、言語習得が余儀なくされ
"英語"の需要がかなり高まっていると思う。

こういったことから、グローバル化を感じ
語学習得の為に留学者数が増えていると思う。

今後の日本

前章でも触れたが、グローバル化がかなりの勢いで進んでいる。

ITの業界では外国人の雇用が増えているのが顕著に分かる。

IT業界で働く友人の話

チーム構成
日本人：1人
東南アジア、ヨーロピアン

詳しい国籍、構成人数は忘れてしまったがとにかく
日本人が一人だったというから驚いた。
そして、コミュニケーションは"英語"で取る。

フィリピンの家政婦の話

フィリピンの家庭で日本人が家政婦として雇われている

この二つの実話から読み取れること

・英語でコミュニケーションを取ることができないと
　仕事が回ってこなくなる（スキルだけは難しい時代）

・日本人が外国へ出稼ぎ時代が目の前にある。

タイでは給料が3.5倍近く増加した。
日本は給料が変わらないどころか、減っている。

日本と東南アジアの貧富の差がなくなって来ている。

危機感を持たないと、将来は出稼ぎになる。

日本人クオリティ

世界で一番クオリティが高い国は日本だと思う。

これは海外で生活をしてみると分かる。

299円のミラノ風ドリア

日本にいると気付き難いが
日本のファミリーレストランはかなりクオリティが高い。

・価格
・サービス（定員の気遣い）
・スピード
・質

僕が住んでいるオーストラリアと比較してみると

価格面
ランチでレストランに行った場合
約$20（約1,400円 $1=70円)かかる。

サービス面
定員の体調・気分によってムラがある。
気分が悪ければサービスの質も下がり、態度も悪い時がある。
簡潔に言うと、常に自分でいる。装ったりはしない。

スピード
効率を考えて仕事をすると言うよりは
ただ、自分の分担をこなすだけ。
時間内に終わらそうなど思っておらず、時間になったら帰る。

質
これらを総合していうと、質は日本より明らかに低い。

日本人がつくるサービスはクオリティが高いと感じる。
仕事に対しての納期だったり、待ち合わせの時間だったり
日本の当たり前は、世界では武器になる。

この、日本人クオリティは世界で通用する。
つまり、あと必要になっているのは語学だけである。
英語を使えるようになれば
日本マーケットから世界マーケットへと一気に市場が広がる。

日本企業の強みであった終身雇用がなくなった今
自分で身を守っていかなくてはいけない。

能力ある外国人が日本企業を狙うのであれば
日本人は日本人クオリティーを生かし
世界に出ていけばいい。

「就職を考えると留学は不安...」
「大手企業を辞めてまで留学はできない」

これはリスクではない。

今後、日本しか知らない事はが、一番のリスクになる。

だからこそ、留学することをしてほしい。