見出し画像

夢を持つ人に憧れる人

「やりたいことがない」

そんな人は、夢ある人に心惹かれる。

SNSには夢を持った人が大勢。
そんな人ばかりが目に付いてしまうよね。

そうした人と自分を比べては、
「ああ自分はなんて情けないのだ」と嘆く。

自分が置かれている環境からなんとか脱さなくてはと、
焦りだけが先へ先へと走り、本体が置いてけぼりになる。


深呼吸。


何かを選ぶということは、
何かを捨てるということ。

つまり、一つの夢を叶えようとする行為は、
その他の幾千もの可能性を捨てているということ。

どうしても叶えたいという夢があるのはとても素敵なことだけれど、
ある意味、自分の可能性を狭めてしまうものでもあると思うのだよね。

だから、そんなに焦って見つけようとしなくてもいいんじゃないかなって思い始めてる。

もっとじっくり、深く、いろんなものを見て、
心の機微を見逃さずに、自分をうんと観察すること。

ああでもない、こうでもないと、失敗と成功を繰り返すこと。

「何のためにこんなことをしなくちゃならないのさ」と思うような苦労を進んですること。

そうやっていろんな経験を経て見つけた夢の方が、
焦って「えいや!」と決めた夢よりも、
自分にとって特別な夢になるんじゃないかなと思うんだよね。

人生は早い者勝ちでもないし、徒競走でもないと思うんだ。

だから私は、じっくりと自分の人生を味わっていこうと思うんだ。

この記事が参加している募集

スキしてみて

いつか、自分の言葉を詰め込んだ本を作りたい。