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NHK党 立花孝志氏 ツイッター嫌がらせでコピペ連打 ②

本記事は、”れいわ新選組”ならびにNHK党の各支持者だけでなく、他政党支持者の方々や、決まった政党を支持していない有権者の方々皆様にご覧いただきたい。2022年06月に参院選を控えた今、この日本の国政政党の1つとその党首を務める人物について、知らぬふり・見ないふりはもうヤメにしなければいけない状況となっていることを認識してもらいたいがためだ。
「法で規制されていないから」「捕まらないから」「罰則が無いから」と、良識や倫理観を無視し続ける者たちが集った国政政党があることをこの機会に知っておいてほしい。

2022年05月04日 午前09時42分。まだ連休も数日を残す日の朝方、立花孝志氏が自身のツイッターで以下の投稿をした。

これまで立花孝志氏は「”れいわ新選組”は貧困ビジネス」と、事ある毎に揶揄してきた。参院選が近いこともあってか、それが最近になりあたかも公約主張の如く繰り返されている。本記事では、その主張の下に05月04日に行われた立花孝志氏による一連のツイッターでの出来事を紹介しよう。

なお、立花孝志氏の今回の件で投稿を行った数が多いため、いくつかの投稿をまとめて1枚画像として、それを複数個提示しながら話を進めていく。
(スクリーンショット画像はクリックで拡大可)

立花孝志氏のツイッター連続投稿

コピペ連打のはじまり

上記で提示した通り、最初は09時42分。その後、1分間に数件のコピペ連続投稿が始まった。主に”れいわ新選組”支持者の一般の方のツイートに対して行われており、先方のツイート文章・内容などは完全に無視したスパム的連続投稿となっている。

下記は、1人の方のツイートに複数の一般の方のリプライがついており、そのどれもが「”れいわ新選組”」「山本太郎」の語句が記入されていた。その2つの語句が記入されているリプライへ無作為にコピペ連続投稿を行ったと見られる。

上記左ツリーをご覧いただければお分かりになられると思うが、最初から会話が目的ではないため、当然だが話は噛み合わない。しかも、目に付いたものに片っ端からコピペ連打投稿をしているので、1つ前に自身がリプライで同内容を投稿していることに気付かなかった様子だ。

対象は”れいわ新選組”関係者へも

そして、リプライをする対象は一般の方々だけに止まらず、”れいわ新選組”所属の国会議員や、立候補予定者などにも向けられていく。

一般の方々へのリプライも同じく「”れいわ新選組”」「山本太郎」の語句が記入されている投稿であった。中には「身体の不自由な母が”れいわ新選組”のボランティアさんに助けられた」といった内容の投稿に対してもコピペ投稿がなされており、これは”嫌がらせ”だと受け取られても仕方のない行為と言えよう。

午前10時頃にはコピペ連続投稿は止まったものの、約30分後の下記1回を投稿するまで、私が確認できただけでも午前09時42分~10時26分までの44分間に29回だが、09時42分~09時57分までの間で見ると、15分間で28回だ。

ちなみに「スパム」とは、「受信者の意向を無視して無差別かつ大量に一括してばらまかれる各種ネットメディアにおけるメッセージのこと。」
(by Wikipedia)
「スパム行為」とは、「不特定多数のユーザーに同一内容のツイートもしくはダイレクトメッセージを送り、受け取ったユーザー が悪質であると判断したものを指す。

ツイッター プラットフォームのポリシーでは、スパム行為に関して下記のように記述がある。(該当すると見られるもののみを一部抜粋)

スパムやその他の種類のプラットフォームの操作を禁止します。プラットフォームの操作とは、Twitterを利用して、他者の誤解を招き、快適性を阻害する、大量過剰、虚偽的な行動に加担することと定義します。
他者の快適性を損ねる目的でTwitterの商品機能を悪用することは禁じられています。
一方的な返信、@ツイート、ダイレクトメッセージを大量過剰、膨大に送信すること
同一もしくはほぼ同一のツイートを繰り返し投稿すること

ツイッター > プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー より抜粋

さらに続く

これまで、選挙の度に「敵」を作ることで自身の主張を正当化し、炎上させることで注目を浴びてきた立花孝志氏。今回の参院選でのターゲットは”れいわ新選組”となったのは、下記を見ると明らかだろう。

現時点で、”れいわ新選組”所属議員含め名を連ねる者たちは、これらの雑音を相手にはしていない。長らくNHK党と立花孝志氏を見続けた私から言わせていただくと、それが対応としては正解である。

”れいわ新選組”支持者の皆様におかれましては、上記のような煽りを目にしても決して直接相手をするなどの愚行は犯さないでほしい。
もし少しでも罵詈雑言を発しようものなら、すぐに「裁判」「提訴」の流れで圧力をかけられ、あげく開示請求ビジネスの的になってしまう。(そう簡単に市民側が負けはしないが、かなりの負担とストレスを負うことになり、立花孝志氏はそれが狙いの節もある。)
さらに、立花孝志氏はある日の会見で「匿名で文句言ってくる奴は相手にしない。だって訴えれないんだもん。」と発言している。立花孝志氏が他人の文句を聞くときは、常に「訴える」ことが念頭にあるようだ。

上記のように煽られても、反射的に反応してはいけない。基本的に立花孝志氏の炎上商法で喜んで周りに集まっているのは、以前から変わらぬ信者たち(私は普段は「熱狂的支持者」と表記しているが、信心の度合いや性質から「信じる者たち」「信者」と本記事では表記する)が大半だからだ。
”れいわ新選組”を狙ってやってきているので、その支持者たちの目に止まるのは必然だが、社会全体から見ればものすごく小さな、ほんの小さな騒ぎに過ぎないことを忘れないでほしい。自分から関わりに行くということは、その小さなものをわざわざ大きくするための手助けをすることと同義なのだ。

立花孝志氏の業務

一連の立花孝志氏のコピペ連打投稿を快く思わなかった一般の方が、ツイッターへの違反通報をするよう人々へ呼びかけた。それに対する立花孝志氏の返答は下記の通りだ。

今回のような行為も立花孝志氏は「業務」の一環だと主張する気だろうか。

NHK党所属 参議院議員 浜田聡氏

便乗と責任回避

立花孝志氏のコピペ連打投稿より少し遅れ、参議院議員の浜田聡氏も便乗ツイートを投稿した。(左図)
「事実上、NHKスクランブル化は既に実現しています。」と発言。ならば、さっさと解党して引退してくださって結構である。

右図は、一般の方からの「れいわ新選組の被害者って何?」という質問に対しての回答である。立花孝志氏の仕掛けた炎上商法に便乗したものの、矛先が自分に向けられるのを嫌がっての、ただの責任回避に見える。

立花孝志氏が先頭に立って炎上商法が行われているのはいつものことだが、その影に隠れて安全なところから石を投げるだけの者たちが存在する。それが立花孝志氏に付き従うNHK党員たちだ。
彼らは、仮に法に抵触する怖れのあるときでも立花孝志氏を止めず、マズイ状況のときは「我関せず」であり、調子の良いときだけは喜んで便乗する。そういう者たちだ。実際、立花孝志氏が刑事裁判一審判決で有罪となった威力業務妨害のときも、その実行中には数人の現職地方議員がおり、皆一様におもしろおかしく嬉しそうに同行していたのだ。

私の見解

なぜ無視することが正解なのか、なぜ相手にしてはいけないのか、他の記事でも繰り返し述べてきたことだが、今一度簡単にだが説明しておきたい。

まず大事な点は、以下の3点である。

① NHK党は借金まみれ。
② 参院選の目標は2%。
③ NHK党は今後勢力拡大は極めて難しい。

① NHK党は借金まみれ。
2019年参院選前に約1.5億円、参院選後に約5億円、衆院選前に約8億円、と一般人からの借金を重ねてきたNHK党 立花孝志氏。いくらかの返済と返金で現在の借金はおよそ10億円を上回ると見られている。「政党助成金をマネーロンダリングして返す。」と、立花孝志氏は豪語したものの毎年の利子だけでも莫大な金額となるため、実情は借金で借金を返すかたちとなっているようだ。頼みの綱は国政選挙での得票分が上乗せされる政党助成金だが、お金の問題だけが悩みの種ではなく、生命線とも言える「国政政党の看板」の維持すら崖っぷち状態だ。

② 参院選の目標は2%。
NHK党の当面の目標は、国政政党としての維持を3年間延長するための最低条件、得票率2%である。2%の得票が叶えば1人当選を果たせる可能性が高い他、その分の政党助成金が上積みされる。今一番欲しいのはこのお金である。逆に言うと、2021年衆院選程度(比例得票率 1.39%)の得票しかなかった場合、お金の問題でNHK党は破綻する可能性が高いと考えられる。
そういった事情から、この2022年参院選は形振り構っていられないのだ。利用できる炎上ネタは全力で利用し、その結果今後どうなるかすら考えている余裕が無い。そういう状況である。

③ NHK党は今後勢力拡大は極めて難しい。
借金で国政政党となり、借金で維持してきてしまったが故に今後も借金が重くのしかかるNHK党。金策のために国政選挙で票を取らねばならず、形振り構わず炎上商法をし続けた結果、周りは敵だらけになった。良識や倫理観といったモラルを踏みにじる手法は多くの有権者の反感を買い、先々の国政選挙でも票は取れて2%が限度だろう。大半の有権者には認められず、現職の新たな協力者は得られない。従って、いつまで経っても勢力拡大はできず、国政政党であり続ける限り今までと同様の炎上商法を繰り返し、ただ無意味に税金を貪り続けるだけの集団と化す可能性は高い。

この3点をもう少し噛み砕いた説明を”選挙ウォッチャー ちだい”氏がすでにレポートとして公開されている。そちらも合わせてお読みいただきたい。

では、肝心の「なぜ無視することが正解なのか、なぜ相手にしてはいけないのか。」だが、上記①②③を念頭に置いて下記を読み進めてほしい。

NHK党が国政政党として存続するための国政選挙での得票2%。今となっては実はそんなに特段難しい数字ではない。(徐々に減りつつあるようだが)以前からの支持者に加え、上記のように炎上を機会に賞賛してしまう人々、そして”よく分からないまま”投票する人々の票が集まるだけで届いてしまうのが2%という数字だ。

(社会人の方は)学生の頃を思い浮かべてほしい。クラスや同学年で、見たものにすぐ感化されてしまったり、大勢とは違う行動を取ることが正義などと思い込んでいた友人知人はいなかっただろうか。そういった者たちが有権者の中で、100人中に2人いるだけで2%だ。

参院選2022 れいわ新選組 山本太郎 との同姓同名作戦」の中でも述べたことだが、立花孝志氏の山本太郎同姓同名作戦の狙いは”按分票”や”勘違い票”だけではない。批判をしてくる人への返答で正論を返し、その正論を見た人に好印象を与え、得票に繋げることまで狙いに含まれている。
(これは、立花孝志氏が批判者に逐一返答をしに行っていることからの私の推測だが。)
実際、その返答を見て「天才!」「さすが!」と称賛する界隈初心者は少なくない。一部の著名人すらこの作戦に釣られている始末だ。この”返答を見て云々”については、東谷氏への便乗に関しても同様のことが言える。

故に、無視が得策であり、相手にしないことが一番のNHK党 立花孝志氏へのダメージと成り得るのだ。

有権者の皆様へ

対処法

ただ、「無視が得策で相手にしないことが一番有効」というのは、今回のコピペ連打投稿や、今後も行われるであろう炎上商法に対してである。
国政政党 NHK党 立花孝志氏らをこのまま無視し続け、いつまでも相手にしないままで良いかというと、そうではない。
無視されるならそれは好都合とばかりに、今まで以上に好き放題が始まってしまうからだ。では、どうするべきか。以下、私の考えを述べる。

直接苦情や意見をぶつけに行くことは、むしろ逆効果であるという判断は変わらないし、場合によってはいらぬ負担を強いられる怖れもある。ならば、直接苦情や意見を言うのではなく、これまでの出来事・経緯を事実として周知し、認めていいのかを有権者全体に問えば良いのだ。あのような”嫌がらせ紛い”なことしかできず、彼らが動けばどこかで犠牲者が出てしまうようなやり方をいつまで見て見ぬふりをするのか、気付かないふりをして放置しておいて良いのかと。

具体的には、私や”選挙ウォッチャー ちだい”氏の記事をSNS等で取り上げて周知に協力をしてくだされば、それだけで気付く人たちが出てくる。私のNHK党関連記事は全て無料であるし、サポート機能も付けていない。お金のためにやっているわけではないことはご理解いただきたい。
”ちだい氏”にしても、NHK党関連は無料で出されているものが多くある。

直接話したところで、話が通じないのはやってみた人々なら身をもって知ったことだろう。ならば、民意をもって国政の場から退いてもらう他ない。
ただ事実を広めることで、「認めてはいけない。放置できない」と考える人々が増えてくれれば、その後の選挙で結果は出るはずだ。

NHK党 立花孝志氏らのやり方に異を唱える有効な方法は、直接話すことではない。支持政党の枠を超えて、より多くの有権者に向けて事実を拡散し、その是非を問うしかないのだ。
もう一度言う。直接話す必要は無いのだ。

これは、今回の”れいわ新選組”のみに限った話ではない。
冒頭で触れたように、他政党支持者の方々や、決まった政党を支持していない有権者の方々皆様にお考えいただく必要があるのだ。他の政党を支持しているから自分たちには関係ない。今まではそれで見過ごせてきたかもしれないが、そろそろ気付くべきだ。人心を蔑ろにして好き勝手にやっている連中が国政政党になってしまっているということに。

余談

実は、立花孝志氏の”嫌がらせじみた”ツイッターでのコピペ連打投稿は、これが初めてではない。2020年06~07月の東京都知事選挙と同時に行われていた都議補選で、今回と似たような行為が行われていた。
興味のある方はそちらもご覧いただきたい。


NHK党 立花孝志氏 ツイッター嫌がらせでコピペ連打 ②(終)