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NHK党 立花孝志氏 ツイッター嫌がらせでコピペ連打 ①

※本記事は、2022年05月05日「NHK党 立花孝志氏 ツイッター嫌がらせでコピペ連打 ②」の記事公開にともない、記事タイトルのみ変更致しました。

2020年06月30日、何かと話題を呼んでいる東京都知事選挙も残すところあと数日と迫った。各陣営のアピール戦が熾烈になる中、ツイッター内ではある出来事があった。N国党 ホリエモン新党 代表 立花孝志氏による、定型文をコピーペーストで多人数にリプライ(返信を送る)嫌がらせともとれる行為がなされたのである。

標的にされたのは、元国会議員や多数の一般市民であった。一部界隈が騒然となったその一部始終を紹介しよう。

本記事では、事実を周知するという目的でツイッターのスクリーンショット画像を多数使用しているため、かなり下に長い記事となった。できれば皆様には画像の中のツイッターコメントにも目を通し、事実を知ってほしい。

ホリエモン新党 公認 新藤加菜(しんどうかな)氏

今回問題となったのは、東京都知事選挙ではなく都議補選 北区選挙区で立候補をしている「ホリエモン新党 公認 新藤加菜(しんどうかな)氏」の選挙ポスターについてである。

※新藤加菜(しんどうかな)氏
N国党 次期衆院選立候補予定者。都議補選 北区選挙区の立候補では、ホリエモン新党公認 N国党推薦。

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上記のポスターについては、立候補の発表後に選挙ポスターが公開されてすぐに話題となり、当初から支持者・不支持者による賛否の温度差は大きく、選挙管理委員会からの変更要請もあったが、尾崎全紀氏(坂戸市長選挙 N国党公認立候補者=落選)が担当者として返答し、拒否したとされている。

また、あまりに苦情の問合せが多いため、選挙管理委員会が尾崎全紀氏に「問合せ者への尾崎氏の電話番号通達の許可」を求め、尾崎全紀氏が了承したとの話もある。

このポスターが北区の街中に貼り出されて以降、批判を含む以下のような声があちこちで上がっていた。
「小学校の近くの掲示板に貼ってあって子供たちに見せたくない」
「アベノマスクの全国配送に尽力された方々を愚弄している」
「女性の性を売りに選挙に出ている」

「有権者をバカにし過ぎだ」
「ピンクチラシみたいで不快」
※ピンクチラシ
風俗店やアダルトビデオの通信販売など、性風俗産業に関する勧誘チラシのこと。別名はピンクビラ。(by Wikipedia)

そしてもちろん、ツイッターの中でも批判の声は多く、都議補選開始から数日間経過しても止むことはなかった。

発端となった投稿

都議補選の告示日から2日後の06月28日、ある1人のツイッター投稿が波紋を呼ぶ。

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この投稿は徐々に拡散され、投稿から2日間でリツイート・イイネともに5,000件を超え、リプライもすでに200件以上となる反響を得ていた。付けられたリプライの殆どがこのポスターに対する批判であったが、その中には、N国党 ホリエモン新党 代表 立花孝志氏のリプライコメントがあった。

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計算通りであると言いたいのであろうが、これは毎度の立花孝志氏の悪い癖である。都合が悪くなると、自己正当化のために”批判された内容”を指して最初からそれを狙っていたという発言をする。しかし、2019年の参院選以降でこの言い訳論法は何度も使われてきたが、その後本当に立花孝志氏が言った通りの現実になったことはないのである。
さらに、

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わざわざ投稿者のプロフィールを確認してから、再度リプライを返しに来たのだ。「(このポスターのおかげで)フォロワー3,000人超えおめでとうございます」と言いたかったのだと思われるが、もうこの時点から、立花孝志氏のいつもの嫌がらせ癖が顔を覗かせているのが窺える。

そして、立花孝志氏が上記のリプライをした約10時間後、この元ツイートを1人の前衆議院議員がリツイートをしたことで、さらにその波紋は広がっていく。

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※池内さおり 氏
日本共産党所属 前衆議院議員。
2014年の衆議院議員総選挙で東京12区(比例)で当選。

ご覧のように、投稿から24時間経たずしてリツイートが1.5万件以上、イイネ2.3万件以上もの反響となった。この池内さおり氏の投稿には、N国党 ホリエモン新党の支持者とみられる者もリプライを付けていたので、まずはそちらの3件を紹介しよう。

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同日の17時前後、立花孝志氏は以下の2件の投稿を行っている。

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批判に対する反論としての上記のコメントだが、これで終わっていれば特に問題は無かったはずだ。しかしこの約6時間後、上記で紹介した2名の投稿にリプライを付けた多数の一般人へ向けて、立花孝志氏本人による嫌がらせコピペ連打攻撃が始まるのである。

立花孝志氏の嫌がらせコピペ連打

「あなたのこのような書き込みで、【第二の木村花さん】を生み出してしまうとは考えないのですか?
新藤かなは、強がっていても、まだ27歳なんですよ!」

という文章のコピーペースト投稿が22時53分から23時25分までの約30分間で、(私が確認できたものだけで)25回も繰り返されたのである。

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ご覧の通り、コピーペースト投稿であるために会話が成立しておらず、これは反論でも指摘でもないことは明らかであり、自分が被害者側だと装った悪質な嫌がらせだと言わざるを得ない。また、先に上げた2件の立花孝志氏の発言にあるように、日本共産党とその支持者をターゲットにしており、ツイッタールールに規定されている「ヘイト行為」に該当するおそれがある。

そして、故人である木村花氏の個人名を使うなど、故人や遺族への配慮も足りないのは、他者への気遣いができない立花孝志氏の特徴だと思われる。

蘇る記憶、影武者選挙運動

確か以前にも似たようなコピーペースト連続投稿騒動があった。N国党界隈では有名な話となった、あの「影武者選挙運動」だ。

あの騒動では、N国党関係者と支持者がコピーペースト連続投稿を特定の個人へ向けて行っていた。(詳しくは、N国党・立花孝志 vs モラリスト ⑤ をご覧ください)

先日、東京都の離島である”青ヶ島”で、参議院議員の浜田聡氏が一悶着起こしたばかりだが、奇しくも、N国党の所属議員・関係者・支持者・党首までもが似たような行動を取ってしまっているのは偶然であろうか。

噂される、東京都知事選挙の後

今回、立花孝志氏のコピーペースト連続投稿の文章自体に攻撃的な内容は含まれてはいない。しかし、これまでの様々な経緯からも、その嫌がらせ体質に疑う余地は無さそうである。

これは、自己の正当性を主張するためならば、一般市民であっても危害を加えるという本質の現われではないだろうか。これまでの多数の記事でも述べてきたことだが、立花孝志氏は他人を思いやるという感情、モラルや道徳が決定的に欠けているように見受けられる。そのパフォーマンスの派手さに見落としがちになってしまうが、彼の主張の一貫性の無さに反して、自己顕示欲は一級品なのだ。

このまま彼が何の咎めも受けず、その自己顕示欲に沿う主張と手法は間違いであると気付かなければ、いずれ一般市民に実害が出ても不思議ではない。もし、そうなってしまったら、刑事裁判にかけておきながら在宅起訴とし、逮捕をせず放置してしまった警察・検察の責任を問う声が上がることも考えられる。

今回のようなことがまた起こるようであれば、彼の逮捕を望む声が、世論として出てこないわけがないだろう。

07月05日に投開票を迎える東京都知事選挙が終われば、裁判が始まる。


NHK党 立花孝志氏 ツイッター嫌がらせでコピペ連打 ①(終)
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