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39歳ガチ婚活⑩ : 嗚呼、仮交際ならず。

はい、こちらの続き。

ぶわーーーーーーーーーーーん(泣いてる音)
仮交際に進めなかった。

つら。

楽しい時間が過ごせたはずなのに。
なんでなんでなんで。

でもそう考えると、お断りしようと思うようなわたしとお見合いをして、その時間だけでも楽しそうに過ごしてくれる人って優しい人だよなあと思う。
わたしがその立場だったらきっと、早くこの時間終わらないかなとか思っちゃって楽しく過ごせない。

やっぱりわたしはどうしようもないやつで、今のままでは良い人と結ばれるレベルの人間ではないのだ。

前に担当者に、
「自分がお断りをしようと思う相手が、あちらも自分のことをお断りだったとしても、それは気にしなくていい」と言われた。
でも今回は、わたしは仮交際希望だったのに、あちらに断られた。
たぶんこの場合は問題なのだ。
わたしは楽しく過ごせたと思っているのにあちらはそうではなかった、というのは、きっと自分に問題があるから。

ということで、担当者に断られた理由を聞いてみた。

お見合いののち、断るのはシステム上でなんだけど、断る理由は選択肢になっていてそれを選択する。
今回お断りの理由として選択されたのは、

「生活する上での価値観」

え?!

え、え、え、え、え?!?!

推しの話しかしてないぞ。
わたしに推しがいることが無理だったってこと?

何か他に価値観っぽいこと話したっけ?と思い出してみてるけど、どうしても思い出せない。
推しの話だって正直なところ、あちら9割だったと思う。

わたしの推しの話、そんなに無理だった?
鼻の下伸ばしすぎてたとか?

なんかもう、わたし本気で結婚できないんじゃないかと思えてきた。

「海外旅行に一回行ったと思えばいいか」
「未来の自分が後悔しないようにできることはやろう」
お金はけっこう出ていくけど、それは気にしないと決めて入会した相談所。

とはいえ、それなりの金額を払ったんだから何かしら成果がほしくて、もう結婚という成果が得られないのならせめて、人間性を高めて、今より少しでもいいから誇れる自分になってこの婚活を終了できたらいいなと思う。

今回のお見合いで実は、すごく自分を改めないといけないなと思うことがあった。

前回の記事にも書いたとおり、お見合いをしたお相手には推しがいて、それが某アイドルグループだった。
おじさんがアイドルのオタクをしている⁈
気持ち悪い。
正直、最初に聞いた時はそう思った。

自分だってオバさんでアイドルのオタクしているのに。

お見合いの帰り道、友人にそのことをLINEしたら、
「そう思う感性が分からない。そんな女、あちらからお断りだよ」と。
あ、ほんとに断られたなわたし。

たぶんわたしは「世間体」とか「周りからの目」を気にしすぎなんだ。
わたしが思うオタクのイメージって、よくマンガやテレビに出てくるような、あの誇張されたやつ。
自分が持っている勝手なイメージで、その人のことを「嫌だ」とか「気持ち悪い」とか思ってしまった。
その心理ってなんなんだろう。

たぶんあの誇張されたイメージをその人に重ねて、相手を認めることができないのだ。
勝手なイメージでオタクを一括りにして、それは一般的にちょっと笑い者として描かれていたり、ちょっと揶揄されてたりするものだから、認められない。
周りの目がそうだから、認められない。
その人の本質も知らないのに。

わたしがオタクだからってそれだけで嫌だと言われたら、そんなのわたしの性格とか本質とは関係ない、と反論したい。

もうほんとに、こんな自分が大嫌いだ。

わたしにとって婚活は、ロクでもない自分を磨く場なのかもしれない。
きっとそうだ。
自分を嫌いなうちは結婚なんかできないし、そんな自分のまま結婚したくない。

相談所の契約は1年間だから、その間にわたし、自分の悪いところを直そう。


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