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39歳ガチ婚活(13):プロフィール写真と別人の男性が来たぞ。

またしても出会えなかった、11人目のお見合い。

この日はホテルではなく、まさかのポストの前が待ち合わせ場所だった。

初めて夜のお見合い。
夜だからといって食事をするわけでもなく、決まりどおりお茶。
気心知れた相手以外との食事が苦手なわたしとしては、本当にラクで良い。

えっと、、、
あのー、、

写真と全く違う男性が現れた。

プロフィール写真って、ほとんどの人がスタジオでプロに撮ってもらったものだと思うから、多少の修正はしてると思う。
わたしもそうだし。
誰しも写真よりはちょっとおじさん味が増していることを覚悟して行くようにしてるけど、さすがにやりすぎでしょうよという感じだった。
ちょ、待てよ。

初めから、もうこの先に繋がることはないなと意気消沈して、すぐ近くのコメダ珈琲にとぼとぼ入る。

日曜の夜にわざわざ外出したのだから、せめて美味しいものを飲もうと思って、でっっかいソフトクリームがのってるコーヒーを注文した。
今回は自分の飲んだものは自分で払うルールだったから、まじめなお見合いの場にはふさわしくないサイズだったけど、食べた。

盛り上がらない会話を45分くらいして、
「45分くらいって言われてるのでそろそろ行きましょう」と言われて終了。
当然ルールどおり自分の分は自分で払うつもりだったんだけど、ご馳走してくれた。

日曜の夜ごはんがわりになったでっかいソフトクリームだけが、その夜の救いだった。

時々考えることがあって、例えば、職場で仕事で助けてもらったり、一緒にプロジェクトをやっている時とかに、この人すごくいいなとキュンとすることがある。
でも、もしこの人が結婚相談所やアプリにいたら、たぶん見た目で弾いてしまうんだろうな、とか思うこともある。
でも、職場の人って写真だけを先に見ることはないわけだから、その人の仕事ぶりとか頼もしさを知ることで、好きになって、恋愛関係になることもある。
ちゃんと中身を知れる時間があれば、見た目がちょっとアレでも、その人の本質を好きになる。

そう考えると、どうしても「プロフィール写真」と「ステータス」と「自己紹介」を先に見なければいけない結婚相談所とかアプリって、難しい面もあるなと感じる。
うわべだけの情報を見た時点で、お見合いにすら進めないことがあるから。
本当は素敵な人なのかもしれないのに。

それならお見合いにつなげられるようにと、プロフィール写真を修正しすぎても今回みたいなことが起きる。
もちろん、逆も然り。

これまでわたしとお見合いした人たちに、
「写真と全く違う女が来た」とか思われてるかもしれないし。

果たして自分のプロフィール写真は大丈夫なのだろうかと、急に気になりだした夜だった。



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