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2023.4.2 知られざる日米同盟の生みの親

若くして亡くなった天才学者の遺言

1941年12月31日…。

「アメリカは、この戦争が終わったら日本と同盟を組む必要がある」

真珠湾攻撃から僅か3週間後のこと。

アメリカで行われていた学会では、怒号が飛び交っていました。

「そんな馬鹿げた提案があるか!」
「恥を知れ!」

会場にいた学者たちの怒りの矛先は、一人の男…。
彼は、自分の研究成果の発表を終えた後に、日米同盟の必要性を説きました。
この発言が物議を醸したのです。
それもそのはず。

世間では、卑怯な騙し討ちを行った日本に対し、
「リメンバー・パールハーバー」
という掛け声と共に、日米大戦に突入。
日本に対し、憎悪の感情がピークに達している時期でした。

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