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2023.1.6 核保有国に囲まれた日本

ここ数年、厳しい年が続いています。

2020年、新型コロナパンデミックが起こりました。

2021年も引き続き、パンデミックで大変でした。

2022年はウクライナ戦争が起こりました。

そのせいでエネルギー価格、食料品価格が上がり、世界的インフレになりました。

今年はどうでしょうか?

世界情勢を分析する者として、
「今年は穏やかな良い年になりそうです」
とは言えません。

世界的に見ると大きな懸念が三つあります。

一つは、“ウクライナ戦争で敗北しそうなプーチンが戦術核を使うこと”です。

その時、欧米はどう動くのでしょうか?

10月3日付のFNNプライムオンラインで、ホッジス元米陸軍欧州司令官は以下のように語っています。
「米国の反撃は核兵器ではないかもしれない。しかしそうであっても、極めて破壊的な攻撃になるだろう。例えばロシアの黒海艦隊を殲滅させるとか、クリミア半島のロシアの基地を破壊するようなことだ。」

黒海艦隊を殲滅させる主体は、ウクライナ軍ではなくNATO軍でしょう。

そうなると、ウクライナ対ロシアの戦争が、NATO対ロシアの戦争にエスカレートすることになります。

つまり、『第3次世界大戦』勃発です。
こう書いても、
「トンデモ系!」
と言われないほどに事態は緊迫しています。

二つ目の懸念は、中国による『台湾侵攻』です。

なぜこれが2番目かというと、ウクライナ戦争と違い、まだ起こっていないからです。

習近平はプーチンの運命を見ています。

“ウクライナに侵攻したプーチンの運命”を“台湾に侵攻する自分自身の運命”に重ねているのです。

三つ目の懸念は、弾道ミサイル発射実験を続ける『北朝鮮』です。

というわけで、今年の大きな懸念を三つ挙げると、
1.プーチンの戦術核使用
2.中国による台湾侵攻
3.北朝鮮
となります。

今年も緊張感のある年になりそうです。

日本はどうでしょうか?

残念ながら日本にも暗雲が漂っています。

岸田総理は、『防衛増税』を決め、中銀は『金利引上げ』に動いています。

これが、
『新型コロナ不況』
『ウクライナ戦争インフレ』
で疲弊した日本経済に大きな打撃を与えるのは必至です。

というわけで、新年から暗い話で申し訳ありません。

しかし、私は皆さんに事実を告げるしかありません。

では、どうすれば気持ちを明るく保つことができるのでしょうか。

私は暗い気持ちになると、意図して長期的に物事を見るようにします。

昔を振り返ると、
「今の方が断然良くなっている」
ということに気が付くのです。

私の両親が生まれた1930年代~1940年代、世界のほとんどは欧米列強の植民地でした。

世界は白人の天下で、その他の人種に対する差別は強烈でした。

今、植民地は消え、黒人と白人のハーフがアメリカ大統領になったり、イギリスの王子に嫁いだりしています。

世界は、より自由で平等で、豊かになっているのが事実なのです。

ですから、今の混乱期を乗り越えた人類は、今より良い世界を創り上げるでしょう。

もう一つ。

世界情勢や日本の情勢がどうあれ、私達自身が健康で幸せで豊かでいることはできます。

ここがとても重要なのです。

外の状況がどうあれ、
「自分ができることは何か?」
を考え、やっていく。

それが幸せと繁栄の秘密です。

世界情勢、日本情勢をみると、なかなか厳しいものがあります。

しかし、私達は力強く、この一年を乗り切っていきましょう!

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