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2022.1.7 2022年、日本が解決すべき3つの問題

新年明けましておめでとうございます。

昨年はコロナ禍の中、たくさんの方々にフォローして頂き、読者の皆様から共感のコメントまで頂いたりと、心より感謝申し上げます。

さて、本年最初の記事になりますが、毎年、
「日本には問題が山積み」
だと言われています。

山積みにもいろいろありますが、中でも
「最重要問題を三つ挙げろ!」
と言われたら、私は

①中国が尖閣を『我が国固有の領土で核心的利益』と主張し、露骨に奪いに来ていること

②25年間、GDPが全く成長していないこと

③少子高齢化問題と人口減少問題

を挙げるでしょう。

その中で今回は、『少子高齢化問題と人口減少問題』を記事として取り上げたいと思います。

厚生労働省の発表によると、2020年度の出生数は84万832人で過去最低。

死者数は137万2648人。

1年間で53万1816人も人口が減りました。

鳥取県の人口が55万人。

つまり、日本では一年間で“一つの県が消えるほど”人口が減っています。

これは大変な問題です。

(これについては、過去に『出生率を劇的に上げる方法』を記事にしています。)

ロシアはこの方法を使い、1999年1.16人だった出生率を1.75まで上げました。

その方法を知りたい方は、こちらをご一読下さい。

日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う

今日は、同じ『少子高齢化、人口減少問題』でも、別の問題について。

人口が減ると困るのは、“労働者が不足すること”でしょう。

それで、
「移民を大量に入れるしかない」
という話になっています。

私自身は、
「日本人がやりたがらない仕事は、安くこき使える外国人労働者、移民にやらせればいい」
という『差別的移民政策』に反対しています。

要するに『3K移民、3K外国人労働者の大量受け入れ』に反対しています。


こう言うと、
「では労働者不足はどうするのだ?」
という質問がきます。

私は、
「機械化、自動化、IT化、ロボット化、AIなどで対応すれば良い」
と主張します。

外国から安い労働力を入れると、“必要がない”ので、技術革新も止まってしまいます。

近所で見つけた成功例

私が海外の生活を見聞きした体験から、今の日本をよく観察していますが、
「どんどん良くなっている」
と感じています。

例えば、2018年、日本の公立小中学校のエアコン設置率は5割程度でした。

この年はとても暑く、熱中症でたくさんの人が亡くなりました。

その結果、
「公立学校にエアコンを取り付けろ!」
という声が大きくなりました。

そして今では、エアコン設置率が93%になっています。

他にも『働き方改革』。

私の知人や友人も
「残業がなくなった」
と喜んでいます。

会うにしても、
「18時30分に○○で」
と、約束ができるようになりました。

さらに、新型コロナ禍で『テレワーク』が普及しました。

その結果、毎日の通勤時間2時間が『自由時間』になったと知人は言います。

最近は、平日の昼間、小さな子供たちと散歩している“お父さん”を頻繁に見かけるようになりました。

日本は着実に変化しています。

さて、私がここ1年間で
「変わってきたな」
と感じることがあります。

それは、『レジの形態』です。

具体的には『セルフレジ』が一般的になってきました。

私の近所のスーパー3店は、2018年時点でセルフレジはありませんでした。

ところが、ここ1年で導入が進み、今では3店ともセルフレジが登場しました。

現状、普通のレジとセルフレジの両方がありますが、セルフレジの比重がどんどん高くなっています。

例えば、近所のスーパーに行くと、20台ぐらいのセルフレジマシーンがあり、店員一人がサポーターとして立っています。

つまり、年配の人などが使い方が分からない時に助けに入る。

セルフレジ導入で、そのスーパーは20人のレジ係を1人にすることに成功しています。

だからといって、そもそも人口減で労働者不足なので、従業員がリストラを恐れることもない。

新型コロナで外国人労働者を入れることが難しくなった。

一年経ったら、
「じゃあセルフレジにしよう」
ということになり、外国人労働者無しで回るようになったのです。

これが、
「機械化で、外国人労働者、移民無しでも問題を解決した例」
です。

そして、『労働者数減少問題の理想的解決法』になります。

いずれにしても、日本はゆっくり着実に良くなっています。

中国問題も、経済成長ゼロ問題も、少子化問題も、そのうち解決に向かうでしょう。

信じられない人は、昔のことを考えてみて下さい。

200年前、アメリカには黒人奴隷が存在していました。

ところが今は、黒人と白人のハーフが大統領になり、イギリスの王子と結婚することができます。

100年前、世界のほとんどの地域は欧米の植民地でした。

今、植民地はほとんど残っていません。

私が子供だった1980年代、先生による体罰は日常茶飯事。

でも、誰も問題だと思っていませんでした。

今と比較すると、どれだけ良くなったか。

そして、今日も世界は少しずつ良くなっています。

そういう希望をもって、新年を迎えましょう!


今年も皆様にとって、良い一年でありますように。

最後までお読み頂きまして、有り難うございました。

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