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ウェールズってどんなことろ?

皆さんはウェールズと聞くと何が思い浮かびますか?今回はウェールズで有名なもの、どんな場所か紹介したいと思います。

ウェールズの場所


ウェールズはイギリスの地図上で言うと北にスコットランド、その下がイングランド、イングランドから見て西にあるのがウェールズです。北アイルランドはイギリスの隣のアイルランドの上に位置します。日本だとこの四つの地域を含めてイギリスと呼んでいますがここに住み始めるとイギリスに住んでいると言うよりかはウェールズというある一種の国に住んでいると言う感じです。それでもウェールズの人はどこ出身?と聞かれると海外ではウェールズ出身と言うよりかはイギリスと答えるようです。そもそもウェールズと言ってもあまり認識してもらえないだとか。これは聞いた話の個人の経験ですが。日本は47都道府県から成り立っていますが都道府県とも違います。イメージ的にはイギリスと呼ばれる地域にイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという国があるという感じです。住む前はなんとなく地域というイメージでしたが住み始めてからもはや国、という印象が強いです。国民性、文化は全く異なり、また言語も一般的には英語ですがまだ本来の母国語も話されています。

ウェールズの言葉


ウェールズで話されているのは英語とウェールズ語です。街や国道の表記、広告も両方で書かれています。学校によってはウェールズ語で授業を受ける場所もあれば英語だけどもウェールズ語も必須科目となっているようです。割合的にはお年寄り、四十代くらいの方がウェールズ語で話しているようです。うちの職場にもウェールズ語を話すグループが時々来ます。一方、若者は知っているけど話さない、話せない、小さい頃から家族内で育った子はウェールズ語も堪能に話しているイメージです。夫の祖母はウェールズ語が堪能で週に一度クラスで教えているくらいです。需要はいまいちであってもウェールズ人としてきちんと学びたいという人が増えているようです。義理母も母から教わったこともあり普通の会話はできても使うことがなかったせいかまた再度最近学び始めています。私はウェールズがの挨拶をいくつか知っているくらいですがローカルのお店などで使うとかなり喜ばれます。ウェールズ語の音はかなり独特ですが個人的には素敵だなと思います。夫の義理父はジョークでthe most strangest language ともいうくらい文法も複雑なようです。

ウェールズってなにがある?


ウェールズにはたくさんの城や石碑のようなものがあります。私は歴史は少し弱いのですが歴史が好きな人はうってつけです。あとは自然にうんと恵まれています。そのおかげで絶滅危惧種も最近では数が増え、環境に対しての意識も高いかなと感じます。ウェールズにはたくさんの種類の鳥がも生息しています。夫もかなり詳しいので夫に出会ってからはより鳥に興味を持つようになりました。バードウォッチングでいう感じですかね。かなり楽しいですよ。
また至る所に牧場があり羊、牛、羊、牛!です。時々ポニーや馬ちゃんも。うちの近所にもいます、というか窓から牛ちゃんたちの会議がよく見えます笑 

St.Davids Cathedral ちなみに元職場です。

スポーツ

ウェールズと言ったらラグビーはかかせません。ラグビーマッチがあるたび街のパブは人でいっぱいです。フットボールも有名ですが夫の家族はアースナルファンで私も一緒に観ています。Proud of Tomiyasuさん!

食べ物


Leek and potato soup 
ウェールズと言えばLeek という日本の下仁田ネギのようなネギが有名でそれを使ったじゃがいもとのスープがとても美味しいです。カフェやレストランでは定番のスープかと思います。

カフェで食べたleek and potato soup チーズもついています。(Ve オプションあり)

カフェ情報 https://melintregwynt.co.uk


ここでは羊の毛を使ったウールの製品を作っているところを見ることもできます。もちろん製品も購入できますよ。他にもウェールズにはMillはありますがここのデザインは個人的に推しです。

Lamb cawl 
Lambと野菜を煮込んだシチュー(スープ)です。私はVeganなので味わったことがないですが香りが強いイメージがあります。田舎のことこと煮込んだスープったい感じです。

Welsh cake 
これはウェールズならスーパーでもカフェにもあるスコーンをそのまま平たくしたものです。いや説明が雑ですが本当にそんな感じですw
観光客やウェルシュケーキを知らない人にはそういつも説明しています。ケーキの生地にはレーズンやサルタナが入っていてさっぱりしていて美味しいです。口がパサつくので紅茶といただくのがおすすめです。ウェールズに来たら試して欲しいウェルシュケーキはカーディフにあるマーケットの中の老舗のお菓子屋さんなものです。色んな味もありますし、veganのもあります。
あとちゃとおしゃれなカフェが出している”Mamgu”のウェールシュケーキもおすすめです。カフェに行ってコーヒー紅茶を頼むとミニウェルシュケーキもついてきます。スナック系もカフェで食べられて結構美味しいです。ウェールズに来た際はぜひ。
Mamgu https://mamguwelshcakes.com

家でも時々作ります。コツは薄くして素早くひっくり返すのがコツです!

Bara brith
英語でバーブリフ、と発音します。これはフルーツケーキのようなもので紅茶を抽出したものが練り込んであって甘さ控えめです。よくバターと一緒に提供されます。

ウェールズで代表的な食べ物を紹介しましたがこれらをもちろん毎日食べているわけではありません笑 確かに日本の代表的な食べ物と比べたら少ないですが(夫の家族を例に)パスタ、スープ、カレー、野菜炒め、うどん、ハンバーグなど和洋中をローテして食べている気がします。パンも必ず家にありますがお米もよく食べます。カレーはイギリスでも有名で歴史を辿ると日本のカレーはイギリスから来たとか?ちょっと話が逸れますが”イギリス料理”は美味しくないという評判がありますがレストランやカフェをよく覗いてみると種類は豊富で美味しいものばかりです。多分ですが日本と比べたり、先入観なくそれとして食べたらそう不味いとは思わない気がしますがどうでしょう?笑

最後に


ウェールズに留学やワーホリを考えている人へ。人好き好きだとは思いますがなんとなくら都会から離れて田舎の暮らしをしてみたい、ウェールズ訛りの英語に慣れたい、文化を学びたい人にはもちろん最高だと思います。仕事探しはもちろん田舎だと職種が限られてしまうこともありますが田舎だからこそ巡り合えるものはたくさんあります。ローカル人しかいないからこそより自分にも興味を持ってもらえる、という点も面白い点だと思います。もちろんウェールズにも都市部はあるので都市に留学するのもいいと思います。仕事面で言うと日系企業はやはりロンドンに集まりがちなので日系企業でお仕事したいと言う方はウェールズだと難しいかもです。

また引き続きウェールズについて発信していていこうと思います、ではでは
Diolch! 

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