Sally

両親が後期高齢者となり『介護』と向き合うことになった『私』の物語です。 家で介護の合間…

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両親が後期高齢者となり『介護』と向き合うことになった『私』の物語です。 家で介護の合間を縫って出来る事がないか、前向きに考えながら暮らしています。 モットーは!辛いことは吐き出す!でも!前を向く『ポジティブ』さを忘れない。 …です♬

マガジン

  • 犬と老人と私

    後期高齢者になった両親と犬とのお話をこちらのマガジンに追加していきます。 時期などは前後しますが、少しずつ「私の経験」を綴っていけたらと思っています。

最近の記事

悔しくて涙声で訴えた『 介護 ✖ 不妊治療 ✖ 体調不良 』①

こんにちわ、Sallyです。 久々のnoteになっちゃった。もう11月に入って怒涛の日々でした。そして私はこれから病院です。 ✅ 10月末に実家に行くたびに喉が痛くなった 気管支が弱いので、風邪菌などがいると私すぐわかるんですよね。必死にうがいしました。でも父は11月は家にいて。とお願いしてからというもの、遊びに出る出るで、帰ってくるたびに菌を持ち帰る日々。私は母と犬の面倒をみながら様々な事務処理を行っていました。 ✅ 11月になってから体調がすぐれない 気を付けて

    • 昭和の男を上手にコントロールする方法

      こんにちわ、Sallyです。 さて、あなたのご両親は昭和生まれでしょうか。私の父はバリバリの昭和人間で、仕事一筋!家事なんてやりません系の昭和男子でした。 そんな『 昭和の男性の認識 』からまずは紐解いていくことが重要です。さて、順番に見ていきましょう。 01. 昭和男性の常識を知る✅ 残業代が出ない事が理解できない バブルを経験した昭和男性は、残業代が出ず『みなし残業手当』というものが理解できません。働いた分だけいっぱいお給料を貰えていたので、家事をする暇もなかった

      • 限界からの『頑張ったね』

        こんにちわ、Sallyです。どん底を経験し心が荒んでいた時、支えてくれていた旦那も壊れました。会社でも介護をしているようで(主に上の人間が責任を放棄するので全部処理しているそうです…)我が家は闇の中~ と、思ったんですけどね。 散々泣いて、経験者に話を聞いて貰って。 旦那が壊れて。あとは這い上がるだけです。 01. 這い上がる方法を考える 多くの人から言われたのは『 ひとりで抱え込まないで 』という事でした。 吐き出すことで、楽になれる。 それだけだった筈ですが

        • 死にたいと願った今日

          ボケた筈の母が、優しい言葉をくれる。 『つらいなら、少し横になりなさい』 その一言でまた、涙が出る。 誰も悪くない。 なんて優しい母だろう。 だけど、つのった父の自分勝手な欲望や思いやりのない行動によるストレスが、容赦なく私のこころを殺していく。 娘を犠牲にして遊びに行く父を 母の面倒をみない父を 都合の悪いことは言わない父を 娘がどうしても外せない用事があるから、と言っているのに、友達を優先する父を 私は見捨てたい でも、見捨てたら非難されるのは私で 私

        悔しくて涙声で訴えた『 介護 ✖ 不妊治療 ✖ 体調不良 』①

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        • 犬と老人と私
          15本

        記事

          『ボケ』の始まり、その兆候を知っておく

          おはようございます。Sallyです。 先日やたらと病んでいたので、呟いてみたんですが、きっと数か月後に自分でそれを見て、慰められることでしょう。 さて、今日は皆様にも知っておいてもらいたい 『 ボケの兆候 』 について記しておきます。 01. 「ボケ」と「痴呆症」と「アルツハイマー」 よくテレビの特集で見るのは「痴呆症」や「アルツハイマー」といった高齢者の病気の名前。 私も、そういった人間のひとりでした。 アルツハイマー病の特徴は。。。うんうん。まだ当てはまらない

          『ボケ』の始まり、その兆候を知っておく

          北国の書庫は寒い 今時期はモコモコした服を着込んでも寒くて頭がキンとする。 頭を冷やす為に来た ➡️本音は1人になりたい 何も解決しないと分かっていても 文章におこすと自らを振り返る事ができる 140字で区切る 感情と心も吐き出すことで区切る 割り切る寒さを知る

          北国の書庫は寒い 今時期はモコモコした服を着込んでも寒くて頭がキンとする。 頭を冷やす為に来た ➡️本音は1人になりたい 何も解決しないと分かっていても 文章におこすと自らを振り返る事ができる 140字で区切る 感情と心も吐き出すことで区切る 割り切る寒さを知る

          毎回毎回、いい加減にして💢 怒られて気付く。 旦那に愚痴っても仕方がない。 しっかりしなきゃ。 何やってんだ。 笑え、自分! そう思っても、頭がついていかない。 顔の筋肉もついてこない。 あぁ、これが… 笑えないっていう事か。 疲労と変わらないストレスと… 肩が重い。

          毎回毎回、いい加減にして💢 怒られて気付く。 旦那に愚痴っても仕方がない。 しっかりしなきゃ。 何やってんだ。 笑え、自分! そう思っても、頭がついていかない。 顔の筋肉もついてこない。 あぁ、これが… 笑えないっていう事か。 疲労と変わらないストレスと… 肩が重い。

          ✅たまに酷い不幸話が聞きたくなる ✅堂々と泣けるような話を読みたくなる ✅自分を犠牲にして頑張ってるんだ、と。認めてもらいたくなる ✅誰のせいでもないと、頭ではわかっていても、心が追いつかなくなる事がある □ 自分だけじゃないと理解してる 最後の□に、✔︎が付けられない日がある

          ✅たまに酷い不幸話が聞きたくなる ✅堂々と泣けるような話を読みたくなる ✅自分を犠牲にして頑張ってるんだ、と。認めてもらいたくなる ✅誰のせいでもないと、頭ではわかっていても、心が追いつかなくなる事がある □ 自分だけじゃないと理解してる 最後の□に、✔︎が付けられない日がある

          高齢者と税金滞納問題について

          どうも!Sallyです。 いや~noteの更新サボってたんかいって言う感じですけど、大変だったんです… 今回はリアルタイムの税金滞納問題です。(笑) 01.税金滞納と督促料 税金の滞納ってしたことあります? 私、絶対忘れるし、督促料とか払うの馬鹿らしいので、毎回貯めておいて一括で支払うタイプなんですが、支払った後の虚無感ってないですよね… 一生懸命働いて、国に納付… 税金ほど悲しいものはない。だって、それなりの社会福祉やケアをヨーロッパに比べたら全然受けてないんだも

          高齢者と税金滞納問題について

          父の「迷言」に笑ってしまった日

          こんにちわ、Sallyです。 家を建て替える時、二世帯住宅にしました。介護も見込んでバリアフリーにし、1階と2階で水場もきちんと分け、生活はそれぞれで行えるように、玄関だけ一緒にしました。 あれから数年… 「部屋に大きな違い」が表れて来ました。 ● 父の部屋は犬のおかげでスッキリ 父の部屋は元々、東側の2階だったので、東側の1階の部屋にしました。 そんなにこだわりもないし、とりあえず旦那と相談して、小ぶりのクローゼットを2か所、あとは壁紙を1部ちょっとおしゃれにして

          父の「迷言」に笑ってしまった日

          悪気がない、悪意がない。それが怖い。

          こんにちわ、Sallyです。月曜に事件が起こりました。 というか、前々から起こっていたことなので、凄く気を付けていたんですがやっぱり駄目だった事件です。 01*事件の背景と登場人物【登場人物】  犬:やんちゃ盛りの2歳  母:注意力散漫の後期高齢者、ボケの傾向アリで検査順番待ち中  父:後期高齢者だけど母より若い。自分の欲求が一番  私:苦労してる娘。こうなることを予期して二世帯住宅で暮らす 【 事件の背景 】 父が麻雀に行った。私は投薬治療中で体調悪し。犬の

          悪気がない、悪意がない。それが怖い。

          母とお金とATM②

          こんにちわ、Sallyです。 今回は母シリーズのガッツリ疲れた初期時のお話の続きです。 01 怪しい手紙が届くことが増えた ​母が75歳を過ぎたあたりから、怪しい手紙が届くようになっていた。 始めは私も気づかない。ポストが別だし、放置されてる封筒を見付けて「これどうしたの?」と聞かないと発覚が遅れる。この当時はそこまで「ボケ」に対して私の警戒心がなかったので… というか。自分の不妊治療でいっぱいいっぱいだったし、何よりも母がボケてきていると認めたくない自分がいたんだ

          母とお金とATM②

          コロナを忘れた高齢者

          こんにちわ、Sallyです。緊急事態宣言が終わり『気が緩みまくった人々が列をなす映像』を見ながら、あぁ恐ろしい… そう感じてしまうのは私だけだったようです。 高齢者代表『 父 』の飽きれた行動我が家の高齢者代表『父』もまた、アホを通り越してストレスを私に与えるのが上手です。解除されたばかりで浮かれまくり、意識の低い人たちが一気に流れ込むこの時期こそが、コロナの恐怖再びになるだろうと、簡単に想像がつくだろうに… ① 日曜、朝からパークゴルフ 帰宅した父の感想『 初めて行っ

          コロナを忘れた高齢者

          母とお金とATM①

          こんにちわ、Sallyです。何について書いたか、書きたいことがあふれているので(笑)トップの写真を母は教会の花。父は海にしています。まぁどうでもいいのですが。 今回、初めてタイトルに①と付けました。 誰もが気を付けなければならない、高齢者のお金問題だからこそ、きちんと書いておこうと思ったのです。私の経験が誰かの未来に役立つことを祈って、小さなことから記していきます。 01. お金に対する『 認識 』が変わったと、感じた瞬間。 母は、お金の管理に関して厳しい人だった。へ

          母とお金とATM①

          父が本日、激オコです。

          午前中はとても機嫌が良かった。 午後も犬の散歩に行き、普通だった。 そのあとも、犬を撫でながらテレビを母とみていた。 なんて平和な一日… だと、思ってたんですが、事件は起こる。 これが、高齢者の脅威。 ● 犬が気付いた父の機嫌我が家には今、犬が2匹いる。日中は老人たちが愛でているので実家の方に基本は預けているんですが、1匹がまだ2歳のヤンチャ盛り… まぁ色々と問題を起こすので、気が気じゃない。 さて、そんな犬の話は今回は置いておいて。 父である。 発端は

          父が本日、激オコです。

          扉を閉める、ということ。

          今日は朝から父がご機嫌。 なぜなら昨日、私が病院の予約を取ったから。そう、認知症外来の予約をやっととり、母が病院に行く手立てが出来たのです。 まぁその経過などはおいおい語るとして。 ずっと病院に連れて行きたがっていた父からしたら、まぁご機嫌にもなるでしょう。 苦しんでいるのは、娘だけじゃないんです。 配偶者も同じなんです。 ただ、それまでの間、悪化するかもしれないし 言い方も気を付けなければならない。 当面の問題は…「扉を閉める」ことが中途半端。 いつか、車

          扉を閉める、ということ。