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昭和の男を上手にコントロールする方法

こんにちわ、Sallyです。

さて、あなたのご両親は昭和生まれでしょうか。私の父はバリバリの昭和人間で、仕事一筋!家事なんてやりません系の昭和男子でした。

そんな『 昭和の男性の認識 』からまずは紐解いていくことが重要です。さて、順番に見ていきましょう。

01. 昭和男性の常識を知る

残業代が出ない事が理解できない

バブルを経験した昭和男性は、残業代が出ず『みなし残業手当』というものが理解できません。働いた分だけいっぱいお給料を貰えていたので、家事をする暇もなかったし、稼いでくるから女性も文句を言えませんでした。


テレワークは休日だと思っている

このコロナ禍で、テレワークが増えたかと思いますが「 家で仕事をする 」ということが理解できません。よって、家にいると休みだと思って色々と話しかけてきたり、犬の面倒みておいてくれ、なんてことが発生します。

なぜなら、家で仕事をするということが理解できないのです。

ここでイラッとしたら負けです。

ゴミの分別方法が分かっているようでわかっていない

燃えるゴミを『有料のゴミ袋』に入れること。

プラは、普通の袋でいい。

ビンや缶も、普通の袋でいい。

ここまでは理解しているのですが、問題はこのふたつです。

粗大ごみ燃えないゴミの違い。

これは地域の差もありますが、粗大ごみはシールを貼って出す位は理解しているようですが、「燃えないゴミ」を『 有料のゴミ袋 』に入れることを理解していなかったのです。


02. 事件のはじまり

 母がため込んでいた「プラケース」を捨てることになった。プラケースは、なかなか大きいので、そのまま出すなら「 粗大ゴミ 」なんですが、袋に入るサイズまで切って出せば、うちの地域では「 燃えないゴミ 」として出せるのです。

そこで、父に言いました。もし可能なら、分解して、燃えないゴミで出したらどうだろうか。40ℓの袋になら入ると思うんだけど。と。

✅ 私が言ったのは、この2点。『 燃えないゴミ 』として 『 40ℓのゴミ袋 』に分解して入れて捨てる。

これで理解すると思った私が悪かったんですが…。

嫌な予感とは的中するわけです。


03. 理解していなかった『 燃えないゴミ 』

 前日になり、色々と事件が起こりました。まぁこれは別件なので、いつか書こうと思いますが、どんよりとした☁空。

私はふと、父に聞いたのです。

『 明日、燃えないゴミの日だけど大丈夫? ちゃんと40ℓのゴミ袋かった? 』

父は言いました。

「 ゴミ袋買わなくてもいいだろ、プラと同じやつに入れたぞ 」

プラと同じやつ = 有料のゴミ袋じゃない

はい、間違えてますね。

違うよ~と言うと、慌ててゴミの分別方法が書かれた紙を見ながら止まる。

『とりあえずね、燃えないゴミは有料のゴミ袋に入れないといけないの。で、電池とかは別の透明な袋に入れて、傍におくんだよ』

・・・・。

無言の父。そして、さとった私。

このまま放置したら、ゴミが捨てられずにまた1カ月溜まっていく


04. 昭和の男を動かす方法

さて、昭和でバリバリ働いていた、家事に向かない男性にどうやったら動いて貰えると思いますか?

簡単です。一緒にやればいいのです。それも、プライドを傷つけないように誘導するのです。

まず、今回の問題は2つ。

40ℓの有料ゴミ袋が家にない。ゴミの日は明日。
② 有料ゴミ袋に入る大きさに分解したのか不明入れ直しが必要。

有料ゴミ袋については、私が買いに行くとアピール

まず、小雨が降ってこようがなんだろうが、ゴミ袋がないとゴミは棄てられません。

2つ問題がある中で、両方やれというのはNGです。

そのため、まず直ぐに私は両親のもとに行き、大きな声で言いました。

『 私、40ℓのゴミ袋買ってくるね!』

この一言を、極めて明るく、進んでやるぜ~感を見せつつ、文句を言わずにさっさと動く。

購入後、実家に戻りすぐにゴミ袋を渡す

昭和の男性は、仕事をてきぱきする人が好きです。そう、残業になるほど忙しい時間を過ごしてきた彼らは、どうやらテンポ良く進めることで、じゃあ次は自分が!と、自然に体が動くようです。(※ 個人差があります)

結果として…

『入るかな~どれ~』

と、父は腰をあげてゴミ袋を広げ、何も言わずにゴミ処理に向かいました。

ほら、スマートに終わった。(笑)

✅ これは、自分の仕事。『 出来ることに責任感を持たせる 』ことが重要。

なんでも代わりにやるのはNGなので、進んで出来ることをしてもらうことで物事がスムーズに進みます。余計なひとことは不要変な指示もNG

昭和の男のプライドに触るようなことをせず、全部やらせるのもNG。本来であれば両方やってもらいたいところだろうが、ひとつ代わりに片付けることで、自ら進んでやってくれるように仕向けるのが一番効果的なのです。


05. さり気なく褒める。

最後はさりげなく褒めてしめるのが一番です。

NGワードは「やれば出来るじゃない」です。上から目線の誉め言葉は絶対に駄目です。

正解は…「 ありがとう、助かったわ。流石だね!」です。感謝の気持ちと、敬い、そして持ち上げるような短い言葉が効果的なようです。


さて、昭和の男性は頑固になっていることも多々あります。が、このようにさりげなく動ける「出来る男」だということを念頭におき、上手に付き合っていくことが、「介護の負担を減らす」第一歩となります(笑)


さぁ、明るく頑張っていこう!

日々、親との関わり方で悩んでいます。割り切る力になるように。いつか私の経験が誰かの救いになるように、noteに投稿始めました。