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『ボケ』の始まり、その兆候を知っておく

おはようございます。Sallyです。

先日やたらと病んでいたので、呟いてみたんですが、きっと数か月後に自分でそれを見て、慰められることでしょう。

さて、今日は皆様にも知っておいてもらいたい 『 ボケの兆候 』 について記しておきます。


01. 「ボケ」と「痴呆症」と「アルツハイマー」


よくテレビの特集で見るのは「痴呆症」や「アルツハイマー」といった高齢者の病気の名前。

私も、そういった人間のひとりでした。

アルツハイマー病の特徴は。。。うんうん。まだ当てはまらないな。

痴呆症。。。 ボケと何が違うんだろう?

母が75歳を過ぎた頃はまだしっかりしていたものです。高齢者パスを安く買えて喜んでいたり、それでも公共機関を使わずに黙々と歩いていたり。歩けなくなったらもうダメよ、だから私は歩くの。なんて言っていたり。

あぁ、後期高齢者になっても元気なものだなと感じていたものです。

じゃあ。いつ、歯車が壊れ始めたのか。

未だに母の病名は分からないけれど(病院は予約済みです)もう駄目なんだなって思ったキッカケとなったのは何だったのか。

それを今、思い返すと始まりは「」だった。


02. 兆候は「嘘」や「ごまかし」


76歳を過ぎた頃だろうか、母は自分に都合が悪くなると『 嘘 』をつくようになった。そんなことをする必要がないのに、『 ごまかしたり 』して自分の行為がばれないように嘘をつくのだ。

はじめは、あまり気にしていなかった。

後に大事件を引き起こすことになりますが、この時から始まった『 』を私達家族は『 敢えて見落としていた 』のだ。

しっかりしていた母が、ボケる筈がない。

思いはひとつだった。


03. 『 我儘 』を言うようになり、自分優先生活に


続いて出てきたのは、『 我儘(わがまま) 』だ。本当に小さな、小さな我儘。高齢化すると幼くなっていくと聞いていたので、まぁ仕方ない範囲だと思っていた。

簡単に言えば、欲求に素直になるのだ。

✅ 自分の思い通りにならないと不機嫌になる

✅ やりたい事が出来ないと、嘘を言ってごまかして自分の欲求が通るようにする

✅ それでも欲求が通らなければ、話し合いも何も無視して実行してしまう

下記のことを心に留めて置いて欲しい

人の退化、ということだろうか。幼児化して、高齢者は退化していくのだ。私は今、この事象を『高齢者の退化論』として頭においている。そうすることで諦めよう、割り切ろうとしているのだが、他人がそうなっていくときは優しく見つめられても、自分の実の親だと『かなりの心の葛藤』が芽生える。それが『 肉親の情 』 だ。

誰にでも起こり得る、一つ目の『 ターニングポイント 』だ。これを乗り越えられない人が、高齢者虐待、心中、ストレス、鬱、パニック障害などを引き起こすんだろうと…今なら容易にわかる。

そして、この『 ターニングポイント 』を見逃すと、我が家のようになる。まだ一歩手前だが、多くの酷い状況に陥った家族を私は知っているし、見てきたのだ。


04. 危険な兆候が見えている『 今 』


そして今、私はまた『 新たなターニングポイント 』 に差し掛かっている。なぜ母の話なのに、写真が海なのか。そう、父である。最近の父に見られる行動が、デジャヴのように重なるのだ。

✅ 76歳を過ぎた頃である

✅ 嘘をついて外出するようになった

✅ 自分の欲求を抑えられない

✅ 自分中心の考え方をするようになった

✅ 我慢することができない

✅ 怒りっぽくなってきた


これはたまたまだが、母の病院(物忘れ外来)の予約を取る際に、父と一緒なら行くといったことがあり、来月予約出来た病院に父も連れて行くのだ。

一緒に検査を受けてもらう、このことが「幸運」となることを私は願いたい。

全ては、早期発見が大事なのだ。

私達素人に、家族としての情がある限り正しい判断は出来ない。

痴呆なのか、アルツハイマーなのか、ボケなのか。物忘れなのか…


私は一度逸した「ターニングポイント」を再び逃すような真似はしたくない。どうか、この記事をふと見た人も「他人事」だとは思わず、高齢の家族がいるなら、一度、あってみて欲しいです。


日々、親との関わり方で悩んでいます。割り切る力になるように。いつか私の経験が誰かの救いになるように、noteに投稿始めました。