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文系出身でシステムエンジニアを5年やってみてよかったこと

もう少しで社会人になって丸5年経ちます。はやいっ…!(汗
現在はQAエンジニア(システムの品質保証担当エンジニア)
として働いていますが、
もともと文系出身で、プログラミングどころか、
PCすらまともに使いこなせていないような人間でした。

が、IT業界で5年も過ごせちゃいました(いい意味でw

そこで、この5年通してSEやっててよかったな、と思うことを
自分の整理も兼ねて、つらつら書いていきたいと思います。

■サクッと経歴
文系出身(プログラミングのプの字もない生活をしていました笑)

Web系開発エンジニアとして3年

QAエンジニアとして2年弱

1. ブラインドタッチできるようになった

1日8時間ほぼずーーーっとPC触ってるので、当然といえば当然ですが。
シンプルにキーボードの位置覚えて、ブラインドでもできるようになったというだけです。w
これはSEじゃなくてもできるようになる職種もあると思いますが、
特にSEはPC触っている時間長いので、
PCをあまり触ったことない人、
例えば、何もしてないのに半角カタカナしか入力できなくなった(泣)
なんで??(私ですw)
って人でもできるようになります!

2. システムの構造がわかるようになった

よくエンジニア同士の会話で、
「言語何使ってる?」
みたいな会話があると思います。
(IT系以外の人はなんのこっちゃだと思いますが笑)

言語自体は数多くの種類があります。
全部習得しようと思ったらかなーーり大変ですが(笑)
実は、一つの言語で一通り開発すると、
他の言語でもある程度分かるようになるので、
結構応用の利く世界なんです。

私はWeb系(noteのようなWebサイトページ)の開発をやっていたので、
書ける言語は、PHPとHTML,CSSといった言語だけです。

ですが、他の言語でできているシステム、
そもそもなんの言語で書かれているかすら分からないシステム、
Webページに限らずスマホのアプリでも、
大枠の構造は同じなので、
今DBにデータ登録してるかな、とか、確認ダイアログ出してるね
とか分かるようになるんですよね。

システムの中身は、ざっくり言うと2種類あります。

フロントエンド:使う人に見えてるところ
バックエンド:使う人には見えてないところでいろいろ処理してるところ

さっきの「言語」の話は、上を何を使って作っているか、という話です。

ここさえ分かっていれば、どんなシステムに対しても、
構造がなんとなく分かるようになってきます。
身近なところで発見があり、面白い世界です!

3. 効率化を前提に仕事できるようになった

プログラミングにおいて大事なことは、

・やりたいことを実現できて
・コードを最小限に
・バグがない

この要素だと思います。
やりたいことができていても、
コードに無駄が多かったり(e.g. 繰り返しの処理をその回数分書く)
バグ(e.g. 想定していない値が書き換わる)
があってはいけません。

いかに効率よくコードを構成するかが、エンジニアの技量です。

この考え方は、プログラミング以外の部分でも活きます。

例えば、定期的に発生する作業で、
この作業別のタイミングでもやってない?
これ別の担当者がやった方がついでにできるし良くない?
ドキュメントなどでは、
別々のページに同じこと書いてあるから、1箇所にしちゃおう
などなど・・

いかに手間を少なくして効率良くするか

を前提に考える思考を身に付けることができました。
この考えを元に、仕事上でも業務効率化の提案したりしています。

4. 変化に対する適応力がついた

IT業界は特にだと思いますが、本当に変化の早い業界です。
新しい開発技術やサービスなどがどんどん出てきて、
全ての情報に追いつくのは困難なくらいです。笑

変化は起こるもの、という前提で仕事をしていくので、
可能な限り変化に対応できるように構造を考えます。

変わることに対しても抵抗がなく、
そっちの方がメリット多くて、効率良いならそうしましょう!
と考えます。
ときどき、その変化によって自分の作ったものが、
使われなくなったりすることもありますが、それも受け止めています。

私自身が所属している会社も、変化し続ける会社で、
しょっちゅう部署の名前が変わったりします。
常に見直して変えていくことは、
労力かかりますし大変なことだと思うので、
経営陣も先を見通して変化し続けているんだなと思っています。

まとめ

1. ブラインドタッチできるようになった
2. システムの構造がわかるようになった
3. 効率化を前提に仕事できるようになった
4. 変化に対する適応力がついた

SEとして良かったこと、振り返ってみるといろいろとありました。
単純にプログラミング知識がつく、というのもありますが、
仕事自体に応用利く部分も多く、
もし他の職業になったとしても生かせる能力だと思っています。

私がそうだったように、
IT初心者がSEとして働くことは全く問題なく可能ですし、
初心者だからこそ得られるものも多いのではないかと思っています。
就活生や転職を考えている方に参考になったら幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

salar

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