ずっとキミと居るよ

夕日に背を向けた坂道 ひとりぼっちと呟いて
当然の真意に俯く キミの頰に光る泪
充分だよ 頑張ってきたんだから この道をくだろう

下に着いたときには空を見よう
さっきより ちょいと空が高くなった気がしないかい
息を殺し続けることは けして続かないから
ボクなら居るよ ずっとキミと居るよ

悲しき別れに出会っても またそれの繰り返しだと
あのバス停を目印にし 夕日を後ろに置いたまま
この影には未来は映らないけど 伸びてくキミの影

バス停の時刻表に指添えて
もう来ない この場所の密かな空気を飲み込んだら
変わっていくキミの姿は どこかで風に吹かれ
笑って居るよ ずっとボクが居るよ

失敗(しくじ)ることだってあるけど
間違えることだってあるけど
それもキミの足跡に成ればいいと願う
だから ボクは止まずキミを抱きしめたい
苦しくなったら泣いてもいい バスに揺れながらも

誰にも何も告げず旅に出よう
あたらしい空気を吸いにキミの知らない都会へと
人混みに隠れて暮らして それでも生き抜くから
やさしく吹くよ ずっとボクは居るよ
キミは頑張りすぎる癖があるから
ボクなら吹くよ ずっとキミと居るよ

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