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\ 図書館の福袋を借りてみた /

こんにちは。1月4日に新年最初の図書館へ本の返却にいってまいりました。するとカウンターの横にどっさりと中身が見えない紙の福袋がある!わーいドキドキワクワク。様々なテーマの中から娘と一つずつ借りてみました。今日はそのレポートです。

📖大人向け一般書

いよいよ開幕冬のオリンピック

私が時期もぴったりだ!と手にしたのは『いよいよ開幕冬のオリンピック』と記載された紙袋。
貸し出し処理も袋ごとする工夫がされていました。
ワクワクしながら開けると入っていたのは羽生結弦さんと葛西紀明さんの本、さらにカーリングに関する本でした。今回この3冊を読めて良かったです。

『夢を生きる』 羽生結弦
これまで画面を通して拝見してきた羽生選手。震災を乗り越えトップで居続ける姿は大会期間中目にするけれど、考えは知らないことばかりでした。
本を読むと常に感謝を忘れず、心と体のコンデションを試合に合わせる様子が伝わってきました。

こちらは平昌オリンピックまでのお話ゆえ、お試し登録中のサブスクマガジンサイトにてスケート雑誌を探して今の羽生選手のインタビューに目を通しました。飛びたいジャンプへの強い気持ちが揺るぎなくそこにあり胸が熱くなりました。

『不屈の翼』カミカゼ葛西紀明のジャンプ人生
岡崎敏/著

史上最多計8回もの冬期五輪に出場している葛西紀明さん。『不屈の翼』は2014年に北海道のスポーツライターの方が丁寧に取材し書かれ出版されています。ジャンプに出会った無邪気な幼いころから活躍されるまで選手をそばで見守る気持ちで読ませていただきました。これほどまでに長期間出場されている理由が少しだけわかった気がしています。

『新みんなのカーリング』日本カーリング協会

真ん中に近いところに置けばいいと単純に思っていたこれまでの私が恥ずかしい。まず驚いたのがカーリングのシートという1つのレーンの大きさ。なんと約45m!中継を見ると25mプールくらいに感じていました。作戦も図入りでよくわかりました。カーリングがもっと身近になる一冊です。

📖こどもふくぶくろ

関西弁でよんでみよう!

娘が手にしたのは関西弁の絵本福袋。
読んだことがない!面白いと大喜びでした。

『すっきゃわん!』エド・ボクソール/作絵 長谷川義史/訳

犬のスクートの“飼い主サリーと一緒にいる喜び”があふれている優しい作品。すっきゃわん!と訳したのはこちらでご紹介したことのある長谷川義史さん。
読み終え、すっきゃわん!と声に出してにっこり顔の娘が物語る幸せ絵本でした。


『ええことするのは、ええもんや!』くすのきしげのり/作 福田岩緒/絵

夏、頬に光るのは汗。
人のためにええことをする僕達の純粋な気持ちが伝わりこちらも笑顔になりました。私のお気に入りは途中ハットするカット割り。そのアングル!と驚きました。ええもんやの親切の輪が広がりますように。


『ヤカンのおかんとフトンのおとん』サトシン/作 赤川 明/絵

あぁ私もヤカンのようについカッとしてしまうなあと反省しながらも、パワーある展開に楽しく読ませていただきました。愉快な家族のお話です。お父さんの読み聞かせにもいい作品です。


最近福袋は洋服などは事前にある程度公開されていたりネット注文できる時代になりました。
そんな今、中身がわからない福袋に遭遇した1月4日。図書館の福袋を次女とわいわい開封して感じたのは“福袋って手にした瞬間から開ける体験込みで福袋”なんだなということ。

読み終えて思わず「おもしろかったね!」と声に出した私たち。読むことだけじゃない楽しみも含めた感想となりました。

そんなご縁と図書館スタッフの皆様に感謝を込めて。





お読みいただきありがとうございました。

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