見出し画像

003.1on1について

目から鱗

「目から鱗」を心から思ったのは、久しぶり。
しかし、関係ないが、現代は、目から鱗は、逆なんじゃない?と勉強しなかった私は(近視になるほど字を目で読んでない)目からコンタクトレンズが落ちる光景が目に浮かぶ。
目だらけだな。
将来は、耳と脳で物事を学ぶ時代が来るんじゃない?とSFチックに想像してます。

産業カウンセラー資格を勉強した理由
職場環境
必要性を体感した

産業カウンセラー資格を勉強した理由

たまたま、一番古い友人が自死した。最後に話したのは、私かもしれない。アルコール依存症だと本人から聞いていた。私は、その頃、知識がなくて鬱は励ましてはいけない。頑張れと言うな。それくらいで、その頃の日常には関係なかった。「来週から職場復帰することになった」と言った友人。その1週間くらい前に「助けて欲しい。そばにいて欲しい。」と電話で言われていた。でも、何をしていいか分からなかった。「頑張れ」だけは言わなかったが、それに準ずる言葉は掛けたのかもしれない。友人が亡くなったことは事実で、何を言ったのか記憶は定かではない。
しかし、最後に掛けた言葉は、「また顔を見に行くから」だった。
その顔は、目を永遠に開けることなく、静かに眠る白い綺麗な肌で、穏やかな顔だった。首に薄っすら薄い跡があった。
知らせを聞いたとき、口から胃が飛び出すんじゃないかと思うくらいの、得体の知らない震える気持ちに初めてなった。

友人に、何があったのだろう
友人は、何故その決断をしなくてはいけなかったのか
私は、何故助けられなかったのだろうか
私は、その時何をすればよかったのだろうか
その気持ちは、うわべで
本当は、私が救われたかったことに、のちに気が付いた。

勉強して良かったし、これから先も、その感情は動くかもしれない。

と、ありがちな悲しい体験が始まり。

なんだ!ドラマのような、職場のストレス

その頃に、入社した会社は、ストレスで休職している人がいたり、目が死んでいる感じの人が居る職場だった。冷静に見ていて、私は続けられないかもしれないと思ったが、生活の為に我慢を選択した。

入社して4か月して社長が急死。事務の先輩社員は、正社員2名が半年以内に退職し、先輩は、パート職員のみ。課長は、逃げるように体調不良で休職。
何故か、頑張る立場に立つ私。
ストレスからの休職。ストレスは、各々違う原因があって、同じではない。だとすると、対策という答えは出ないんじゃない?が私の感想。
パソコンをそこそこ使えて、経理勉強して、給料計算、行政への書類作成…ほぼ習得し、システム勉強!と思って大学が開催していたパソコン教室に行ったときに、心理学が学べることを知って、そのまま申し込み、心理学の聴講が始まった。その時に相談した先生から、
カウンセラーはたくさんの分野があり、自分の分野のカウンセラー資格を取得すればいい。
と指導を受けて、私の人生は、オフロードな人生の入り口に立った。

たくさんの見聞が私を導いたと言えば、美しいが、貪欲な私の気持ちを満たすには、この道しかなかったのかもしれない。資格取得後に、会社内の組織編制が変わり、退職し以後、このカウンセリング魅了された私は、全ては経験からしか得られない!というほぼ偏った信念で、今に至る。

転職を天職につなげる

その当時、いえ・・・今もそうだけど、転職を繰り返すことで、就職にはマイナスのイメージが付きまとう。「どうせ辞めるんでしょ」と言われる。
学んだのは、面接は忠誠を伝える場所で、自分を紹介すると、即却下。
「こんな私ですが、働けますか?」に対して「そんな貴方は必要ありません」と返ってくる。「貴方は何故、社長にならないのですか?」と言われたことがある。「明確なビジョンが無いからです」受かるわけない。その場で不採用。
採用される職場は、過渡期で大変なところばかりで、体力が無くなると耐えられないような場所。もうそれば、居場所ではない。業務改善を求められ改善すると、現在の社員に嫌われる。黙ってしても結果が出たら先輩たちは腹立たしい。経営者は、わかっているのか分からないのか分からない。なので、ミラクルでヤバい職場に就く。友人からは、笑われるが、こっちは精神すり減らし、尽くしてヘロヘロ。
静かに、過ごすとアンテナ感度のいい「ゴマすり」社員に攻撃される。じきに、立ってるだけで自信のオーラが・・・と言われ、今は「サラリーマンに何故なりたい?」と言われる。「能ある鷹は爪隠す」というけど、それじゃ能が無いのと一緒だよ。と批判される始末。私は、普通の鷹です。猫じゃないんだからと悲しい気持ちになる。
転職する理由は、改めて考えると、生理的に受付けないという理由は微妙ですが、ただ人間関係ではなく、業務が正しくされていれば、人間関係は二の次ではないかと考えます。
1on1で業務が改善し、気持ちに変化が生じるならば、退職の理由は、人間関係ではなくて、仕事の質になる。
カウンセラーの勉強を始めた頃に私は、仕事のミスはシステムエラーでヒューマンエラーではない。という考えが正しいことになる。私が在職している時は、退職者が居ない。私の退職と同時にそれ以前のような、人の入れ替わりが始まる。私は、常に作業フローの改善に力を入れてきたから。
ちょっと、うれしい。

サラリーマン諦める

最後の職業訓練校(介護職の初任者研修)で一回り上の責任者から「キャリアカウンセリングをしてあげよう。私は、あなたより経験があるから」と言われ、してくれたが、転職をし過ぎている事への批判、広範囲に勉強し過ぎていて何がしたいのか分からないと注意された。
(もちろん、何がしたいのか聞かれる前に言われた)
そこを修了後、小さな介護施設に人が足りないことと、職場環境を改善したいという話で、就職するも昨年の事故で足腰の調子が不安定だったのが完全に狂い、止む無く退職。
私は、何もできないというレッテルを貼られた。確かに介護職は初めてなので、仕方ないが、私も色々感じる所があり、雇われることに 諦めの覚悟ができた。
世の中、ズルい方が生きやすいではないか!不況はそこから来てるのでは?その生き方間違ってない?

これからの時代は、過去が参考にならないと、色々と耳にしますが、確かにそうかも。

そこは、君の居る場所なのか?

そこは、君の居る場所なのか?そう問われたことがある。

以前、若者の就労支援の業務をしていた。求めるものはデータだった。仕方ないが、数字的な結果を調整する必要がありその上、支援する人のスキルが低いため、相談者に問題ありと評価されたりしていた。それが現状で、窓口のこっち側とあっち側で求めるものに差が開いている。

私は、素人ではあるが、問題があれば、深く掘り下げて知識を付け、経験に挑む私の面倒な性格。繰り返しても、資格が無ければ素人と言われる福祉業界。資格はあるが、掘り下げが無い人は、玄人である。
腑に落ちない。職場では、考え方が認められず、職場を害す存在として扱われ、不当な指示や残業や休憩を与えられないなど、涙がこぼれそうな扱いを散々受けてきた。

そもそも、その業務での問題解決は、本人が望む仕事に就くことである。その前に、その仕事に就く準備が出来ているかが大切である。資格、経験、心、身体、住環境等色々な条件がある、